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Jumping islanders 38
1.息を吸うことも忘れる
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上京してちょうど半年。
目まぐるしく過ぎる日々の中で、なんとなく
自分の居場所と生活に慣れてきた。
上を見上げるとすごく高い高層ビルが並んでいると思えば、ちょっと道を外れると小さい路面店。
いつ見ても異様なコントラストのなかに生きている。
2.20年間を振り返って
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思ったよりも早く21歳になってしまった。
誰もこんな生活をおくるとは想像できなかっただろうが、
心のどこかでなんとなく予感はしていたことを
覚えている。
10代のうちに
「やりたいことをやっていないと生きていけない人」だと気づいたから
やりたいこと、本気になれることを探していた。
夢を一つに決めれない自分がコンプレックスで
特質したものもない。
何者にもなれないまま終わっていくのが本当に怖かった。
3.人徳
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10代が終わり1年が過ぎたことで気づいたこともある。
別に、自分は人より優れた部分もないし、
いけてる感性があるわけでもない。
だからこそ目の前の人を大事にする。
これだけは怠ってはいけないことに気がついた。
人と向き合えば向き合うほど自分の弱さを知る。
助けられて生きている。
愛されて生きている。
大事にしてくれる人をぞんざいに扱ってはならない。
いつだって最後は人徳だ。
4.同じことを違う人としているだけ。
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歳をとるごとに新鮮さは無くなっていく。
誕生日にクリスマス。
年に1回のイベントは同じことをなぞってるだけ。
同じことを違う人としているだけ。
ただそれの繰り返し。
離れてほしくない人は離れていくし。
いつまでもそばにいてくれると思ってた人も遠くに行ってしまったりもする。
同じことを繰り返しても俺自身は何も変わらない。
5.結
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17歳
自分の可能性がどこまでもあると気づいた。
18歳
今の選択がこの現状から逃げたいから選んだのか、本当に自分がやりたいことなのか常に考えていた。
19歳
どんな自分になりたいかを深く考えた。
20歳
自分が幸せになるために行動に移した。
そして21歳。
どうなるかはわからない。
何も考えずに生きてたらあっという間に時間が過ぎる。
意味のあるもの。
意味のないもの。
どちらも大事にしていこうと思う。
そして全ての出会いに感謝。合掌。
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