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なりたい自分になる為の習慣の続け方

いよいよ2022年も年を明け、今年の抱負を決めてやる気マックスの人も多いと思います。
皆さんは、意志が硬く、決めたことをやり遂げることができますか?
私は、昔から、飽きっぽくって、毎年の抱負も1ヶ月経ったら何を抱負にしたっけ?って感じでした。
昔、アメブロも2回立ち上げました。1つは、半年後から徐々にフェードアウト。パスワード忘れました恥。もう一つは、1日書いただけで、満足してしまい、登録メールアドレスさえ、忘れました恥。
先日ダイエットしようと、縄跳びを買ったのですが、こちらも3日坊主でした。買うときはすごいやる気に満ちてるんですけど、

(筋肉痛だから辛いから今日はパスしよう)
(今日は寒すぎるわ)
(今日は疲れてるからまたにしよう)
(なんだか今日はやる気出ないな)

1週間後からは縄跳びをすることすら頭の中にありませんでした。

これらの自分のやりたいことを止めようとする自分の気持ちや思考。
これ当たり前に誰にでも起きることだって知ってますか?
もし、自分って意志が弱い、とかセルフコントロールが上手くできない、僕の悪魔の囁きは強烈だと思っていたら、ご安心ください。

【脳(潜在意識)の働き-恒常性の維持】
動物の「長生きしたい」という本能があります。
そのために「恒常性(ホメオスタシス)の維持」といって、周りの環境が変わっても、自分は変わらない、一定であることを保とうとする本能です。
例えばそれは生体防御機能(病気にならないようにする)や、自己治癒力(けがや病気を治そうとするチカラ)です。
実は人体の一部でもある脳(潜在意識)は、恒常性を保つために、私たちの行動を変わらないものにしようと、いろんな思考や感情を生み出します。
「昨日は生きられてた。では昨日と同じにしよう」という変化を嫌がる力が、私たちがやろうとしている生活の変化へのストップを誘惑します。本当に私たちの脳は賢くて、いろんな知識、情報、私たちを説得させるために、私たちの記憶をたどり、あーだ!こーだ!言ってくるんですよね。これもまた脳の正しいお仕事だということです。

まんまと私の縄跳びダイエットは、この脳(潜在意識)の誘惑に負けてしまったというわけです。

【脳の誘惑に勝つための方法!】
「なーんだ。恒常性の維持が働いていたんだー。そんで脳は頑張って変化をさせないように私に色々言ってるんだな。」
こんな風に新しい習慣をストップする思考は脳が司る本能がお仕事しているだけなんだと知った上で脳の誘惑に勝ち、新しい習慣を身につけ、ゴールに向かっていけるヒントを紹介します。

①思考や感情を第三者的に見る。
思考や感情に従った行動をしないためには、自分が思考や感情と切り離された存在だと認識するとうまくいきます。

思考「もう眠くなったし、今日はやめとこう」
自分「おっと、思考くん(ちゃん)、恒常性の維持お疲れ様です!!」

思考「何かやる気出ないな。」
自分「おっと、思考くん(ちゃん)、今日はそうきましたか!」

このように自分の中で発生している感情や思考を第三者的(自分とは別物)に見ることは、思考や感情に支配されないために役にたちます。

②なんでその新しい習慣/変化を望むのかを明確にする。
よく、達成したいものがあればその、目的を明確にしましょう!と言います。でも一歩進んで、どうしてその目的を達成したいのかも明確にできるといいです。
例えば、「5キロ痩せたい」が目的だったとします。でもある日、脳は、「痩せて何になるのさ、馬鹿馬鹿しいよ」とか「5キロじゃなくても良くない?」のように目的自体をバカにしてくる思考を送ってくることがあります。
なので、5キロ痩せることは必要。なぜなら、、、→

  • 医者に肥満に関して注意されたから

  • 今は着れない大好きなこの服を着れるようになりたい。

  • 5キロ痩せると自信がついて、その自分でOOちゃんに告白したいから。

とか、なんでその目標を達成したいのかまでカバーしておけると、その目標が揺るがないものになり、脳の反抗に勝てるかもしれません。

またその目標(なんでその目標にするのか)が自己成長(理想の生き方)の旅(プロジェクト)であるという意識できるとにいいです。
なぜなら、その過程が苦しいものであったとしても、「頑張っている自分」を楽しむことができるからです。楽しめたら勝ちです。
またどんな結果が思うような結果にならなかったとしても、あなたは、

なので、5キロ痩せることは必要。なぜなら、、、→

  • 医者に肥満に関して注意されたから(健康になるプロジェクト)

  • 今は着れない大好きなこの服を着れるようになりたい。(自分に自信を持つプロジェクト)

  • 5キロ痩せると自信がついて、その自分でOOちゃんに告白したいから。(自分に正直に生きるプロジェクト)

③小さなことから毎日始める。
脳は変化を嫌うという話をしましたが、脳に変化を気がつかれにくく、なるべく大人しくしてもらうこともできるんです。

変化の幅を小さいものにすることです。

例えば、いきなり5キロ痩せるために、「毎日縄跳び100回」とすると、脳にとって習慣にするにはすごい変化になってしまい反抗がすごいことになります。
なので、ばかばかしいほど小さな目標を掲げて、毎日続け、慣れたら少しずつ増やすことがポイントになります。
例えば、まずは家のあるブロックを一周。→慣れたら2周 →慣れたら3周→慣れたら丁目のブロック1周のように、本当に気づかれないようにすこーしずつ増やしていきます。
3ヶ月後、半年後には大きな変化になっていることに気が付くでしょう。
小さな習慣を積み上げることに関してはこの本がとても分かりやすかったです。


本日は脳科学と心理学を織り交ぜて、目標達成の方法を共有しました。
2022年、今度こそ目標を達成するべく、がんばります!


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