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二つのおひなさま

♪きょ〜ぉは楽しいぃひな祭りぃ〜♪
つい先日年が明けたと思っていたら早いものでもう3月。今日は雛祭ですね。今日はわたしの身近にある「おひなさま」のことを書いてみます(^^)/

うちのリビングには、高さ7~8センチぐらいの小さな「おひなさま」がいます。これは30年以上前に友人と二人卒業旅行で九州にいった時に「湯布院で購入した土雛」です。

卒業前の2月、2泊3日で行った九州…なぜ九州にしたのか?思い出せないけど…だいたいの日程は下記の通り…(全然雛祭とは関係ないけど^^;)

・1日目
新幹線を乗り継ぎ(新幹線でお弁当二回食べた)、福岡に着いたのが15時ぐらい…急いで「福岡市博物館」に行って閉館ギリギリに入館。とにかく「漢委奴国王印」だけは見たかった私たち(^^)v その日は福岡のホテル泊、確か屋台のラーメンを食べた。
・2日目と3日目
行った順番の記憶があいまいなんだけど…2日目に泊まったのは大分市内。行った場所は「湯布院(簡易懐石みたいな料理を食べた)」「柳川でこたつ舟に乗る」「長崎のグラバー園」「眼鏡橋」「長崎中華街でチャンポンと皿うどん」それで、長崎を21時ぐらいに発車する寝台特急「さくら?」に乗って帰ってきた…コレホントに女子二人旅なのか?(笑)

湯布院のお土産店だったのかなぁ…この土雛を一目見たのは…ひと目で気に入り購入。今考えると学生にしては趣味が渋いというか…^_^;まぁまぁお高い出費だったと思うんだけど、迷わず連れて帰ってきたのです。制作したのは「雛屋 みかわ工房」さん。ネットで検索したら工房のページはあるので今も創作活動をされているようです。

ほんわかした雰囲気が好き

それから30数年…この土雛はずっと一緒にいます(^_^)

もう一つのひな人形は…背の高さは30センチぐらい…実家にあるものです。わたしの初節句に母方の祖母が買ってくれたもの。3つ年下の妹たちと一緒にひな人形の前でちらし寿司食べたり、写真撮ってもらったり…♪ひなまつりぃ♪も歌いました(笑)
母が丁寧に手入れしているので50年経った今もキレイです。当時、友達の家で5段飾りとか7段飾りとか大掛かりなものもたくさん見たのですが…わたしは当時から「うちの雛飾りが一番素敵★」と思っていました。珍しい「立ち雛」でお着物や小道具までとても細やかに作られています。

お着物はもちろん冠や刀、
扇子など装飾品の作りも細やか

大人になってから母に聞いた話ですが、うちのひな人形は、コレクションとしてひな人形を集めている方が先に予約されていたそうです。祖母も母も気に入っていたのですが先約アリと聞いて、諦めて別の商品を予約して店を後にしたのですが、お店の方が先約の方にお話しをしてくれて「初節句のお祝いならその方に譲りますよ」ということになり…その方のご厚意もあってうちにやってきたものなのです。当時のお店のご主人、先約していた方、もちろん祖母や母の思いがつながって、今も実家にいるんだなと思うと感慨深いです。

そういえば…「ひな人形は3月3日を過ぎたらすぐにしまわないと女の子は嫁に行き遅れる!」とかいう話がありますね?ドンちゃんに巡り合うのがめちゃくちゃ遅かったわたし…(^^ゞ母は毎年3月4日には速攻でひな人形を片付けていたような記憶…(;^_^A

今日は出先で「雛あられ」を買ってこよう→おいしくて好きなんだけど…食べるのは年に1回(笑) みなさま素敵な3月3日をお過ごしください♡


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