2022年 海陽特給入試の分析と 問題と解答
東京で受験した受験生からいただいたものを元に作成しています。どの地区でも同じはずです。
考察
大設問1
前半3題は絶対に落とせない問題。後半2題が勝負。
出会う点は意外に多くなく、そこまでどのようなパターンがあるか、そこからどのようなパターンがあるかを考える問題
大設問2
この大設問は落とせない問題。ここで全問正解することが合格のキーポイントになる。ダイヤグラムを書く事で(あ)~(え)はあっという間に処理が可能。(お)も出来上がった図から相似で即解答。絶対に外せない一題だった。
大設問3
前半2題は立体図形の基本知識。ここができていない受験生は合否ラインに達していないと考えられる。後半の2題、特に最後の記述はかなり書きにくいがなにかしら解答は書きたいところ。面の移動に注目する方法がベストだと私は思っているが、他にもいろいろありそうだ。
大設問4
最近全国的に増えているプログラミング系の出題に数論を絡めた出題。話は単純だが処理する項目が多く、ポロポロとミスが出やすい出題といえる。この大設問をミスなく処理できれば合格は近い。
全体として
例年に比べて取りやすい問題を多くしていて、ある程度の力を担保したい学校の意志を感じた。ボーダーライン上の受験生は絶対に落とせない問題がわりと多い。反面、今までにない新しい出題や、かなり書きにくい記述説明の問題などの海陽特給らしさも顕在。3(4)の記述は相当難易度が高そう。
問題と解答は有料部分で添付いたします。
受験生からいただいた問題を打ち直したものです。
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