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イヤーモニターのススメ

どうも、機材おじさんです

今日はインイヤーモニター、通称イヤモニについて書いていこうと思います

最近色んな方からイヤモニってどうなんですか!?とすごい聞かれるので

もう記事にしました!w

イヤモニがわからない人はこの記事を見ても何のこっちゃって感じだと思うので

ここでそっとブラウザを閉じてください・・・

キッカケ

結論から言うとイヤモニは最高に幸せになれます

まず我々がなぜイヤモニを使い出したかと言いますと

演奏を合わせるのに限界を感じたから

うちみたいにシーケンス(同期)があるバンドは大体ドラマーがクリックを聴きながらプレイをして周りがそれに合わせる形になります

ただドラマーも人間なんでクリックとズレます、そしてその少しズレたドラマーの演奏に対して他の楽器も少しズレます(全員が強靭なリズム感を持っていれば別ですが)

ゆーても、そんなにズレてねぇだろ!?と思って全員でクリック聞いたバージョンとドラマーだけ聞いたバージョンの演奏を聴き比べたら・・・

圧倒的に全員がクリックを聞いてる方が合ってる!!

ということでイヤモニを導入することになりました。

まぁみんなが同じところに合わせようとしてるんだからそりゃ合いますよね

と、MAKE MY DAYはクリックが聴きたいと言うのが主な理由ですが

普通のバンドはもっとクリアに演奏をモニタリングしたいと言うのが理由になるでしょう

メリット

・ウェッジスピーカーに比べてちゃんとモニタリングできる

一番はここですね、足元のスピーカーで聴いていたのが耳元で聴こえるのでそりゃやりやすくなりますね

・バンドメンバーにキューサインを出せる

これはHYDEさんの現場で学んだことです。イヤモニでシーケンスを聴いたりバンド演奏を聴いたりするのはもちろんなんですが

MC明けの合図、ダブルカウント、オンステージのタイミング・・・などなど

色々なサインをバンドメンバーだけに送ることができるんですね

MC明け10秒前!9、8、7、  とか

ちなみにMAKE MY DAYはついつい忘れてしまう操作や工程などを耳に流すようにしてます

・耳の保護に繋がる

これは意外と知られていないというか注目されていないんですが

イヤモニは耳の保護につながります

と言うのもステージ上はかなり爆音なので耳へのダメージも馬鹿になりません、特にシンバルとか耳がやられます・・・

イヤモニをすることによって耳栓をしているような状態になり、耳への負担が減るわけですね

ここで注意ポイント!!

たまに片耳しかイヤモニをつけていない人がいますが、あれは難聴の元になるのでやめましょう!!

ちょっとオーディエンスの声を聴くために・・・くらいならいいんですが

片耳で両耳くらいの聴感を得ようとするとかなり音量を上げないといけなくなるので片耳だけ難聴になります

デメリット

・高い

最近は2.4Ghz帯を使った安価なイヤモニも登場していますが、あれはオモチャです。ある程度クオリティを求めると8万円くらいします・・・。それを人数分となるとなかなかねw

・電波管理がシビア

ゴリゴリのプロの現場なら電波管理をしてくれるので楽ですが、俺らレベルの規模ではそうも言ってられません。おまけにB帯はシビアなので周波数には注意しましょう。

・機材が増える

そのまんまです、機材が増えます。人数分のイヤホン、レシーバー、電池などなど・・・と一気に物が増えるので機材管理が大変になります。

・真顔になる

どういうことかと言いますと、ライブ中にイヤホンをして音楽聴きながら演奏するような感覚になるので明らかに今までのライブ感とは異なります。

それでテンションがうまく上がらないという人もいますが、何事も慣れなのでやってればそういう症状も解消されると思います。

結局何を買えばいいの?

一応メリットとデメリットを書きましたが、デメリットは気にする必要ないと思います。本当問題なのはお金くらい・・・w

で、結局何を買えばいいんだというお話ですが

現状この一択なんじゃないかと自分は思います


一応ゼンハイザーなんかも出してたりするんですが、やはりそこは信頼のShureだろうと。

なんとなく外タレはゼンハイが多いイメージがあります。

ていうかマジでイヤモニは選択肢がないです・・・

あとはイヤホン!


とりあえずこれ買っておけば間違いないです

たまに普通にリスニング用のを使ってる人を見かけますが、ちゃんとイヤモニ用のイヤホンを使いましょう!!

なんだかShureの回し者みたくなってしまいましたがw それくらい間違いない会社だということです!!

とりあえず今日はここまでとして、次は気が向いたらシステムについて書いていこうかな〜と思います

では!

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