見出し画像

20/21スキージャンプW杯 Titisee-Neustadt プロローグ レビュー

Titisee-Neustadt5

今年は天然雪があるなーという印象のヨーロッパです。

さて、「予選も含めて戦いましょう」という試みのこのシリーズ入りしたTitisee-Neustadt。

この他にWillngen5とPlanica7なんてのもあります。地位と名誉的なのはありません。しかし、普段と変わらない形式で、勝つとボーナスが貰えるので選手は嬉しいのではないでしょうか。

#お金は大事

尤も、ここで優勝争いできるような選手はお金に困っているとは思えませんが 笑

時差の関係からか、Titisee-Neustadtの試合を見たことなかった気がします。見ていて、フライトも高くとれて飛びやすそうですが、130mを越えたあたりから推進力を失うように見えました。ビッグジャンプにはコツが必要そうです。

リザルトはこちら↓

簡単にGranerud(NOR)が予選を制しました。飛行能力という観点から見ると安定して良いパフォーマンスを見せています。あとは力をコントロールするメンタル面が整うと、Schlierenzauer(AUT)、Prevc(SLO)、小林陵侑のような圧倒的な強さを見せることができそうです。

とんでもないジャンプを連発して4HTを制したStoch(POL)は大人しいジャンプに終わりました。一気に流れを持ってくるのかと思いきや、スローダウンして世界選手権に向けてピーキングしていくのでしょうか?

常人にはできない、ビッグタイトルに調子を合わせる能力を有しているので、調子のマネジメントに注目していきたいです。

あとは、Wolny(POL)が久しぶりに良いジャンプを見せていました。ポーランドは更なるカードを手に入れれるのかどうか注目ですね。

試合展開としては、相変わらずGranerud(NOR)に挑んでいく構図で良いのではないでしょうか。まだまだ総合成績もGranerud(NOR)が抜けているので、独走されるのは避けたい所です。

日本チーム

小林陵侑が14位。空中の最終盤でスキーが落ちずに進んでいくと優勝争いに絡めそう。もっというなら都合良く、スキーが落ちてくところに風が吹いてくれるとスーパージャンプが見れそうです。

佐藤幸椰が23位タイ。前半でスキーが身体に向かっていく動きが強く、その後にスキーが離れてローリングしながら130mまで持ってきました。あれだけロスして飛んでいくのでロスなく飛べれば、トップ10は固いでしょう。

同じく中村直幹も23位タイ。ここ何試合か、予選や練習では良いジャンプを見せられるようになってきました。状態は悪くないのでしょう。しっかりと自分の力を出し切れればポイントは取れそうです。

小林潤志郎さんは31位。潤志郎さんの予選は当てにならないことが、前の試合でわかったので、前の試合のような良いジャンプに期待したいですね。

佐藤慧一は35位。条件も良くなく、動きがやや硬かったかなという印象を受けました。彼のことなので試合にはきっちり合わせて、安定した良いジャンプを見せてくれると思います。

____________________

さて、明日から私も2連戦なので、このシリーズはライブで見ることができません。個人的に調子が悪く、厳しい状態なので

この状態を打開できるよう、良いジャンプをして気持ちよく飛べるように最善を尽くしていきます。

明日の2時55分から日本テレビ系で全国放送となります。

試合の模様はあまり映らないと思いますが、高梨沙羅などは出てくると思うので、時間のある方は覗いてみてください。

#高梨沙羅は試合に出場しない

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?