私は特別長けた人間じゃない

こんにちは。書道家珠花です。

私、よくこうやって思ってたんですよね。

「この人は私よりも実力があってレベルが違うや」
「私はあの人みたいにはなれないな」
「その人に比べて自分は全然ダメやし...」

と。

元からネガティブ思考なわけではないのですが、やっぱり同じ土俵の上に立つ中で実力の差を感じてしまうと、自分を過小評価してしまうものです。

でも、意外と周りから見た自分って実はそうじゃないんだよってことに気付かされることがあります。 

私は約13年間、ひたすら書道を続けてきました。

私自身はがむしゃらに書道を頑張っていただけでしたが、歳を重ねていくたびに、
「珠花さんの字好き!」
「珠花さんからもらった作品は宝物です!」
「珠花さんに字を書いてもらえて嬉しいです!」
などと言ってもらえることが多くなりました。

自分の字を通して誰かを喜ばせて感動させることができるなんて思ってもいなかったので、
なんだ、結局は自分の喜びとして返ってくるやん!という気付きを得ました。

たしかに自分は万人から認められる存在ではないかもしれない。

それでも誰かを幸せにしてあげられた感謝してもらえた

それだけでいいじゃないかって。それが自分にとって最高に嬉しいことやんか!って。

実際のところ、今少しずつ名が知れてきて「珠花さんすごい」って言ってくださる方もいますが、それでもやっぱり自分は特別長けてる人間ではないなと思っています。だって、一つのことをただ継続してきただけですもん。
それが何かの形になって他の人たちに喜んでもらえる自分になれただけ。

だからこそ言えること。

最近、何かを始めたあなた。今まで何かをしてたけどちょっとしたことで続けるのをやめてしまったあなた。

今、ちょっとだけ続けて頑張ってみることで、自分の言葉、行動一つが周りの誰かを笑顔に幸せにできる未来が待っているかもしれませんね。