見出し画像

日本における有機農業の発展 その市場と問題点 (はじめに)

はじめに

欧州では有機農業(オーガニック農業)は発展し、どこでも購入することが可能になった。有機農業の消費者の数がだんだん増加し、有機農業から出た食品の値段もだんだん減少するそうだ。欧州における有機農業の発展とその市場の展開は環境問題や地球温暖化などに対して消費者と生産者(特に農業経営者)の意識のおかげであるのみならず、革命的な対策のおかげでも進歩したと思われる。しかし、欧米に比べると、日本は同じ傾向をたどるとは言えない。

ただ、平成18年度に策定された「有機農業推進法」において、有機農業を「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいう。」と定義されています。(参考:【有機農業関連情報】トップ 〜有機農業とは~ https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/)現在、その「有機農業推進法」の目標はSDGsの目標に合うそうだ。しかし、日本の状態をしっかり見ると、理論と現実の差が大きい。有機農業の進歩をねらう法律で策定された「有機農業推進法」があるにもかかわらず、日本では有機農業はなかなか知られていないし、消費者も偏見を持つし、国内の生産も少ないので、有機農業の推進が遅くなる。

今回のブログポストのシリーズはフランス語で書いた記事を要約して日本における有機農業の発展とその市場を紹介したいと思います。

※ 計画:
第一、日本の有機農業とその市場・現在状態の要約
第二、オーガニック市場とその問題点
第三、予想と希望


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?