いろんな「働き方」や「考え方」がある。という話。
気づけば2年放置してました。
最後の投稿が2020年の2月。新型コロナで世界が騒ぎ出したころですね。
私も沖縄で観光関連の会社に在籍しておりましたので、しっかりと影響を受け、この2年間でいろんな経験を積むことに。
しんどい時期もありましたが、でもやっぱり結果オーライです。たぶん。
一番大きかったのは「働き方」と「考え方」の変化です。
この2年の働き方について綴ってみます。
コロナ禍と観光業界の影響
全国的に行動制限、最初の緊急事態宣言が出た2020年4月。
会社存続のための経営判断。
多くのメンバーが「休業」。私も対象になりました…
今まで正社員として十数年働いてきて、これからたくさんチャレンジすることも出てきて、意気揚々としていた矢先のこと。
沖縄の観光業界としてもインバウンド観光客が増え、ハワイ越え!なんて言われてた、まさにイケイケな頃…
先も見えず。「休業」って…?いつまで?
世界的な影響であるとはいえ、とても悔しかったです。
いろんな意味での「ステイホーム」
そりゃ、ひとり夕日を眺めに海に行く日も増えますね…(笑)
業界・会社業績回復の見込みもわからない。
やることがない。休業期間もいつまでかわからない。そんな状態だし、短期のバイトなんかもそんな簡単には見つからない。
ただただ目の前に突き付けられた「この先どうなるんだろう」という不安。
これまでのキャリアと向き合う
「次の可能性を探しておいたほうがいい」
休業に入ったばかりのころに言われ、その時は時間もあるし、自分のキャリアを振り返る機会かなと思っていたのですが…
職務経歴書や転職サイトとにらめっこ。自分探しと仕事探しの日々。
エージェントの担当さんと会話することで自分の可能性がみえたり、精神安定剤になったり(笑)
結局、復職の可能性は低く、退職することに。
幸い経験を活かせる転職先も見つかりました(観光からは離れることに…)。
「順調な会社の正社員でも突然仕事を失うこともあるんだな」
→半年以上たってから悟ったかのように思いました。
コロナ禍の即席在宅勤務体制
転職して、入社3日目での在宅勤務。
出社率抑制のため、在宅で仕事ができる職種の人は在宅勤務へ…とのこと。まだ会社の文化も、同僚たちもよくわからないまま…
一人暮らし(1K)の狭く、北西向きの暗い部屋。
日中は外出する想定だったので、そんなにこだわった家ではないです…
コワーキングスペース等での業務は「セキュリティ上NG」なんだとか。
どこまでOKにするかの範囲が決められない。ってとこかと思います。
そんな在宅勤務の日々。
リモートだからなのか、マネジメントの問題なのか。
次第に窮屈に感じるようになってきました。
色々、在宅勤務ができるように環境面での試行錯誤、工夫はしたものの、何か…監視されてる感が強かった気がします。進捗報告が細かすぎた…
まぁ…上司やほかの部署のメンバーとコミュニケーションがうまく取れなかった。に尽きるかもしれません。進捗管理方法もちょっと…
もちろん、うまくいってた部分もありますよ。
他の上司に相談したり、休暇で少し休んで新たに頑張ろうと思ったものの。
…ダメだった。思ってた以上に沈んでたっぽいです。
この状態で1日8時間を過ごしきれる気がしなくなったので、思い切って退職することに。
ちなみにこれ以来、在宅勤務はトラウマです…(苦笑)
解放・リセット・新しい視点
退職。思いっきり何もかも忘れて、旅行はできなくても普段しないようなことをしてみたりと存分に遊んでみました。
その中で、気持ちが元気になったことに気づき、そんなに沈んでたのか!と驚きました(笑)
ここでやっと2020年4月からの色々が吹っ切れた気がします。
「自分を抑えて、存在意義を見失ってまで会社にしがみつく必要はない」
これまで十数年働いてきて、何も経験やスキル、人脈を持っていないわけではない。
自分を信じてもう少しわがままに生きることにしてみました。
当然、自分の仕事に責任を持つことも大事です。
それから、転職活動を通して最終的にたどり着いたのは「フリーランス」。転職活動で「働き方」について色々話をしててそう思ってしまいました。
そんなことを考えていた時、ちょうど知人から急遽「猫の手も借りたい!」という声かけがあり、1ヶ月間バイト。そのまま、業務委託として1年契約。
会社員とフリーランスの違い…?
フリーランスとしての生き方
業務委託とはいえ、オフィス勤務で委任契約だったので、ほぼ社員と同じような働き方スタイルに…(笑)
社内何でも屋のような感じで、最低限の条件を決めて契約。
会社の特徴にもよるのですが、幅広く複数の事業にかかわり、自身の経験や可能性を広げられた形となり、自分のキャリア形成では追い風に。
とはいえ、まだ「業務委託」の立場や職務範囲等はあいまいです。
会社からしたら社会保険等コストカットにはなるかもですが、
こちら側からしたら、社員とほぼ同じ働き方(扱い)になると「?」と思うこともよくありました。
その辺もきちんと契約時に決めないといけないな…と思いました。
こんな会社もあるんだ…
1年後。業務委託契約終了するときには、やってみたいことが明確になり、別の会社でチャレンジすることに。
当初、業務委託で…と話はしてたけど気づけば正社員としての雇用。
…??!
そこで承諾しちゃった私も悪いのですが。
中途半端に社員になると逆にそれが何とも面倒なことになる。
古い会社ではあったので、アナログ文化や昭和の企業文化のも多く残っており、そこはこれから…なところかなと思っていたのですが、
会社(経営者)と従業員の関係性でなんか…あれ?と思うことが多かったのです。
事業内容はすごく面白そうで、やりたいことはたくさんあったのですが。
会社の文化風土、経営方針など。「それはそれ。これはこれ」なんだなと。
ということで、早々に退職。
あらためて、フリーランスで頑張っていこうと思いました。
まとめ
自分にとって「なんのために」「どのように」働くのか。
身をもって考えさせられた2年でした。
自分の経験やスキルをきちんと言語化しておくこと
働き方の多様化。柔軟に考え、固執しすぎない
入社前、契約前に、ちょっとでも「?」と思ったことは解決しておく
自分を見失いそうなときは、第三者と会話して客観的な意見をもらう
これまで築き上げてきた仲間との関係は大切に
「なんとかなる」と前向きな気持ちがあればいい風が吹く
生きるにあたって普通に必要なことかもしれませんが、不測の事態の時にはいろいろ見失っちゃうもんです。
心をニュートラルに、必要な時にギアを入れてがんばれるように。
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