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FGOの小ネタから色々考察(という名のこじつけ)

 初めまして、樹木と申します。型月追ってますが神話とか宗教とか文化人類学とかその辺りの分野も好きで資料収集とかやっとります。
 FGOも後半戦に入ったという事で、最近のシナリオやサーヴァントに関する小ネタから考察とか出来そうなので色々とピックアップして掘り下げ、もといこじつけていきたいと思います。

夏イベのネロと「金枝篇」、そしてヒッポリュトス

 最初に取り上げたいのは去年の夏イベ。このシナリオ内の水着ネロの発言から色々と深堀りしていこうと思います。

 まず彼女の言う「ネミ湖」というのはイタリア・ローマにある湖の事であり、湖面に月が反射して非常に美しい事から「ダイアナの鏡」とも呼ばれています。このダイアナはローマ神話の女神の事であり、ギリシア神話のアルテミスに相当する神格です。
 「ネミ湖」と「ディアナ」というワードからだと、とある書籍が浮かび上がってきます。それが「金枝篇」です。

・金枝篇isなんぞや
 金枝篇は一体なんなのかと言いますと、一言で言えば文化人類学の大著です。内容的には「王殺し」や感染・類感呪術、殺される神やスケープゴート、ヤドリギ信仰などについて様々な事例をまとめ、比較研究が為されてあります。
 その中でイタリアのネミ湖の森は女神ディアナの聖所であるとされており、逃亡奴隷が木立に生えているヤドリギを手折り、現在の祭司、即ち「森の王」を殺す事で新たな王となる。という風習があったと語られています。
 今では講談社学術文庫やちくま学芸文庫などから出ていますね。兎に角バチクソ面白いので好きな方は是非。

 イタリアのネミの森で信仰されていたのは勿論ディアーナ(アルテミス)ですが、他にも二柱の神格がいたとされています。
 一つは女神エゲリア。こちらは正確には女神というより水の精と言った方が良いですかね。安産の女神とされ、多産豊穣を司るディアナに並んで信仰されていました。

 もう一人がウィルビウスという男神。そしてこの神は伝説曰くギリシア神話における英雄「ヒッポリュトス」であったとされています。彼はかのイアソン率いるアルゴノーツの一員にしてヘラクレスに次ぐ膂力を誇った英雄、テセウスの息子です。

ヒッポリュトスの神話
 ヒッポリュトスは元々森で女神アルテミスと共に過ごしていました。
ある日継母、テセウスの妻であるパイドラーはアフロディーテに吹き込まれて継子であるヒッポリュトスを愛してしまいますが、それを彼は拒否。
 自分が継子を愛してしまった事をテセウスに訴えられるのを恐れたパイドラーはテセウスに偽りの訴えをします。テセウスはこれを信じ、海神ポセイドンに報復を祈り、結果的に呪いは成就。ヒッポリュトスがサロ二クス湾の岸で二輪馬車を駆っている時に波間から猛牛が現れ、馬車から振り落とされた彼は蹄に蹴られて死んでしまいました。
 アルテミスは彼の死を悼み、医神アスクレピオスに頼んで彼を復活させます。「死者の復活」を成功させたのですが、それが原因でゼウスに殺されてしまう訳です。
 ローマ神話においては復活したヒッポリュトスはユピテル(ゼウス)の目につかない様に、ディアナ(アルテミス)の手でネミの谷へと連れていかれ、水の神エゲリアに預けます。そして改名した名がウィルビウスな訳ですね。
 実はこのヒッポリュトス、FGOマテリアルでアスクレピオスの因縁キャラとして言及されているんですよね。

 このアスクレピオスの「おまえは、母親のことを……」はパイドラーの事を指しているんですかね。
 一度死んでいるので、今後関わってきそうなのは「地下冥界(シバルバー)」が絡んでくるLB7辺りでしょうかね。父親のテセウスも半ば実装確定なのにまだ出てないんで楽しみっすね。

金枝篇周りでもう少し。もう一人の建国王

 金枝を手折り、現在の王を殺す事で力を衰えさせる事なく新たな王を誕生させる。それがネミの森の風習でした。
 しかし金枝を手折るという話はネミの森に限った話では無く、ローマという国を作った一人の英雄の神話にも見られます。
 建国の祖と言えばやはりロムルスを想起する方が多いでしょうが、ここでお話するのはアイネイアスという英雄。
 彼はトロイア戦争に参加した英雄の一人でトロイア側の勇士でした。女神アフロディーテとトロイア王家のアンキセスの息子であり、その物語は詩人ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』に語られています。名前自体はオリュンポスでカリギュラの口から語れらていますね。

 彼はあの戦争の生還者であり、冒険の中でイタリアの海岸へとたどり着きます。
 そこでシビュラ(巫女)の元へ赴き、彼が死した父アンキセスから「一族の未来について話があるから冥界まで来い」と言われた事について相談を持ち掛けるのですが、その際にシビュラは「冥界から戻る為には神殿にある黄金の枝をプロセルピナに持っていかなければならない」と答えました。
 この枝こそが「金枝」と言う訳です。
 「金枝篇」の挿絵にも使われている絵画、ターナーの「金枝」はアイネイアスの神話のこの場面を指しているのだとか。 

 ローマ(特に大淫婦と黙示録の獣)ネタもまだまだやるでしょうし、個人的には建国の祖であるアイネイアスも来て欲しいですね。
 ヘクトールやオデュッセウスから言及されている大アイアス等、名前だけ出ていて参戦してない者も多いので。

ローマといえばビーストⅥの話

 ビーストⅥ、なんか事あるごとに話題になりますよね。
 マザーハーロットって名前がたまに流れてきますけどそれ元々女神転生及びペルソナシリーズの名前なんで使ってもOKなんすかね。
 幕間やギル祭での「聖杯が苦手」発言、オルタ稼業を始めようとしていたり年末のFGOカニファンでエリザ(=竜)に騎乗していたりとフラグが年々あからさまになってきてますよね。


 マザーハーロットという名はヨハネの黙示録17:5などにおける「地上の忌まわしい者たちの母」という記述に由来し、「バビロンの大淫婦」、あるいは「大いなるバビロン」と呼ばれます。


 彼女は紫と赤の衣を身に纏い、宝石で身を飾り、姦淫の汚れで満ちた金の杯を持っており、キリスト教徒の血に酔いしれています。そして彼女が騎乗する獣こそが七頭十冠の「黙示録の獣」という訳ですね。
 なんかネロのプロフィールで「旧約聖書における」って書いてありますけどヨハネの黙示録は新約聖書だし大淫婦も獣も旧約の何処探しても記述無いんでこれミスなんすかね。


 他にネロ=大淫婦バビロンを補強する根拠としては
・ネロのスキル「富の杯」
=大淫婦の持つ杯の暗喩。水場でバフが入るのは黙示録において「すべての水の上に座っている(17:2)」という記述がある為

・「七つの冠」の説明
=「見るがいい、潮騒に煙る七つの首よ。地に富を築きし者達よ、その欲望を黄金の杯に注ぐ時だ」という説明。
 「地に富みを築きし者達」というのは黙示録の18章において大淫婦と姦淫した王や富を築いた商人などに繋がってきます。

 この辺りはありますが、一番最近だと彼女の霊衣「ヴィナスのシルク」。
 この霊衣、良く見ると彼女杯を持っているんですよね。そういう事です。

金星神関係のあれやこれ

 ネロの霊衣の名前にもある「ヴィナス」はローマ神話における美の女神であり、ギリシア神話のアフロディーテーに対応します。
 そして最近セイバーウォーズ2の復刻。主役はイシュタル・アシュタレトでしたが、イシュタル、アスタルテ(アシュタレト)は共に古代オリエント世界で信仰された大女神でした。
 こういった女神達は全て対応する惑星が「金星」であり、起源を同じくしている点を特徴に持ちます。 

 ここからですが、一説では大淫婦の起源はメソポタミアの大女神であるイシュタルに求められるというものがあります。イシュタルは美の女神であり、同時に多淫であったという性質から豊穣とも結びつきました。
 また、黙示録における大淫婦はイシュタル崇拝がキリスト教に敵視された結果であるという説も存在します。因みにこの情報ソースはかのバーバラ・ウォーカー(スカサハ=スカディとかカーマ=マーラとかを提唱した人)です。彼女の著は割とトンデモ系に近いですが女神転生シリーズにも影響を与えましたね。
 そして年明けには鎌倉イベ。タイトルが完全にアジカンの鎌倉グッドバイでしたね。実装されたのは鬼一法眼。もとい鞍馬山大天狗である鞍馬山僧正坊。
 金星から飛来したとされるサナト・クマーラの話もしましたし、伏線として色々と張れらていますね。

バレンタインイベのカレン回りと天使

 今年のバレンタインイベントで実装されたカレン・C・オルテンシア。
 ギリシア・ローマ神話におけるアムール(アモル)、エロース、クピドという三神が混ざっていた訳ですが、まず世間一般で「天使=愛の矢を射るキューピッド」というものが定着したのかと言いますと、それはキリスト教と異教の習合の産物であると言えます。
 めちゃくちゃ身近に例を挙げるならサイゼリヤの絵画あるじゃないですかね。アレです。
 旧約聖書のイザヤ書などに見られる天使(セラフィム)は大体こんな感じなので率直に言うとキモイ物体なんですよ↓


 天使が愛の弓を持つ子供のような姿で描かれるようになったのはルネサンス期に異教であるギリシア・ローマの愛神クピドのイメージが影響した結果とされています。またロード・エルメロイ二世の事件簿「剥離城アドラ」では二世が天使像に有翼の女神ニケ―の影響を指摘していますね。

 実際ギリシア神話には有翼の神は数多く登場します。
 エロースは勿論、虹の女神イリスや翼のある兜を被り伝令を司るヘルメス、死の神タナトスなども有翼の姿で描かれます。こういった異教の図像学的特徴をキリスト教が吸収したとも言えるでしょう。
 また、3世紀ー4世紀頃の神学者であり、聖人とされている聖アウグスティヌスは自身の著『告白』の中でこう言っています。

 「あなた〔キリスト〕はわたしたちの心をあなたの愛の矢で貫かれた」(9:2)

 アウグスティヌスは厳格なキリスト教信仰で有名な聖人でしたが、彼ですら天使と愛の矢を結び付けている辺り、余程深く浸透していたんでしょうね。「改宗する聖アウグスティヌス」という絵画には彼に愛の矢を向ける天使も描かれています。
 また、聖書正典において明確に固有名詞を持つ天使は二人。ミカエルとガブリエルの二名だけで、ウリエルやラファエルといった大天使は正典に含まれなかった外典や偽典に登場します。「エノク書」なんかは有名ですね。

カレンの詠唱と言峰の洗礼詠唱

 小ネタとして、カレンの宝具詠唱と言峰の洗礼詠唱について掘っていきましょう。
 まず二人の関係は父と娘。
 カレンの宝具詠唱では「聖なるかな。聖なるかな。」と唱えていますが、この言葉は聖書正典の中で何度か登場する神への賛美の言葉です。この言葉で神を賛美する場面は旧約聖書「イザヤ書」の第6章3節などに見られます。抜き出してみましょう。

「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主、その栄光は全地に満つ」(イザヤ書6:3)

 ここで神を賛美しているのはセラフィム(熾天使)ですね。
 このセラフィムは六つの翼を持っていると言及されていますが、カレンの翼は4つですね。ここでセラフィムとの類似を見る事が出来ます。
 次に言峰の洗礼詠唱。
 「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない」という部分がありますが、こちらは申命記32章39節に由来すると思われます。ここも抜き出してみましょう。
 
「しかし見よ、わたしこそ、わたしこそそれである。わたしのほかに神はいない。わたしは殺し、また生かす。わたしは傷つけ、またいやす。わが手を逃れうる者は、一人もいない。」(申命記32:39)

 あからさまに由来してるのが分かりますね。
 さて、二人の詠唱を旧約聖書の二つの部分に由来しているとしましたが、イザヤ書は天使による神の賛美、そして申命記は神の言葉が綴られている訳です。なので天使と神の対比関係が見られるという事になります。
 また、創世記の「神の子たち」という言及から天使を神の子であるとする解釈が存在します。その部分ががコチラ↓

「神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。」(創世記6:2)  

「そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである」(創世記6:4)


 神の子が人間の女性と交わり「ネフィリム」という巨人であり古代の英雄だった者達を生み出したと、創世記では記述されていますね。
 因みに女と交わった天使達は外典であるエノク書において「エグリゴリ」という堕天使団であったとされ、人間に化粧や武具の作り方、呪術や占星術といった知識を人間達に齎しました。故に彼らエグリゴリはギリシア神話のプロメテウスと同じく「文化英雄」というカテゴリーに含まれます。
 人類に知恵を齎したという意味ではルシファーも当てはまりますね。

 天使が神の子であるという認識もある為、
・熾天使の賛美の言葉を詠唱に用いるカレン(娘=天使)・神の言葉を洗礼詠唱に用いる言峰(父=神)  
 という形で対比の関係が出来ています。
 
 HFの言峰の洗礼詠唱最高でしたね。

天使の位階と例のアイツ

 キリスト教において、一般的に天使は九つの位階から構成されています。
 セオリーなのは神学者デュオニシオス・アレオパギテースが『天上位階論』で提唱した九階級ですね。
・熾天使(セラフィム)
・智天使(ケルビム)
・座天使(トロネス)
・主天使(ドミナティオス)
・力天使(ヴィルトゥテス)
・能天使(ポテスタテス)
・権天使(プリンキパトゥス)
・大天使(アルカンジェリ)
・天使(アンジェリ)
 九階級は上位三隊から「父の位階」、中位三隊を「子の位階」、下位三隊を「聖霊の位階」という形で分けられています。
 父と子と聖霊、これはキリスト教における三位一体(父、子なる神、聖霊は「一体である」という思想)に対応しており、「3」という数字が重視されている事の現れでもあります。カレンはアムール、エロース、クピド―という三神を内包していましたね。
 同じ天使が複数の位階に配置される事もあり、ミカエルなんかは熾天使とされていますが大天使の位階にも名前が挙げられています。これは初期は大天使が天使の最高位に据えられていた事に起因します。
 
 次に待ち構えているのはLB6。
 最近概念礼装もやたらPUされ、原作にて黙示録の獣を従えた沙条愛歌が参戦するのではないかと目されていますが、彼女の原作でのマスター階梯は「熾天使」でしたし、天使の話をしたのもこの伏線だったり……?


 また、彼女が従えていた黙示録の獣はヨハネの黙示録における「赤い竜」と同じくローマを象徴しており、同章ではミカエルに戦いを挑み敗れています。黙示録では明確に赤い竜=創世記の蛇(サタン)であったと記述されていますね。抜き出しませう
 「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた」
(ヨハネの黙示録12:7-9)

 また、黙示録において獣は三種類存在します。
 黙示録の獣。赤い竜。そして第二の獣。簡単に言うならば「獣の数字(666)が無ければ売り買いが出来なくなり、前の「獣」を崇拝させる」といった記述が為されています。記述部分はヨハネの黙示録13章ですね。
 獣でも三体。三位一体に近いものであると言えるのではないでしょうかね。

最近の「3」の推しと今後

 バレンタインイベントでキリスト教の三位一体の話をしたのもありますが、最近「3」の数字がよくシナリオなんかに絡んで来ているのかなと。
 まずは3という数字が何を意味しているのか。
 3という数字は宗教においては完全数、即ち「全て」であり、時に「最初・中間・終わり」を意味しています。この意味に乗っ取って幾つか例を挙げていきましょう。
・古代インドの三神一体(トリムールティ)
 これはインドの神学において、ブラフマー・ヴィシュヌ、シヴァという三柱の神が同一であるという事を意味しています。創造がブラフマー、そして維持がヴィシュヌ、ユガの終末に創造の為の破壊を行うシヴァ、綺麗に最初と中間と終わりになっていますね。
・ギリシア神話の運命の三女神
 モイライ。クロト、ラケシス、アポロトスの三神から構成され、クロトが人間の生命の糸の紡ぎ手、ラケシスが糸の長さを決め、アポロトスがその糸を断ち切るという事になっています。

 日本神話の「三貴子」、エジプト神話のオシリス、イシス、ホルス等の上位の神も三神から構成される点も多く見出だす事が出来ますね。
 キリスト教における三位一体のように、一つの神格に対して三つの要素が内包されているというものはそろそろ掘り下げられるであろうケルト神話にも存在します。その神とは戦女神であるモリガンです。
 モリガンは死と破壊を司り、かのアーサー王伝説における妖婦モルガンの前身たる女神です。時に鴉や狼といった姿でも現れるモリガンはクー・フーリンの説話においても度々登場します。
 
 モリガンは一つの神格でありながら姉妹であるヴァハ・バヴズ(ネヴァン)らを加えて一つのグループとして考えられており、モリグナと呼ばれます。
また、特にバヴズとネヴァンは同一の関係とされていますが個別の神格としてカウントする事もある様です。


 OPで出たこの三人組、ワンチャンモルガンが内包する三柱の神格なんじゃないか的な感じで考えてます。

 ケルトでモリガンと三神の関係を出すなら
・オリュンポス⇒古代ローマの三神(ユピテル・マルス・クィリーヌス)
・バレンタイン⇒三位一体(神・子なる神・聖霊)


って順調に来てますね。

最後に

 ここまで読んで頂きありがとうございます。
 資料は出来るだけ手に入り易いのが多いと思うので気になるものがありましたら書店や図書館で手に取ってみて下さい。
 ありがとうございました。今後も色々と垂れ流していくと思いますのでその時には宜しくお願い致します。

参考文献

J・G・フレイザー著、吉川信訳『初版 金枝篇 上』ちくま学芸文庫 2020年
J・G・フレイザー著、吉川信訳『初版 金枝篇 下』ちくま学芸文庫 2020年
J・G・フレイザー著、吉岡晶子訳『図説 金枝篇 上』講談社学術文庫 2011年
J・G・フレイザー著、吉岡晶子訳『図説 金枝篇 下』講談社学術文庫 2011年
岡田温司著『天使とは何か』中公新書 2016年
岡田温̪司著『黙示録』岩波新書 2014年
月本昭男『図説 一冊で学び直せるキリスト教の本』学研プラス 2020年
新共同訳『聖書』日本聖書協会 1988年
グスタフ・デイヴィットスン著 吉永進一監訳『天使辞典』創元社 2020年
ブルフィンチ著 野上弥生子訳『ギリシア・ローマ神話』岩波文庫 2019年
井村君江著『ケルトの神話 女神と英雄と妖精と』ちくま文庫 2019年
プロインシァ・マッカーナ著 松田幸雄訳『ケルト神話』青土社 1994年
フランク・ディレイニー著 鶴岡真弓訳『ケルトの神話・伝説』創元社 2007年
ヴィンセント・F・ホッパー著 大木富訳『中世における数のシンボリズム 古代バビロニアからダンテの『神曲』まで』彩流社 2015年



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