フリーランスは早い段階で発注者の視点に立つ経験をしておくべき
この前、こんなツイートをしました。
(CW=クラウドワークス)
受託で仕事をする上で、質の高い成果物を仕上げるには質の高いコミュニケーションは必須だと思います。
クリエイター系のフリーランスなら、質の高いクリエティブが作れれば仕事になると思いがちですが、そうではないんですよね実際。
組織の一員として『作る』ことだけを業務とするならそれでいいかもしれませんが、個人で独立するなら営業からヒアリング、先方とのやりとり、納品までの管理とアフターフォローまでを全てやらなければなりません。
そもそも、しっかりと成果をあげるクリエイティブを制作するには事前のヒアリングは必須です。コミュニケーションが取れないと、このヒアリングができません。
独立したクリエイターとして食っていくためには、
仕事の質の高さ × コミュニケーション力の高さ
が大事になってきます。
じゃあそのためにどうすればいいかという話が、この『発注者側に立てるかどうか』ということに尽きると思います。
上手なコミュニケーションを取る上で相手の立場(視点)に立つことは欠かせません。
仕事である以上は受注者と発注者の立場になるので、フリーランスだろうがこの「発注者」の視点に立てるかどうかは非常に大事です。
僕自身も受注側でありなら発注者側に立つこともあります。
そもそも弊社の形態が『社員ゼロ人、プロジェクトによって最適なクリエイターをアサインして業務提携』という形をとってるわけなので、
受注者でありながら発注者といえば発注者にもなるわけです。
もちろん僕1人で完結されるものもありますが、数人で進めていくプロジェクトもやってたりします。
そんな感じで、僕自身が発注側にたって思うのが「仕事がしやすい人と仕事がしにくい人」に分かれるということ。
もちろんクオリティは重視しますが、仕事がしやすいかどうかっていうのは今度長く取引を続けていく上ですごい重要なわけです。
特にフリーランスの場合は『仕事のしやすさ』は長期の取引ができるかどうかかなり大事になってきます。
会社員とは違い、簡単に契約も提携も切れるのがフリーランスと企業との関係性です。
話を戻すと、その発注者側の視点に立つためにクラウドワークスなどのサービスを使ってフリーランスに仕事を発注してみましょうということです。
別に仕事の内容はなんでも構いません。
これは僕も経験あるのですが、稀に、びっくりするくらい対応が悪い人に当たることもあります。
『こんなこと平気でできるの!?』
『プロ意識が欠如しすぎじゃない!?』
と思うようなことも多々。
こういった驚くような行動をされたときにも、同じようなことはしないでおこうと自分への戒めにもなります。
逆に『すごい仕事がしやすかった』と思う人もたくさんいるわけですが、こういった人がなぜ仕事がしやすいのかをしっかりと分析していく必要があるというわけですね。
発注者と受注者の関係ありき
まぁフリーランスは発注者があって初めて仕事ができるわけですので、この発注者視点は絶対に覚えておいてください。
あと、単純にクラウドワークスはめちゃくちゃ便利なので普通に使ってみることをお勧めします。
特に、誰がやっても仕事に差が出ないような業務、言い換えてしまえば『わざわざ自分がすることでもない業務』
これらはがんがん外注して、自分にしかできないことに時間を費やしていくことが自分の時給と単価をあげていくことへの一歩かと思います。
伊東純平
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?