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ツレが事故に遭いまして(前編)

※帯画像は、フリー素材のいらすとやさんから頂きました。

表題のとおり、1ヶ月前の4月16日、ツレが事故で救急搬送されました。
今も入院してます。入院生活も1ヶ月突入。
2度の手術と、死にかけを経て、まもなく退院できそうなとこまで回復してきました。私にとってはとても長い1ヶ月に感じました。

時間の経過とともに、ココロとカラダに少しだけ余裕が出てきたので、
この1ヶ月に起きたことを綴っておこうと思います。
もう同じ事が起こらないように...という願いも込めて。

■4月16日(月) 怒濤の1日がはじまりました

16日(月)曜日の朝、いつものように仕事の準備をしていました。
毎週月曜日は全体会議があるのでそのための資料を朝から作っていました。
ひと段落して、シャワーを浴びに行く前にタバコを吸おうと、
スマホを片手に台所にある換気扇の下へ移動。
タバコを吸いながらスマホをいじっていると、ツレからの不在着信が。

月曜日は仕事って聞いていたし、
朝、忙しい時間帯にわざわざ電話なんてしてこないよな....
何の用だろう?とかけ直すも、すぐには繋がりませんでした。

少し時間をおいてかけ直すとようやく電話が繋がりました。
外にいるのか、まわりが騒がしく、声が聞き取れず。
なにか急用かな?とハンズフリーにして、
いつものトーンで「もしも~し」といっても反応がありません。

でも、すぐにそれは緊急事態だと言うことがわかりました。
まわりが騒がしかったのは、救急車のサイレンの音だったのです。

「ごめんね、ごめんね...」そう泣きじゃくる声に、
ツレの身になにかがあったということはすぐにわかりました。

「どうしました?」(よく敬語で話しかけるんですよ)
いまいち状況が把握できない私の声がでかかったのか、
機転を利かせて電話を替わってくれたのは、救急隊員の方でした。 

(男性)「■■さんのご友人のかたですか?こちら●●市消防本部です。」
 (私)「はい、そうですが。」
(男性)「あのですね、■■さん、先ほど事故に遭われてまして、
   病院へ搬送をしています。搬送先は▲▲病院となります」

嫌な予感は的中しました。
ただ、意外と冷静に受け止められている自分がいました。

実は、こういった救急隊員から電話を受けるのは3回目でした。
1回目は実家で兄弟が交通事故にあって時、
2回目は母親が巻き込み事故にあった時。
そして今回が3回目になります。

過去、1回目と、2回目に電話をはとにかく動揺してしまい、
本人のけがの状況とか、搬送先の病院、連絡先とか詳細をしっかり聞き取るということが出来なかった苦い経験があったので、

・搬送先の病院名
・本人の状態はどんなか
・どういう経緯で救急搬送となったのか
・ご家族には連絡はされているか(実家同居のため)
・通勤途中だったので職場への連絡はされているか
・搬送先への病院は身内じゃない者が行っても問題がないか

これをしっかり聞き取って電話を終了。
事故に遭ったときの状況を本人が覚えていないというのだから、
大変なことになっているんだろうなと頭では理解しました。

と、同時に、浮かんだのが、
「病院に行かなきゃ」「今日外せない面接があるんだ」の2つでした。
幸い、会議用の資料作成は済んでいたので、仕事関係者に連絡を入れ、
面接の時間までには出社する旨を伝えて、病院に向かいました。

病院は、会社に向かう方向とは反対方向。
地元、阿佐ヶ谷から電車に揺られること約1時間の距離です。

電車で移動中。良くないことばかりを考えてしまい、
はっと我に返っては深呼吸をして...の繰り返しでした。

前日は、うちでセリ鍋一緒に食べたのにな...

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いつも、帰りが遅くなって、自宅に着くのが午前様になるのはよくないから、今回は早めに返したのにな...
駅の改札まで送って、「また来週ね。家に着いたら連絡頂戴ね」って、
いつも通り見送ったんだけどな...
なにかをまちがえたのか?自分がいったい何をしたんだ?
目的地に着くまでの間、不安に押しつぶされるそうな状況に、ただただ堪え忍ぶしかありませんでした。

...と、ここまで、書き綴ってたらいろんなことがフラッシュバックしてきて、具合が悪くなってしまったので、今回はここまで。話は続きます。


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