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日経チャレンジ=止まらない電気料金高騰=

また上がるの・・・が本音のところ。
しかも規制料金は我が家も大きく影響を受けそうです。
真夏のエアコン代、節約しなきゃだな。

1.電力会社は、電気料金の値上げに伴い丁寧な説明姿勢を求める

政府の物価問題に関する閣僚会議が、家庭向け電気料金の引き上げを了承した。6月1日からの実施見込みであり、値上げ幅は標準的な家庭で14~41%となる。2023年の物価上昇率は前年比4.0%と1981年12月以来、41年ぶりの高さとなる。このような状況での電気料金の上昇は、私たちの暮らしに重く影響を及ぼす。電力会社各社には、利用者に向けて料金引き上げの背景や企業の経営効率化の取り組みについて丁寧な説明を求める。

2.政府の認可が必要な規制料金

電気料金プランには、規制料金と自由料金がある。今回議論されている料金は規制料金を指す。自由料金は各社が電気料金を自由に上下することができるため、競争環境を生み出す役割がある。一方規制料金は、今回のように料金の変動には政府の認可が必要だ。

3.失われた信頼と競争環境を取り戻す姿勢を

ここ数年、電力会社はコンプライアンス違反の問題を繰り返してきた。顧客情報の不正閲覧や、関西電力の旧経営幹部らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していた問題は、利用者からの信頼を大きく失った。
コンプライアンスは公正競争の大原則だ。電力自由化によって、市場競争が生まれ、より利用者が利用しやすい電気が生まれる。こんな流れを電力大手の姿勢に期待したい。


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