子育ての幸福論

子育て世帯のお父さんお母さん
大変ですよね。

私は、毎日大変です。

お金もかかる、自分の時間なんて、無いに等しい。
育児だけでも大変なのに、家庭のことや家事やキャリアまで考える。

『子どもを持たない』という選択は、
どこまでも、正論だと思います。

では、あえて『子どもを持つ』選択をした場合
何がおきるのでしょうか。

私に起きた最大の変化を書いてみます。

幸せを感じる場所が180度変わった

子育てを通じて最も大きな変化は私にとって
「幸せを感じるポイント」だ。

具体的にいうと

・飲み会の二次会
・宿泊出張

に全く魅力を感じなくなった。

「なんだ、そんな変化か～」
「子育て中だから当然だよ～」
となるかもしれない

ただ、子どもを育てる前の私にとって

・飲み会の二次会
・宿泊出張＝見知らぬ土地で自由になれる時間

はかけがえのない時間だった。
大切だった。

それが、今は興味がない。
飲み会は一次会で顔合わせができれば満足するし
自由時間は、１時間ないしは２時間あれば十分だ。

「幸せ」を感じる場所は「私」そのもの

これってすごい変化だ。
幸せを感じる場所は、「私」そのものだ。

身体でも、お金でも、時間でもない
自分の中の「価値観」が
ぐわん
と動いている。

子育ては、新しい自分に出会うこと

成長、という言葉が嫌いだ。

経済成長なんて言葉、正直寒気がする。
誰のための何のための成長なのか、実態が良くわからない。

だから、子育て＝親育てとかいう話は、至極好まない。

子どもは、間違いなく成長している。身体も心も。

でも大人になってからは”成長”というよりは
”広がり”という単語が私にはしっくりくる。

思いがけない新しい自分に、出会うことができる
それが子育ての一つの醍醐味かもしれない。

長い人生、これからもいろんな自分に出会えるよう
せっせと土を耕しては、いろんな種をまき
お天道様を見ながら、ゆっくりと、自分の畑と付き合っていきたい。

大切なパートナーと一緒に。

おしまい🍎