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読解ってなんだろう

ごきげんよう。キョウコ先生です。

今日は「読解ってなんだろう」ということについて書いてみようと思います。

よく「うちの子は読解力がないんです」とか「読解問題がよくできていなくて・・・」っておっしゃるご家庭ありますよね。

読解ってすごく便利な言葉でなんとなく読解力って使えるのでみんなが文章を読んで答えるものを読解問題って言います。もちろんそれで合っていますが読解ってすごく複合的な表現じゃないですか。だって「読んで解く」ワケだから。

で「読んで解く」ためにはどんな力が必要なのか?ということについてはみんなあんまり考えない。「語彙力」というのが読解力であるということをいう人がほとんどかなと思いますが、本当に語彙だけでしょうか?

「語彙」と「文法」だという方もいます。そうですよね、これはなかなかいいと思います。語彙だけではなく、文法の力があれば長い文の中の言葉がどのような文の成分として使われて、どのような意味になっているのかわかります。

で、語彙をある程度覚えて、文法も問題集か何かで練習する。

で、また問題を解いてみる。確かに少しわかるものも増えてきた。この調子だ!と思った矢先またわからないものが出てきました。

比喩や慣用的な表現です。まるで⭕️⭕️のようだとか、文字通り⭕️⭕️だとかね、そういうやつ。それが文章の主人公の心の状態を表している、はたまた論説文では環境破壊のある状態を示している・・・。だめだ、難しい言葉だけじゃ、文法だけじゃ・・・もっと、もっともっともっと!!!教養を身につけなくちゃ!!!!

いや、待て。トランキーロ、あっせんなよ。

そんなのいちいち調べ上げたら受験のその日に間に合うのでしょうか?間に合いワケない!

じゃ、どうすればいいんだ!!

先生に質問に行こう「先生、うちの子読解力が・・・・」

世の中ってこれのスパイラルになっているように思います。

そこでご家庭で、もしくはプロに依頼するときにどうすればいいのかというお話に移ります。

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