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Nstockが『金融事業』で創る未来と、1人目のエンジニア募集!

こんにちは、さとじゅんです!

Nstockで金融事業を立ち上げるべく、プロダクトマネージャーとして日々奔走しています。

Nstockでは昨年末に会社の採用資料を公開しまして、会社としての想いや考えていることを発信してきました。

それでも大多数の方はNstockについて
「ストックオプション(以下SO)のSaaSやるんでしょ?」と思っている方が多いのではないかと思います。

実は、、、それだけじゃないんです!
金融事業」もあるんです!SaaSとFintechの会社なのです!!

そして、これはとても大事なことなのですが、、、、

Nstockは金融事業もすごいんです!

金融事業は数年後の収益の柱になる(と計画している)事業で、ポテンシャルおばけなのです!!

ということで、、、
これから「Nstockの金融事業すごいんだよ、こんな課題を解決していきたいよ」ということを書いていこうと思います!


金融事業で解決したい課題

まずはこのスライドを見てください。

※Nstock 採用資料の28ページ

Nstockの金融事業において解決したい課題は
スタートアップで働く人たち特有のお金の悩み」です。

図の通り、4つの観点で考えていることがあるのでそれぞれ説明していきます。

1. 未上場スタートアップだとお金が借りられない

金融システムが発達した日本で、お金を借りるということは難しくないと思っている人は多いかもしれません。しかし、スタートアップに目を向けると必ずしもそうではなく、適切な与信が付与できていない場面があります。

例えばIPO前のスタートアップの経営者が個人的な理由で金融機関からお金を借りようとしても、信用情報をてこに借り入れを行うにはハードルがあります

そもそも会社が黒字になっていないと金融機関からの融資審査が承認されなかったり、一筋縄ではいきません。

そのため知り合いから借りたり、むしろ借りずに我慢したりと見えない苦労をたくさんしている人たちがいます。

スタートアップがIPOをするまでの期間が長期化しているにも関わらず、お金にまつわる悩みを解決できないと、事業にどっしりと腰をすえて集中することができなくなってしまう恐れがあります。

その結果、成長やイノベーションの妨げになり、企業が十分なポテンシャルを発揮できなくなる恐れがあるのではないでしょうか。

わたしたちはこの課題を解決したいと思っています。

※ 創業者とお金の問題について、よろしければこちらの記事もご一読ください。

2. SOを売却した後の不安

会社が上場し株式の売却を経て資産を築いた後に、どのようにこの資産を運用していけばいいのか悩んでいる人たちがいます

仕事以外にも自分の趣味や家事、育児などただでさえ忙しい毎日を送っているにも関わらず、SOで得た資金の使い道についてたくさんの情報ソースを調べ、自分なりに工夫をしてなんとか資産運用をしています。

ネットで検索しても、貯蓄の一部を投資にまわす方法はたくさん出てくるものの、SOの売却を通じてまとまった資金を得た人の資産運用はどうするのがいいのか、どんなことに気をつけるべきなのか、みんなどうしているのかについての情報は多くありません。

資産運用に付随する税金に関しても難しい内容ばかりで、不安やストレスを感じる人が多いです。

そんな方々に寄り添いSO売却後の資産運用のサポートをすることで、お金にまつわる不安を少しでもやわらげることができれば、より不安のない生活を送ることができるのではないでしょうか。

3. スタートアップ業界への再投資

日本ではエンジェル投資について2023年(令和5年度)の税制改正大綱に「エンジェル税制拡充」が盛り込まれることが決まったように、国としても力を入れている領域です。

しかし実際にエンジェル投資の規模感を日本とアメリカで比べると、2018年時点で500倍の差がある状況で、まだまだポテンシャルを感じます。(アメリカ 2.5兆円、日本50億円)

そんな中、SOを通じて資産を得た人の中には、エンジェル投資に積極的な人たちがいます。

なかには投資するだけでなく、自らがスタートアップで経験してきた知見や経験を、還元したいモチベーションを持っている人たちもいます。

そのような方々のお金や知見・経験をスタートアップ業界に循環させることができたら資金調達環境が良くなり、より強固なエコシステムが実現できるのではないでしょうか。

※ エンジェル税制について、よろしければこちらの記事もご一読ください

4. 未上場でもSOを換金できるように

未上場株の二次流通市場をセカンダリー市場と言います。

アメリカではこのセカンダリー市場が整備されており、例えば未上場スタートアップの従業員が会社の承認を得て自社株式をセカンダリー市場に出し、VCが株式を買い取ることでエコシステムが健全に回る仕組みができています。

この市場が整備されれば、上場を待たずとも株式を通じて自分の貢献が金銭的価値に変わり、またスタートアップに人やお金が流れていく起爆剤になるのではと思っています。

スタートアップで働く人達の資産を循環させる

一連の取り組みを通じて、スタートアップで生まれた資産をスタートアップの中で循環させることができれば、エコシステムがより強くなっていくのではないかと考えています。

当社調べによると、4年後の2027年のIPOスタートアップの経営陣・従業員の保有株とSOの含み益の合算値は5.3兆円/年になり、この規模の資産が毎年生まれていく未来があります。

そこで生まれた富の一部がスタートアップのエコシステムに循環していく仕組みを作りたいと思っています。

※Nstock 採用資料の29ページ

金融事業をやる理由

ここで素朴な疑問が生まれると思いますが、
そもそもなんで金融事業やりたいの?、株式報酬を管理するって話だけじゃないの?」と。

それは会社のミッションにつながるポイントですので、このスライドをご覧ください。

※Nstock 採用資料の3ページ

私達はスタートアップのエコシステムをブーストし、Google級の会社を生み出していきたいのです。

このミッションは社員全員で行った合宿でみんなでワイワイしながら決めました。そもそもNstockのメンバーはみんなスタートアップが大好きな人ばかりで、スタートアップのためになにかしたいと考えている人が多いという背景があります。

かくいう私も20代後半からスタートアップに飛び込んで良い思いも大変な思いもたくさんしてきました。
それでもいまの自分のベースを築いてくれたのはスタートアップで働いた経験だと思っているので、やっぱりスタートアップが好きで、だからこそこのミッションに共感しているんだと思います。

続いてさらにミッションについて深ぼっていきたいので、こちらもご覧ください。

※Nstock 採用資料の9ページ

図の中の、右肩上がりに伸びていく青い線が「GAFAM」の時価総額を指し、下の2つの赤と黒の線が日本企業とGAFAM以外の米国企業を指します。

これを見て分かる通り、日本と米国の経済成長の差の内訳は、「GAFAMの時価総額」がほとんどです。つまり、日本の成長にはGAFAMのようなすごい会社が生まれ育っていくことが必要不可欠だと思っています。

だからこそ、たくさんのスタートアップが成長していくための土壌が必要であり、それをNstockが作っていきたいと思っています。

金融事業のおもしろさ

ここまでNstockのミッションや金融事業をやる意義について話ましたが、わたしが考える金融事業のおもしろさについてもお話させてください。

私は金融事業について、複雑に絡み合う糸をほどきながら、シンプルで革新的なサービスに仕立てていくプロセスが最高におもしろいと思っています。

金融事業の多くは、お客さまの課題をソフトウェアで解決するだけでなく、事業運営に必要な免許を取得し、業法を遵守した形でサービスを展開していく必要があります。

業法を正しく理解し、お客さまの課題と照らし合わせながら事業機会を探っていくプロセスは、とても専門性が高く複雑で難しいです。ですが、組織一丸となってあらゆる課題をクリアしていく必要があるため、チームでコトをなすことの醍醐味をとてもリアルに教えてくれます。

また、ただでさえ複雑な法要件を「いかにシンプルなUI、UXに落とし込み革新的なサービスとしてお客さまに届けられるか」を考えることにプロダクト開発に携わるものとして、とてもやりがいを感じています。

もう1つ思うこととして、金融は社会のインフラになる力があるので、たくさんの人を救える事業になれると思っています。

もちろん大変なことも多く、前述の内容以外にも、業法に遵守した形での体制構築、規定整備、セキュリティー対策、個人情報管理など幅広い観点での対応が求められます。
そのため参入障壁も高く、1つの免許を取得するのに数ヶ月から、ものによっては年単位での期間が必要になります。

ですが、改めてとてもやりがいのある事業だと思います。

それを社員まだ11名のスタートアップが挑戦するんです。
めちゃめちゃ最高だと思いませんか?

金融事業のチーム体制

こんな事業に取り組んでいるのですが、ここで少しチームの話にも触れさせてください。

金融事業はこのnote執筆時点で、3名で立ち上げを行っています(PM : 1名 + BizDev : 2名)
そこにデザイナー、ドメインエキスパート、CEO、アドバイザーの4名が加わり、みんなでワイワイしながら事業推進をしています。

これがチームの図です。

※Nstock 採用資料の35ページ

これをみてわかると思いますが、SaaSのチームにエンジニアがいるのですが、金融事業にはエンジニアがまだいません。

大事なことなのでもう一度いいます。
「「エンジニアがいないのです!!!!」」

背景をお話すると、今までお客さまの課題の解像度を上げるための仮説検証フェーズだったためユーザーインタビューを繰り返してきたのですが、少しずつ事業の輪郭が見えてきたタイミングなので、エンジニア募集を開始する意思決定をしました。

個人的にもようやくプロダクト開発に着手できるフェーズになってきてとてもワクワク興奮していいます。

金融事業の1人目エンジニア募集

ということで、金融事業の立ち上げをする1人目エンジニアを大募集しています!!!

課題に共感していただき、0→1のフェーズで一緒に金融事業を立ち上げるエンジニアの方をお待ちしています。

やりたいことは見えてきたけど、なにを作るかどう作るかについて決まっていないことが多いので、初期段階から一緒に議論しながらワイワイやっていきましょう。

金融知識がない方でも、全然ウェルカムでして、興味を持ち、意欲的に学んでいただける方であれば大歓迎です。

今がチャンス!!

金融事業は立ち上げ時期特有の不確実性と興奮に包まれていて、発展途上であるものの、多くのチャンスがあると感じています。

これから立ち上がるタイミングだからこそ、あなたのアイデアや技術や意思決定が直接事業に影響を与えることができます。

もしかしたら将来的には金融事業部門の開発リーダーとして活躍していただける可能性もあると思います。
とてもおもしろい、かつあまり経験できないフェーズだと思います。

最後に

他にもSaaSの事業と金融の事業の結節点など、まだまだお伝えしたいことがたくさんあります。

このあたりの話はぜひ面接やカジュアル面談の時にお話できればと思っています。

あなたの技術力やアイデアが、新しい金融サービスを生み出し、多くの人々や企業の課題解決に貢献できることを期待しています。

一緒に新しいFintechサービスを創り出し、未来を変えていきましょう!
お待ちしています!

▶ソフトウェアエンジニア

カジュアル面談 (エンジニア向け)

最後に金融事業のメンバー3人で撮った写真!笑っておる。

茅場町のオフィス近くにて

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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