東北から東京へ乗り継ぎの旅

 東北からの帰路についてご紹介します。日本海まわりとなる、羽越線経由のルートは別の機会にご紹介したいと思います。フェリーの深夜便を利用した前提で始発列車のパターンと、無理のない出発時間のパターンも紹介したいと思います。まずはじめは、無課金のパターンです。
 青森発 5時41分でスタートします。

 最初の乗り継ぎは、弘前で4分の待ち合わせ、6時27分発の快速秋田行きです。この快速は途中の大館に7時03分に着きますが、花輪線は6時21分発の始発のあとは、10時29分までありません。往路と違って花輪線経由は使えません。
 秋田には8時45分着で、27分の待ち合わせで9時12分発の湯沢行きに乗り継ぎます。秋田に近づくにつれて車内が混雑してきます。混雑して遅延することもありますが、27分あるので余程のことがない限りは乗り継げると思いますが、食料の買い出しに影響があるかもしれません。なお、雪などで大幅に遅延した場合には、そのあとの10時16分発でもたどり着けますので、あわてずにかまえましょう。
 秋田からは9時11分発の酒田行きもあるのですが、酒田から先の乗り継ぎがよくないので、ここでは紹介しません。シーズン中は、水上延長があるので東京までつながるのですが、そのパターンについては、羽越線ルートのパターンで紹介したいと思います。
 横手では15分の乗り継ぎで、北上線に乗り換えます。北上にはお昼過ぎの12時05分に到着します。次の列車は12時50分発なので、昼めしを食べて時間をつぶしましょう。実は北東パスを使う場合は、青森7時52分発で合流できます。やはり東北本線のルートは最短です。

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