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今後のFGOに関する考察(という名のこじつけ)

 始めまして、樹木と申します。型月とか漁ってますが各地の神話伝承、宗教及び文化人類学なんかも好きで色々と資料集めたりしています。
 ふとシナリオ読んでたら楽しみな二部第六章「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」に向けて色々と考察(という名のこじつけ)が出来るかなと思い深夜に書き連ね始めました。
 型月も好きで色々追ってますが世界観設定というより現実の神話、原典関係から掘り下げていきますのでご了承下さい。
 キャスニキ考察が何番煎じとか言わないで。

色々と概説

 今回記事を書くに辺り重要なキーが「太陽神」になってきます。ここ実はキャスニキ=オーディンと繋がる要素なので。
 まず太陽神が具体的になんなのかの概説から入りましょう。

 太陽神とは文字通り太陽を神格化したもので、あらゆる神話や宗教に普遍的に見る事が出来ます。私達の住む日本の神話の最高神も天照大神、太陽神ですね。ほらそこ最古の引き籠りとか言わない。
 身近な例だと「お天道様」という言い回しを聞いた事がある方は多いと思います。実はこの言葉は太陽神を指しており、お天道様、つまり太陽神が空から地上を見て正義を守ってくれるという事に転じます。太陽神は天体としての太陽と同じく空から世界中を遍く見通す神として信じられたんですね。
 太陽神は往々にして「正義・契約」といった概念と結びつく事が多いです。要因としては空から万象を見渡す事、また太陽が規則正しく日の出と日没を繰り返す事等が挙げられます。この性質から太陽神は戦車を駆る姿が想起されたり、夜間は冥界に至るとも考えられていました。
 具体例としては、ギリシア神話の太陽神ヘリオス。ヘリオスは先述した太陽の機能から叙事詩「オデュッセイア」では
いかなるものも見逃さず、いかなることも聞き逃さない』(第11歌109行)
 と呼ばれています。太陽神が全てを照覧し、悪を罰する神である事がここによく表れていますね。ギリシア神話の太陽神といえばアポロンを思い浮かべる方が多いかもしれません。アポロンはオリュンポスの神の一柱ですが、ヘリオスとも習合されています。
 最古の文明であるメソポタミアの太陽神、ウトゥも同様です。FGOだとエルキドゥ幕間で「太陽(ウトゥ)」として言及されていますね。Fakeでも同様にフィリアの口から同様に語られています。
 アッカド神名をシャマシュとするウトゥは天界と冥界を行き来する事から生者と死者を繋ぐ神ともされ、地上で生者の生命を脅かす冥界の悪霊を制すると考えられていた模様です。
 ですが一概に太陽神と言っても様々な種類がありますのでこの辺りで。次に最近の太陽関係に関する掘り下げを列挙していきます。

太陽関係の掘り下げ:ぐだぐだ邪馬台国

去年実装された殴ルーラーの卑弥呼。CMで太陽っぽいものを背後に移す場面↓

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 ここ、ビジュアルが第三再臨なのもあって真っ先に天照を想起したんですが実際に天照が関係する説話「岩戸隠れ」を描いた有名な絵を連想させると思うんですよね。↓

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 実際、天照大御神の原型を卑弥呼に求める説も存在します。(トンデモ系が多いのはありますが……)
 天照大御神の異名「大日孁貴(オホヒルメ)」は分解すると「ヒルメ」は「日ル女」となり、「日の女」と解釈できます。ここから転じて太陽神を祀る巫女、卑弥呼=「陽巫女」となる訳です。しかしこの解釈に関して「メ」を「巫女」と解釈する例は無いとも言われています。(ソースは溝口睦子著「アマテラスの誕生――古代王権の源流を巡る」より)
 同じくCM内のラストのこの描写に関しても考察したいと思います↓

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 ここ、太陽らしきものに黒いものが重なっているように見えますが、これを仮に日食と仮定します。
 日本神話に於いて、日食を反映した説話はかの「岩戸隠れ」だとされています。年代としては247年辺りであり、この年は卑弥呼が没した年代に近いものとされています。
 型月の天照大御神だとやはり玉藻の前辺りが話題に上がるでしょうね。
 天照大御神は密教における本尊、大日如来と習合され、本地垂迹説では本地(本来の姿)であると定義されていました。大日如来に関してはオリュンポスでちらっと武蔵が言及してましたね。

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太陽関係の掘り下げ:地獄界曼荼羅

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 5.5章の地獄界曼荼羅は密教、陰陽道辺りがベースでした感があります。太陽との関係で言えばやはり「曼荼羅」でしょう。
 曼荼羅は密教美術の一つ。諸仏、諸尊の集合絵のようなものですが、これは密教の世界観などを図式的に表したものでもあります。綺麗ですよね。

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 画像は胎蔵界曼荼羅。もう一つ金剛界曼荼羅というものがあります。
 胎蔵界曼荼羅はまたの名を「大悲胎蔵生曼荼羅」と言い、宇宙の森羅万象の悉くを内包し、極大の世界を象徴しています。マクロコスモスだとも言えますね。この曼荼羅は仏菩薩以外にも星宿神や古代インドのヒンドゥー教の神が描かれており、全ての仏菩薩が一同に会する「オーケストラ型」という例えもされる事があります。また客体の意味も持ち合わせています。
 もう一つの金剛界曼荼羅、金剛はダイヤモンドを意味し、金剛のように強固で壊れる事のない悟りを意味しています、全体で九つの区画に分かれており、特定の仏が姿を変えて何度も表れているので「ドラマ型」という解釈もあります。こちらは胎蔵界がマクロコスモスを意味するのに対し、こちらはミクロコスモス。また主体性を内包しています。
 この二つの曼荼羅は合わせて「両界曼荼羅」と呼称されており、二つの共通点として「大日如来が中心」となっている点が挙げられます。
 大日如来は宇宙の普遍性や永遠性の仏格化であるとされ、ある種根源神的な性質を内包している尊格です。また中世の神仏習合思想においては太陽信仰的な共通点から天照大御神と同一視され、その本地であるとされました。軽くその辺りをざっくり説明すると

・神仏習合
=日本土着の神道と外来宗教である仏教が習合する事。それ以前は仏は「蕃神(あだしくにのかみ)」と呼ばれ、外来神として理解されていた。仏教と神祇信仰の習合が現れてくるのは8世紀頃からであるとされ、土着の神でも仏教の力で救済される対象の一つであるという理解も存在していた。こういった解釈は「神身離脱」と呼ばれる。
 例を挙げれば日本の神である大国主と古代インドに起源を持つ大黒天、稲荷神社の主祭神の宇迦之御魂と茶吉尼天の同一視などが代表例。
・本地垂迹説
=日本の神と仏教の尊格のヒエラルキーを格付けるもので、八百万の神は仏(菩薩や天部を含む)が化身した姿であるという説。また人間にも適応される場合がある。成立は十世紀頃であるとされる。
 蔵王権現などの「権現」とは神に割り当てられる称号の一つであり、「権(かり)に現れた者」を意味し、本地垂迹的性格を示している。
 村正が伊吹童子の事を「伊吹山の大権現様」とも言っていますね。
 一つの神に多数の尊格が当て嵌められる事もあり、天照の場合には救世観音、十一面観音、廬舎那仏などが想定されていた。
 他では北野天神にも十一面観音が割り当てられている。

 大日如来の異名は摩訶毘盧遮那仏。原名はマハーヴァイローチャナ・タダ―カタ。
 この尊格の起源は所説ありますが、古代インドにおけるアスラの王でもある太陽神ヴィローシャナが相当するともされています。一説ではアスラの王を起源とする事、そして太陽信仰的性質からゾロアスター教における主神アフラ・マズダ―との関連性も指摘されます。(ゾロアスター教はヒンドゥー教における神「デーヴァ」が悪魔ダエーワ、悪魔であるアスラがアフラ・マズダ―と、神々と悪魔が逆転しているので)
 
 ここで太陽と関わる大日如来、そして「アスラ」という単語が出てきますが、地獄界「曼荼羅」、と殆ど同時期に始まったイベントではインド神話、そして叙事詩「マハーバーラタ」における有名なアスラ、そして太陽神の系譜が参戦していますね。

太陽関係の掘り下げ:クリスマス2020

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まず、クリスマスイベントで実装されたのはサンタカルナ、そして悪魔ヴリトラの二人ですね。

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 カルナが太陽神スーリヤの子であるという事は周知だと思われますが、それより先に少し深読みして、日本のとある神との関連、類似性を指摘していきたいと思います。
 カルナはマハーバーラタにおいて、未婚出産を恐れた母クンティーによって生まれてすぐに箱に入れて川に流されてしまいます。太陽神の子が流されるという事にしておきましょう。次に日本のどの神が類似するかと言いますと、それは「ヒルコ」です。漢字で書くと「蛭子」。同じく去年のクリスマスに発売された「ロードエルメロイ二世の冒険」でも二世が「極東のヒルコ」と口にしていましたね。

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 ヒルコは「古事記」では父神伊邪那岐と母神伊邪那美の最初の子です。しかし身体が不定形だったが故に葦の船に流されてしまうという末路を迎えるのですが、このヒルコは名前や神話における役割から天照に対応する男神の太陽神として解釈する事も出来ます。
 まず「ヒルコ」という名前を先程の卑弥呼の時のように紐解いていくと、ヒルコは天照の異名「大日孁貴」、即ち「太陽の女」に対応する「太陽の男」となります。そして「船」という神話における付属要素からインドのスーリヤ、ギリシアのヘリオスなどと同型の「太陽の船」型の神話であると推測できます。
(太陽の船=太陽の運動から太陽神が戦車などを使って空を横断しているとするもの。ギリシアのヘリオスやインドのミトラ、エジプトのラー等が例)
 つまり

「川に流された太陽神スーリヤの息子≒葦の舟で流されたヒルコ(太陽の男)」

 という構図になってくる訳です。
 まずここで一点、太陽神関係+その他の伏線(聖人+ボクサー=モーセ等)を持ってきているのかと。
 次に、クリスマスそのものについての太陽神との関係を掘っていきましょう。
 クリスマスといえば街中が綺麗になってカップルで溢れかえる日という印象が強いですが、実際にはキリストの降誕を祝うというれっきとした宗教的行事に由来を持つものです。(筆者は誕生日にも関わらずフォロワーとラーメン食ってました)
 降誕を祝う日、というのは定説ですが、それすらかつてキリスト教が吸収した異教の祭儀とされています。
 その異教とは「ミトラ教」です。
 まずミトラに関して軽く触れておきましょう。ミトラ、及びミスラという神は古代インド、イランにおける太陽神であり、聖典である「リグ・ヴェーダ」においては天空神ヴァルナと併称され「ミトラ・ヴァルナ」の名で呼ばれています。また初期のアスラは神々の敵対者と言う訳では無く、高位の神格であったヴァルナもアスラであるとされていました。(アフラ・マズダ―の起源をヴァルナに求める事もある)
 ミスラというのはゾロアスター教におけるミトラの名であり、アフラ・マズダ―が主神の地位に着いてからもその人気は根強く、信仰という面で主神と渡り合ったとされています。太陽神でもあり、同時に契約神でもあるので今まで挙げたヘリオスやウトゥと性質は近いですよね。ミトラは古代ローマ世界でも知られ、ローマではミトラスという名で信仰されていました。
 また「冒険」では海賊というワードが出てきますが、ミトラ崇拝は元来キリキアの海賊の宗教であったという事も小ネタとして盛り込んでそうですよね。三輪清宗さんならやってそう。
 ミトラスは太陽神でありながら救済神的性質も持ち合わせており、牛を殺す事(キリストの磔刑に相当)で豊穣を齎すとされていました。
 ミトラスは主神アフラ・マズダーと地母神アナーヒターの息子であるとされ、その誕生日が12月25日であり、これがキリスト教に取り込まれたという説は有名ですね。
 一旦整理すると
・「太陽の男」の意を持つヒルコとカルナの類似
・古代インドにおける太陽神スーリヤとミトラ
・クリスマスの起源たる太陽神ミトラスを祝う古代ローマの宗教
 
となります。

ここから更にややこしくなりますが、神々の習合に関して触れて行こうかと思います。
 トルコにあるネムルト山にはある神像群があり、その中には
 『アポロン・ミトラス・ヘリオス・ヘルメース』
 という、四柱もの神々が習合したと思われる神像が含まれており、ギリシア元来の太陽神であるアポロンやヘリオスに並び、ミトラスも太陽神として認識されていたという事が伺えます。
 しかしこの中で一人だけ、太陽神では無い神が含まれているのです。そう、ヘルメスです。
 ヘルメスはギリシア神話におけるオリュンポスの神々の一人であり、巨人アルゴスの殺害、また蛇が巻き付いた杖カドゥケウスを持つ事で有名ですね。非常に多くの概念を司るヘルメスが何故太陽神と習合されているのかというポイントはミトラスに求められます。
 古代のペルシア人がミトラス(ミトラ)に当て嵌めた惑星、それは水星。そして同時に「死後の案内人」という性質を付与しました。ギリシア神話におけるヘルメスはローマではメルクリウスであり、英名Mercuryは水星を意味する言葉として扱われています。
 ヘルメスが「死後の案内人(プシューコ・ポンポス)」であるという事はロードエルメロイ二世の事件簿「アトラスの契約」の終盤にて語られていますね。

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 この二神のこういった共通点から同一視が起こり、習合されたという訳です。
 今まで日本神話、密教、インド神話、ギリシア・ローマ神話やらの太陽関係を掘ってきましたが、ここで一度整理しますと↓

・天照大御神(大日孁貴)≒卑弥呼
・天照大御神と大日如来の同一視(本地垂迹)
・カルナとヒルコの類似
・ミトラ教とクリスマスの関係
・インド・イランの太陽神ミトラス=ギリシア神話のアポロン、ヘリオス(太陽神)
・ミトラス(ミトラ)とヘルメス(メルクリウス)の類似
 
 ざっとこんな感じになります。
 次は遂に待ちに待ったLB6ですが、OPからキャスターのクーフーリン、つまり中身オーディン説が年々強くなってるアイツが参戦の可能性が高いです。
 そこで、これらの太陽神関係と絡めつつ今後の考察に繋げていきたいなと。

オーディンとクーフーリンと太陽神ルー

 ここいらで後半戦に向けて色々と掘っていくに辺り北欧やケルト辺りと結び付けていきたいと思います。
 ついさっきヘルメスが水星を司り「死後の案内人」という性質を持っていたという事を述べました。そしてここで最初に触れるのはローマにおけるヘルメス、つまりメルクリウスとオーディンの関係です。
 古代ローマの政治家タキトゥスの『ゲルマーニア』ではゲルマン人の主神をメルクリウスと呼称していますが、これはオーディンの事であると推測できます。何故メルクリウスとオーディンを繋げたのかという点は意外と身近な部分にあります。
 先程ヘルメス(メルクリウス)が水星と死後の案内を司ると言いましたが、水曜日の語源はオーディンに由来するとされています。「wednesday」は「オーディンの日」という意味もあり、曜日は何かと神話に由来する事が多いですね。
 また、オーディンはワイルドハントであるともされています。
 ワイルドハントはヨーロッパ伝承の一つであり、狩猟集団が空を駆けていくというもの。その頭領は多神教の神や歴史上の人物であるとされ、この一つにオーディンが含まれています。死者を率いるオーディンと霊魂を案内するヘルメス(メルクリウス)、ここで類似性が見られるという事ですね。
 魔術や戦争、自然など非常に多彩な性質と関わっているオーディンですが、これからFGOでも掘り下げがあるであろうケルト周りでもオーディンに近い神格は存在しています。
 それは通称「ガリアのメルクリウス」とも呼ばれる太陽神ルー。ケルト神話最高峰の大英雄、クーフーリンの父神です。
 実際、太陽神ルーはローマ神話のメルクリウスに対応する神格であるとされ、太陽以外にも医術や武術など、多様な属性を持っています。その中には魔術も含まれており、オーディンと習合されるメルクリウスと同一視されているだけでなく、直接的にオーディンと性質が非常に近い神なんですね。
 他の神話体系であれば古代インドのヴァルナ神が類似しますが、地獄界曼荼羅で実装された渡辺綱のスキル「水天の徒」の水天とは仏教に取り入れられたヴァルナを指します。

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 少し学術的なものになりますが、オーディンやヴァルナといった神は神話学者ジョルジュ・デュメジルが提唱した理論曰くインド・ヨーロッパ語族の宗教における三機能(聖性(F1)・戦闘(F2)・豊穣(F3))のうち第一機能に相当します。インド・ヨーロッパ語族は印欧語族とも呼ばれ、インドから西ヨーロッパまでに広く分布する語族の事ですね。
 サンスクリットやラテン語が似てるのも印欧語族という事に起因し、例えばインド神話のデーヴァとラテン語のデウスは共に「神」を意味し、語源を共有しています。
 有名な三機能は古代ローマの三神。

ユピテル(F1)・マルス(F2)・クィリヌス(F3)

 ギリシア神話の神々はローマ神話の神々に対応しますが、クィリヌスのみ唯一ギリシア神話に対応神のいない固有の神です。

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 この三神は星間都市山脈オリュンポスのラストで共演していましたね。
 この時点で三神を意識している辺りLB6にも引っ張っていきそうな伏線ですがまたの機会に。
 因みに三機能は他の神話体系にも当てはめると

〇古代インド=ミトラ・ヴァルナ( F1)・インドラ・ヴァーユ(F2)・アシュヴィン双神
〇北欧=オーディン(F1)・トール(F2)・フレイ(F3)

という形になります。
 LB6でオーディン、キャスニキを出すなら先にギリシアでこういった話もしていたのかなと(多分違う)
 話を戻してケルト神話、オーディンと同一視されるメルクリウスが太陽神ルーと関係しているので、クーフーリン(=オーディン)との関係も同時に持つ事になります。

余談

 太陽神ルーがクーフーリンとオーディンを繋ぐ要素だとして、ここ最近Hollowのカレンが疑似サーヴァントで実装された事もあって個人的にはその流れでバゼット来て欲しいと切に願ってます。

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 フラガラックは太陽神ルーが海神マナナン・マクリルより授けられた武器ですしね。
 Hollowめっちゃ好きなんでアニメ化楽しみです
 これからも小ネタ拾って記事にまとめようかなと思っているのでその際には読んで頂けると幸いです。最後に参考文献を纏めておきますので興味のある本がありましたら是非書店や図書館で手に取ってみて下さい。
 ここまで読んで頂きありがとうございました。

参考文献

松村一男・渡辺和子編『太陽神の研究【上巻】』株式会社リトン 2002年
松村一男・渡辺和子編『太陽神の研究【下巻】』株式会社リトン 2002年
下泉全暁『密教の仏がわかる本 不動明王、両界曼荼羅、十三仏など』大法輪閣 2019年
松長有慶『密教』岩波新書 1998年
宮坂宥勝『新装版 密教の学び方』2018年 法藏館
筑紫申真『アマテラスの誕生』講談社学術文庫 2018年
溝口睦子『アマテラスの誕生——古代王権の源流を探る』岩波新書 2019年
伊藤聡・遠藤潤・松尾恒一・森瑞枝『日本史小百科 神道』東京堂出版 2003年
小林登志子『古代オリエントの神々 文明の興亡と宗教の起源』中公新書 2019年
小川英雄『ローマ帝国の神々 光はオリエントより』中公新書 2003年
フランツ・キュモン著 小川英雄訳『ミトラの密儀』ちくま学芸文庫 2018年
松平千秋訳『ホメロス オデュッセイア(上)』岩波文庫 2019年
辻直四郎『リグ・ヴェーダ賛歌』岩波文庫 2019年
松村一男『神話学入門』講談社学術文庫 2019年
大林太良『神話学入門』ちくま学芸文庫 2019年
井村君江『ケルト神話 女神と英雄と妖精と』ちくま文庫 2019年
プロインシァス・マッカ―ナ『ケルト神話』青土社 1994年
フェリックス・ギラン『ギリシア神話』青土社 2011年
ジョルジュ・デュメジル『神々の構造』国文社 1987年 
沖田瑞穂『マハーバーラタ 聖性と戦闘と豊穣』みずき書林 2020年



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