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#19 FP3級実技試験を受験→自己採点合格まで道のり

本日はFP3級技能検定の試験日。9月の試験で学科は合格できたものの、不合格だった実技試験を再チャレンジをして参りました。回答速報で自己採点したところ、合格点の60点を越える65点が取れた様ですので、間一髪の所で合格できた様です。解答用紙提出時には正解率8割と思っていたので、採点で間違いを見つけては悔しがっていますが、合格できたであろうことに、まずはホッとしています。

中学までは何とか凌いげましたが、高校では全くついて行けなかった数学苦手の文系脳。そして文学部を30年程前に卒業し、金融とは畑違いの業界に身を置く一般職の私のFP3級までの試験対策について振り返ります。金融業界外でFP3級にチャレンジされる方の参考になれば幸いです。

何故FP3級試験に挑戦したか



#3 何故、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験3級を受験したか
に詳しく綴らせていただきましたが、傷病手当金、介護保険、生命保険、確定拠出年金、NISA/投資信託、相続、不動産売買の経験を通じて、こうした知識を身につける必要性を痛感していました。FP fumicoさんのvoicyで、広く浅い範囲が試験の対象となる3級について学ぶ事をお勧めくださり、それならばと受験をすることにしました。

門外漢の私の試験対策について

初めての試験では、学科合格を目標に据えて問題集と参考書を選びまたした

FP3級の試験問題は決して難問ではないのですが、広範囲に渡る事からカバーするには負担があります。受験を決めたのが申込締切日の8月3日、試験日が9月10日で準備期間は5週間。そこで、少なくとも学科だけは合格したいと思いました。

まずは参考書・問題集選びです。結果的にはAmazonでベストセラー第1位、滝沢ななみ先生著、みんなが欲しかったシリーズに決めました。

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シンプル派のため、表紙にも登場する滝澤氏を模したと思われるイラストが気になり、別のものにすべく書店で中身を確認しました。こちらのシリーズ、イラストは気になりましたが、文章が非常に簡潔で内容がスルスルと頭に入ってきました。一方、別の候補本は、文体が苦手で内容よりも文章が気になってしまいました。ベストセラーだから、ではなく、自分に合っている事を実感し、みんなが欲しかったシリーズに決めました。教材は違和感無く取り組める物が何よりです。

みんなが欲しかったシリーズを使った学習の進め方

『「みん欲し」を使った効果的な学習の進め方』で説明くださっていますが、『教科書』を読む→対応する『問題集』を解く、この方法で全6Chapterを進めました。滝澤さんの書かれている通り、「全部読んでから解く」ではなく、「いちいち解く!」この方法を徹底することをお勧めします。この方法は、受験勉強等でも古くから言われいていることですが、知識が定着し易くなると実感しました。

ひとつのChapterの中にある複数のSection毎に問題集を解くと、Chapterの終わりに実技問題があります。実技は3つの中から自分の選択する項目のみ解けば良いと記載がある通り、私も自分の選択した「資産設計提案業務」のみを解きましたが、それで無問題です。

問題集の別冊に「総合問題編」がついていますので、全6Chapterの参考書→問題集を終えたら、必ずこの問題編のチャレンジは必須です。繰り返しですが、3級は難題ということよりも、広範囲であることが障壁です。全体を復習できるので、この総合問題集は必ず解く事を強くお勧めします。

書籍連動サービスの活用

書籍に二次元バーコードがついています、それを読み込めば利用ができる2つのサービスがついています。

①動画を見る

滝澤先生が各Chapterの概要について説明くださっています。私は、参考書→問題集に当たる前に、該当のChapterの動画を視聴しました。取り掛かる直前に視聴すると、ここでも記憶に残り易く、すーっと参考書→問題集に入っていけました。

②アプリを使う

書籍と連動したスマートフォンアプリがあり、有料のものを活用しました。私が大活用したのは問題演習で、Chapter毎に問題を解くと、答えと解答が表示されます。正解すると一覧の星に一問ずる黄色の色が3つまで付くようになっており、私は、9月の試験前には全問星が3回着くまで繰り返し解答して、記憶を定着させました。

参考書・問題集とも厚みがあり持ち運ぶのは辛いので、自宅では書籍、通勤や移動中等はアプリを活用しました。アプリは学科試験対策という事ですので、学科合格を第一目標とした私には非常に有用なツールでした。

ただし、教科書→問題集に取り組んだ後にアプリを活用しました。理解した内容の記憶を定着させるためのツールとご理解いただければと思います。

ここまでの学習方法で、学科は合格できました。


実技試験対策

9月8日の受験を終えて結果が出るまでの間に「ITパスポート」試験にチャレンジする事を決めていました。こちらも自分なりに頑張ってはみたものの、私には難しく、目標としていた11月の合格は難しいと思い、12月からはFP3級実技試験の準備に入ることにしました。

言い訳ですが、12月後半から年始にかけて体調を崩した上、老親の対応で奔走することになり、準備が頓挫する期間が長くなってしまいました。

滝澤先生は、教科書→問題集を3回繰り返す事を推奨されていますが、9月の試験までに1回、今回の試験対策でも取り組めたのは1回でした。最初から3回取り組むと、1回で学科・実技とも合格できるのかと思われますが、同じことを何回も繰り返すことは苦手なため、それは出来ませんでした。

私は、不定休で試験前の2回の休みはできる限り準備に取り組みました。

9月の実技問題の振り返り

解答速報で答え合わせをしただけで、内容を確認していないことに気づき愕然としました。不定休の私は、試験前の2回の休みはできる限り準備に当て、そこで9月の実技試験問題の内容を確認しました。

間一髪でしたが、この振り返りは本当に取り組んで良かったです。というのも、問題のスタイルが非常に類似した傾向でした。この振り返りで特に苦手なパートをしつこく確認したことは、追い風になりました。

試験当日の過ごし方


学科試験は2時間ですが、1時間で退出が出来、多くの方は早めに退出され私も、9月の試験では早めに退出しました。そうすると、実技試験まで2時間以上がありますが、学科試験疲れの後の実技対策は、疎かになりました。

実技のみ受験のため試験開始は午後1時半です。自宅では落ち着かないので、会場近くのカフェで最終チェックをしました。前回と違う会場で、会場となる大学以外に目的地になる地域ではない事から、カフェの数も限られるはずと、事前に確認しました。候補の一つは席がなく、候補二つめを利用しましたが、この辺りは確認していかれる事をお勧めします。

ここでロイヤルミルクテーとコーヒーを注文しましたが、何時頃飲み終えて、どのタイミングでトイレに行くかも決めておきました。比較的水分摂取が多めで、トイレにも頻繁に行く事から決めたスケジュール。試験中の集中力を高められ、且つリラックス出来る状態を整える事は全力発揮のためには不可欠ですね。

トイレなど不要な情報も書いてしまいましたが、FP3級受験をご検討の方にご参考にしていただければ幸いです。

最後までお付き合いいただき、有難うございました。









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