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CS Finalを終えて

まずは皆さんお疲れ様でした。
レギュラーシーズン・天皇杯・そしてCSと、これまでのシーズンと比べても勝るとも劣らない楽しいシーズンを送らせてもらいました。
今回はCSを終えての今の感想をメインで書いていこうと思います。
シーズンの総括はまた選手の去就がある程度分かったタイミングで書こうと思います。

終始相手のペースだったCS Final

今回のFinalはとにかく流れがジェッツにこなかったという印象が強く残りました。
2試合通してここぞという場面でキングスのシュートは入り、ジェッツのシュートは入らなかった。
Bリーグの大きな不思議の一つですが、CS Finalや天皇杯決勝といった大きな試合では、とにかくどちらかのチームに運が傾いている試合が多いように思います。
戦術等細かい部分はありますが、天皇杯決勝ではジェッツに傾いていたものが、今回はとにかくキングスに大きく向いていたと思います。

特に今日の第2戦は全く悪い試合内容ではなく、打つべきシュートを打って守るべきところを守れていました。
にも関わらず決めたいシュートがことごとく外れ、決められたらダメージの大きいシュートをことごとく決められてしまった。
強いて言えば4Q再度まで原ちゃんとスミスを信じて起用してほしかった気持ちはあります。
これは結果論なので今更いうべきことではないかもしれませんけどね。

来シーズンの新しいチャレンジに向けて

当然この敗戦は悔しいものですが、来シーズンに向けては悪いことばかりでもない敗戦だったと思います。
正直今年のジェッツは全てが上手くいきすぎてました。
ここぞというシュートの決定力や勝負強さが群を抜いていた結果の最多連勝記録・最高勝率、そして天皇杯優勝でした。
ケガ人も多発する中で、ベテランや途中加入の大学生を積極的に起用せざるおえない時期もあり、決してリーグで圧倒的に抜きん出た強さだったからなし得たものではないと思っています。
むしろパトリックHCが理想とするジェッツの姿はまだまだ道半ばなはずです。

そんな中で3冠を達成してしまったら。
来シーズンはEASLが加わるものの、チャンピオンを守る立場になり、目標設定やモチベーションが難しいものになっていたのは想像に難くありません。
それよりも全てを取ってしまったことによって、チームが解体する可能性というのも十分に考えられます。
本当に最強のチームになって解散するのは清々しいですが、このチームがまだ発展途上だと思うからこそ、ジェッツには来シーズンも継続路線でケガ人の復帰と若手の成長、ピンポイントの補強でもう一度最強のチームを作り上げてほしいです。

3冠はまだまだ夢のままで良い。
高い目標があるから、あれだけシーズンで勝っても満足せずに先を見ることができる。
今日の敗戦でまた来シーズンが楽しみになりました。

今シーズンもたくさんの喜怒哀楽をありがとう。
どんな逆境にも立ち上がるジェッツの姿は、私の人生の大きなモチベーションでした。
こんな最高のチームを応援できたことが幸せです。
しばし英気を養って、また来シーズン全力で応援していきたいと思います。



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