【義務教育+独学のみ】中1で英語を始めた僕が高2で英検1級に一発合格した勉強法 (前半)
こんにちは!Parusです。前半では、初級者〜英検2級レベルまでの方を対象に、実際にどうやって英語力を上げていくのかを解説していきます!準1級以上の方に向けての勉強法は後半で解説しているので、そちらもご覧ください。週5時間程度の勉強量で再現可能なので、忙しい社会人の方のお力にもなれると思います。それでは早速いきましょう!
英語の勉強を始めたきっかけ
僕が英語の勉強を本格的に始めたのは中学1年生の時でした。私立の中学校だったため、初回の英語の授業がいきなり英語で始まり、大きな衝撃を受けました。周りのクラスメイトたちは、小学生の頃から英語を習っていた子ばかりで、英検2級を持っている生徒までいました。この環境に焦りを感じ、「これではまずい」と思い、真剣に英語の勉強に取り組むことを決意しました。
1.文法対策
文法を学ぶときに意識すべきこと
学校の進度が非常に速く、中学校の3年間で基本的な文法はほとんど学び終えました。そのため、授業で習ったことを着実に定着させることを意識し、単語と文法の基礎を固めることに集中しました。
特に意識したのは、文法の初学時に「その週に学校で習った文法を完璧にすること」です。このルーティーンを守りながら、着実に理解を深めていきました。中学2年生の頃には、小学生の頃から予習していたクラスメイトたちよりも、文法の理解度が高くなっていました。
文法学習の具体的なステップ
文法を学ぶ際、僕は以下のルーティーンを徹底して行っていました
文法問題集の例文を何も見ずに日本語に訳す(1セットにつき10文ほど)
文法問題集に載っている例文を、日本語に訳すことから始めます。訳した日本語をもとに、英作文を行う
日本語訳をもとにして、英語の文章を作成します。このプロセスを通じて、自分の中で文法がどれだけ定着しているかを確認します。作成した英語が合っているかを確認
作成した英語が正しいかどうかを、文法問題集の解答と照らし合わせて確認します。正しい英文を2回、音読しながら書く
最後に、正しい英文を音読しながら2回書きます。音読することで、発音やリズム感も同時に鍛えることができ、書くことでさらに記憶に定着させます。
このルーティーンを繰り返すことで、文法が自然と身についていきました。これをしっかり行なっていれば、ライティングの対策もバッチリです。
ちなみに、僕の学校が使っていたテキストは、「new treasure シリーズ」です。興味のある方はぜひ確認してみてください。
単語を暗記する際の心構え
単語を暗記するときに一番大切なこと。それは「完璧主義を捨てる」ことです。学習範囲の全ての単語を完璧にしようとすると効率が悪くなります。7割程度、良くて8割程度暗記したら次に進むべきです。単語にはどうしても覚えやすいものと覚えにくいものがあります。残りの3割を無理に覚えるよりも、新分野の7割を覚えていく方が効率がいいです。
具体的な勉強方法
1.やると決めた単語帳を最速で一周する
2.単語帳の範囲を3分割する
3.最初の1/3に対して、覚えきれなかったところにチェックをつけながら、1日100単語を目安に同じ100単語を繰り返し暗記する(前日分のチェックがついていない単語は暗記する必要ない)
4.チェックが2〜3割程度しかつかなくなったら、次の100単語に移動
5.3〜4を繰り返して、1/3を暗記する
6.残りの2/3についても同じことをする
7.1日に1/3ずつ、猛スピードで眺めつつ、意味を思い出す
8.7を繰り返し続ける
9.単語帳の7割〜8割を覚えたら、その単語帳は終了してよい
僕のおすすめは、出る順パス単シリーズです。英検3級の頃から使い始め、1級までこれを使っていました。
3.リスニング対策
英検2級までのリスニング対策で最も重要なのは、「自分の発音を正しくする」ことです。正しい発音を身につけることで、自然と英語の音に慣れ、リスニング力が向上します。
発音とリスニングの関係
リスニング力を高めるためには、英語の音に慣れることが不可欠ですが、そのためには自分自身の発音が大きな役割を果たします。自分の発音が正しければ、自然と英語の音に耳が慣れていきます。これは、特別なリスニング対策をしなくても、発音練習を通じてリスニング力がついてくるということです。
音読の重要性
リスニング力を鍛えるために、多少恥ずかしくても「っぽい英語」を意識して、たくさん音読することが大切です。僕自身も、英語の音を真似ることを意識し、積極的に音読を行いました。特に、初めの頃は「Dictionary」や「Library」といった単語を正しく発音できず、1時間ほどこれらの単語に集中して発音練習をしていました。慣れてくると、発音が次第にきれいになり、英語の音が自然に聞き取れるようになりました。
結果としてリスニング力向上
このようにして自分の発音を意識しながら音読を続けていけば、英検2級レベルのリスニング問題は十分に聞き取れるようになります。発音が正確になることで、リスニングの音声がよりクリアに理解できるようになるからです。
リスニング力を伸ばすためには、ただ聞くだけでなく、音読を通じて自分の発音を改善し、英語の音に対する感覚を磨いていくことが効果的です。
4.英検2級取得までの道のり
僕は英検を活用して、英語の実力を客観的に測ることを目標にしました。英検は年に3回受験することができるので、僕は中学1年生の第1回で5級を受けてから、全ての回で連続合格を目指しました。その結果、中学2年生の第2回で英検2級に合格することができました。
英検2級取得までの間、僕が意識していたのは、文法と単語の確実な定着です。特に文法については、上述のルーティーンを守りつつ、少しずつレベルを上げていきました。また、試験の1ヶ月ほど前から過去問を使って本番を意識した演習を行いました。英語に使った勉強時間は週に6時間弱なので、十分再現性がある方法なのではないかと思います。
5.モチベーションの維持方法
英語の勉強は継続が鍵ですが、モチベーションを維持することは簡単ではありません。僕の場合、英語が話せるようになった自分をイメージすることが大きなモチベーションになっていました。将来、外国の人と自然に会話できるようになりたいという目標を持つことで、勉強への意欲が高まりました。
また、実際に外国の人と会話する機会を作ることも効果的でした。英語を学ぶ仲間と一緒に英会話を練習したり、オンラインで英語を話す機会を設けたりすることで、実践的な英語力を養うことができました。
ここまで、英検2級までの勉強方法を解説してきました。いかがでしたでしょうか。
普段は現役理系東大生として、高校時代の勉強法や大学生活の実態、起業家として学んだことを発信しています。取り上げてほしい分野や内容などありましたら、1週間以内に解説しますので、リクエストお待ちしています!
後半では準1級、1級に向けた勉強法も解説していますので、ぜひご覧ください!
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