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21/22 ワールドカップ関連

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2022年2月の記事一覧

同点優勝 〜Lahti 個人第19戦 21/22スキージャンプW杯〜

同点優勝 〜Lahti 個人第19戦 21/22スキージャンプW杯〜

同い年

モンスターたる傑出度を見せられる二人。

小林陵侑とGranerud。

この先、何年も高めあっていくであろう

スキージャンプの現在と未来を担う2人が

表彰台の頂点を分かち合いました。

究極に仕上がったこの2人に、勝てる選手は地球上にいないでしょう。

ただ、究極に仕上がらないのがスキージャンプ。

今回はその序章かもしれません。

お互いベストな状態ではない中

世界の頂点を分け

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戦術Kraft 〜21/22スキージャンプW杯 Lahti団体戦〜

戦術Kraft 〜21/22スキージャンプW杯 Lahti団体戦〜

勝利に向かってコツコツとリードを積み上げたスロベニア。

五輪の団体戦の雪辱を目の前に

立ちはだかったのはオーストリアのKraft。

彼1人で27.5点のリードをひっくり返されました。。。

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プレビューではオーストリアは来ないと思っていました。

実際に、薄氷の勝利だった北京の団体戦メンバーから2枚替え。

普通の国であれば、2枚替えで戦力ダウンは免れません。

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見る覚悟 〜Lahti 個人第18戦 21/22スキージャンプW杯〜

見る覚悟 〜Lahti 個人第18戦 21/22スキージャンプW杯〜

見るのには覚悟が必要

長丁場の試合が予想される中、開始時間が遅いLahti

私には覚悟ができませんでした。。。
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勝ったのは今季2勝目となったKraft。

五輪では好調ながらも、やや持っておらず

個人のメダルからは見放されていました。

2本目にLahtiの荒れた風を完全に手懐けての圧勝。

ついでに個人のメダルにかすりもしなかっ

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21/22 スキージャンプW杯 Lahti プレビュー

21/22 スキージャンプW杯 Lahti プレビュー

北京五輪の団体戦から11日。

束の間の休みを挟んで再びワールドカップの戦いが再開されます。

ワールドカップの個人戦は,残すところ4箇所で6試合。

加えてフライング選手権も行われます。

風が吹き荒れ,試合時間が伸び,睡眠時間を削ってくるこのLahti

観戦には覚悟が必要です。

団体戦まずは小手調とばかりに,いきなり団体戦から始まるというスケジュール。

ここの地を得意とするのはノルウェー

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