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世の中には良い音が溢れている。

多くの人が音をつくり、曲をつくるけど、
それはどれも違う顔をしている。

情報が溢れている今の時代は、
サイトからおすすめされる機会も多い。

「○○が好きなあなたには… これがおすすめ!」

それを辿って行くとまた、そこには違う世界がひろがっている。

音には誰かの想いが込められている。
誰かの不満や怒り、
そして、
誰かの希望が込められている。

それを洪水のように浴びて、排水溝に流してしまうなんてやっぱりもったいない。
これが古い考えだということはもちろんわかっているけれど。


音楽に限らず、
自分が両手に抱えられる物の数には限界がある。

だから私は、目の前にあるものがとても良いものだとわかっていても、手を伸ばさないことがある。

そういうものはだいたい私の他に多く応援してる人がいるから。
私は掴もうかどうか悩んで悩んで、
そしてやめる。
掴みきれなかった悔しい気持ちと、早く出会えなかったごめんなさいの気持ちと、これからも頑張ってという応援の気持ちで。

でも自分で抱えていないからといって、嫌いな訳ではない。
自分は支援者にはなれないけど、でも、
この世界のどこかで頑張っていてほしい。
次に見かけた時に、
こんなに変わったな!とか
こういう姿が変わってない!とか
そんなことを言いたいから。
だから笑顔で送り出すんだ。


今抱えている物は、自分が心から応援している人たちだ。

この先どうなるかはわからないけれど、でも一歩ずつ前に進んでいるのがわかる。
ゴールとか終わりとか、今はそういうのは考えられないから、進んでくれているだけで嬉しい。

なんの話だったのかというと、
取捨選択の話でした。

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