13 ウルトラマンジャック、夕陽のなかで!
こんにちは、光の研修生Jumanです。
今回は、ウルトラマンの3次元地球分離意識体験の最後の回になります。
帰ってきたウルトラマンこと、ジャックの登場です。ジャックのあのエピソードをスピリチュアルに語っていきますよ。
ジャック第37話「ウルトラマン夕陽に死す」
このエピソードもあまりに有名なので、ストーリーにはあまり触れません。
人間体である郷秀樹の感情が、そのまま変身後のジャックに持ち越されてしまった珍しいケースです。まずはここからですね。
実は、人間体で負った負傷がウルトラマンへ、またウルトラマンで負った負傷が人間体へ影響してしまうケースはよく見かけられます。
また人間体で会得した能力がウルトラマンへ引き継がれるのも同様です。
レオなんか特にそうでしたね。
ジャックのエピソードで言うと、第4話「必殺!流星キック」なんか典型的でした。
初戦でキングザウルス三世の角攻撃で足を負傷したジャックは、郷秀樹に戻っても足に負傷を負ったまま入院、そして人間体で鍛錬して、再戦ではキングザウルス三世の角を流星キックで粉砕して勝利します。
ここまでは普通にありえる話ですが、人間体の感情が変身後も意思表示とともに派手に出てしまったのは異質です。
ここらへんをまず追求していきましょう。
人間体とウルトラマンの一心同体とは?
ここで下記の画像をご覧ください。
人間の肉体を取り囲む目に見えないオーラ体の画像です。大変興味深かったので、
「Healing Art Selection東京 神奈川 埼玉」様のブログ記事の画像を引用させていただきました。
なお、オーラ体の記事は「カラータイマー、命の叫び!」で触れていますので、そちらもご覧になって下さい。
人間体とウルトラマンの一心同体とは、少なくともエーテル体レベルにおいて一心同体となっていると解釈すべきです。上記の画像から、エーテル体は生命エネルギーなので、肉体が負傷すればエーテル体に影響を及ぼします。
従って、人間体で負った負傷がウルトラマンへ、またウルトラマンで負った負傷が人間体へ影響してしまうのです。
ところでウルトラマンにこのようなオーラ体があるのか、という話ですが。
あるのではないですか・・・かつてウルトラマンは人間だったのですから。
このあたりのことは、最初の記事「光の国大激変①」で語っていますので
ぜひご覧になってください。
ところで肉体レベルで一心同体というのはありえませんよね。これ、フィラデルフィア実験のような悲惨なことになってしまいますからね。
なおフィラデルフィア実験については、以前の記事「テレポーテーションは3次元では危険」で触れていますので、そちらもご覧ください。
では人間体の感情が変身後も意思表示とともに派手に出てしまった理由とは何なのでしょうか?
この点、ウルトラマンのエピソードから、人間体の感情がウルトラマン変身後も受け継がれることはよく見受けられます。とすれば、上記画像のアストラル体、メンタル体レベルまで人間体と一心同体となっていると判断してもよいようです。
それではジャックの場合はどうなのでしょうか?
恋人坂田アキを失った郷秀樹の悲しみは・・・
ここらへんのストーリーは読者の皆様はよくご存知でしょうから省略しますが、とにかくナックル星人の卑劣な蛮行によって、坂田兄妹は命を落とします。そして、郷秀樹は瀕死のアキを病院で看取った後、ジャックに変身してブラックキングとの戦闘になります。
戦闘開始時にジャックは、「やはりそうか、私を倒すために訓練されているのだが負けないぞ!必ず坂田兄妹の復讐をしてやる。」と、ジャックに変身後も、人間体郷秀樹の感情が意思表示とともに派手に出てしまいます。
とにかく尋常じゃないですよね・・少なくとも私にはそう感じられます。
ウルトラマンヒカリが、ハンターナイトツルギとして、ボガールを追って地球へやってきたときの復讐への執着心・・これに通ずるような・・・
この点に関しては、以前の記事「復讐心は強力ネガティブ周波数」もぜひご覧ください。
ウルトラマンは地球防衛という第一目的があって、特定の者の利益のために戦ってはいけないはずです。それが、坂田兄妹という特定の個人の無念を晴らすために変身して戦ってしまった・・・
これは後で語りますが、セブン同様、カルマの代償を払うことになってしまいます。
でもそこまで特定の者の利益のために戦ってしまった理由とは・・・?
私の考えはこうです。飛躍し過ぎかもしれませんが・・・でもこう考えると
腑に落ちます。
郷秀樹、坂田アキの過去世までジャックは理解していた?
ズバリ!ジャックは、郷秀樹のコーザル体(上記画像より)レベルまで一心同体となっていたのではないでしょうか。
おそらくこの二人は過去世で恋人だったことがあるのでしょう。その過去世では結婚という形で成就できなかったため、今世で二人は夫婦となる約束(魂の契約)をして生まれてきたことを、ジャックは二人の高次元自己魂(ハイヤーセルフ)からの情報をチャネリングして知っていたのでしょう。
ここで「魂の契約」と「ハイヤーセルフ」というスピリチャル用語がでてきたので、軽く補足だけしておきますね。
人は3次元地球へ肉体を持って生まれるとき、親、兄弟、交友関係、学校、仕事など細かい範囲まで決めて生まれてくると言われています。寿命ももちろんそうです。これが「魂の契約」です。
一方、「ハイヤーセルフ」とは、一番霊的(魂が)に進化した高次元の自分のことです。はっ!自分は私一人やないの?アホなこと言うたらアカンで!と当然疑問を持ちますよね・・
それで下2枚の画像(「ワンネスへの帰還」から引用させていただきました。)をご覧ください。(ラインマーカーは私が施しました。)
ハイヤーセルフは、守護霊(ガイド)と言い換えてもいいかもしれません。
では、高次元の自分はどのあたりにおるの? ということになりますが、5次元または6次元あたりと言われてます。さらに自分の分身はこの3次元とは別の3次元世界(パラレルワールド)にいるとされていますよ。
ビックリするでしょう!!ここはさらーっ!とした理解でよいですよ。
話がいつものようにそれてしまったので戻しましょう。ジャックは坂田アキの死によって、郷とアキの魂の契約が成就できなくなったことに、さすがに冷静でいられなくなったのでしょう。
コーザル体レベルまで一心同体だと、もう肉体を借りている段階でなく、郷の過去世を全て把握し、ジャックは郷秀樹そのものと言っていいからです。
これが、ジャックに変身後も人間体郷秀樹の感情が意思表示とともに派手に出てしまった理由でしょうね。
そうなるとジャックに変身しても・・・
ジャックの武器が通用しない
これは、ブラックキングが訓練されていたことの他に、ジャックの周波数の問題です。しかもジャックの周波数=郷秀樹の周波数ですから、悲しみ、怒り、混乱のなか、かなりの周波数低下だったのか、スペシウム光線、ウルトラブレスレットともに封じられ、ほとんど劣勢で反撃もできずにボコボコにされて負けてしまいました。
周波数は、その人の持つ霊的エネルギー(魂と言ってもいいでしょう)の振動数と言い換えることもでき、周波数が高いほど高速で振動します。
著しい周波数の低下でジャックの霊的エネルギーは、振動数を落とし、スペシウム光線、ウルトラブレスレットも、ただの光の帯に腕輪の代物になってしまいました。
(振動数については、以前の記事「光の国大激変その②」で触れていますのでそちらもご覧ください。)
この後は、読者の皆様もよくご存知のとおりです。初代ウルトラマンとセブンの救援によってジャックは息を吹き返し、再戦でナックル星人とブラックキングを倒します。
ジャックは郷秀樹を分離せず光の国へ帰還
そして坂田アキ亡き後、郷秀樹の前に村野ルミ子が現れます。坂田兄妹の弟だった次郎君の付添人?として。
ルミ子は郷に思いを寄せていたみたいでした。ジャック第51話「ウルトラ5つの誓い」の冒頭で、ルミ子の夢の中で郷との祝言がMAT同僚の出席のなか行われる描写があるからです。
しかし、郷秀樹の坂田アキを失った悲しみは相当なものだったのでしょう。
悲しい思い出の地球で暮らすより、光の国へジャックと一心同体のまま帰還し、光の国のために尽くしたいと考えたのかもしれません。
それが、「旅に出るんです。故郷だ!平和な故郷を戦争に巻き込もうとする奴らがいる。手助けに行くんだ。」の言葉になって表れました。
まあこれはバット星人から「ウルトラ兄弟暗殺計画」を告げられたためですけど。
それにコーザル体レベルまで一心同体化したため、もう離れられなくなったのでしょう。
ということでジャックは、次郎君に将来のMAT入隊を勧め、ウルトラ5つの誓いを残して地球を去るわけですが・・・まだ先があるのです。
後の時代のジャックに・・・
ここからは、後の時代にセブンに降りかかった代償と同じように、ジャックにも代償を払う時が訪れます。
タロウ第52話「ウルトラの命を盗め」では、ドロボンにカラータイマーを取り上げられ(そんな簡単にくっつけたり奪い取ったり・・私がまじめに語ったカラータイマーの記事はどうなるんよ(笑))
レオ第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」ではセブンガーをモロボシダンに渡す重要任務で地球に来たのに、アシュランに口輪をはめられ、醜態をさらしてしまうことになって・・・セブンほどではないにしても大変なことになってしまいましたね。
これらの代償は、ウルトラマンの防衛の任務の範囲とは言えますが、戦闘の目的が私事にあったことが原因ですね。セブンは「ノンマルトの使者」で地球人同士の争いに介入してしまったですが、ジャックは変身したプロセスを問われてしまった・・・ウルトラ警備隊法(あるかどうか知らんけど)も厳しい!
ジャックも「魂の契約」をしていたのか・・・
私はこうだと思いますよ。
ジャックも魂の進化のため、あえて、郷秀樹のコーザル体レベルまで一心同体になることを選択していたのでしょう。そして、私的復讐を果たすことも計画して・・・3次元地球の評価は「過ち」となりますが、ジャックにとっての「学び」でした。おそらくセブンも「魂の契約」があったでしょう。
その学びがさらにのちの時代、メビウス第45話「デスレムのたくらみ」では前回の記事「魂の進化、MVPはウルトラセブン」で触れたとおり、メビウスを金言とも言えるアドバイスで勇気づけたことで、これまでの経験が生きましたね。良かった!良かった!
ふーっ!いつも長くなりますが、今日は特にリキ入りました。(苦笑)
以上で3回にわたって3次元地球分離意識エピソードを語ってきましたが、ひとまずここで置きます。
そして、ウルトラマンのスピリチャル記事はひとまず小休止にして、次回は肩の凝らない特別編、次々回からは宇宙戦艦ヤマトをスピリチャルに語っていこうと思っています。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なお今回も画像は、「TSUBURAYA IMAGINATION」から引用させていただきました。参考にさせていただきありがとうございました。
<追記>
先日5月2日にNHKBSプレミアムで放送された「二人のウルトラマン」のなかで、どうしてウルトラマンは地球へ来るの?という場面がありました。
仮説にせよ、スピリチャルな角度から当ブログですでに語っていましたので
もしよければご覧になってください。「ウルトラマンが地球へ来る目的とは?」
今回のまとめ
仮説ウー17
ジャックは、郷秀樹のコーザル体レベルまで一心同体となっていた。アキの死によって郷とアキの魂の契約が成就できなくなったことに、冷静でいられなくなったため、著しく周波数を落とし、ブラックキング、ナックル星人に初戦で敗れた。
次回予告:(仮題)14 思い出のウルトラの俳優たち