コスモス、秋桜、こすもす
日本の四季ではそれぞれ花が咲いているけど
その季節によって
それを見ている私たちの心の趣によって
その花の意味は大きく異なります
秋の風景の中でも、それを彩る花々の存在があります。
彼岸花、秋桜、金木犀、薄、etc
私が考えるだけでもこれだけあります
みなさんならこの倍は浮かぶんじゃないでしょうか
で、この中で今回は「秋桜」を考えてみます
目次
1、コスモス
2、秋桜
3、こすもす
4、まとめ
1、コスモス
「コスモス」と聞いて思い出すのは
私の青春時代の人気グループ
「チェリッシュ」の「コスモス」です
ボーカルの松崎悦子(当時は松井悦子)さんの歌声が
透き通っていてとてもきれいでした。
そして、中学校・高校と当時大流行だった
学校内のフォークダンス大会
今じゃ???でしょうが、
私の住む地域では、当時の中学生・高校生には
「フォークダンス大会」なるものが有り
年間数回、土曜日の午後、
体育館を開放してもらって(あくまでも管理者は先生なので)
女子生徒・男子生徒が、開放感の中でダンスを楽しんでいました。
私が覚えているだけで
「オクラホマ・ミキサー」「ジェンカ」「マイム・マイム」
そして「コスモス」があります
「コスモス」は先ほどのチェリッシュが歌っていて
同年代の若者は、
その淡く物悲しい恋のメロディーにみんなハマっていました。
歌詞の内容は…今読み返すと
「ふるさとの青空に太陽が…」
「壊れてしまった赤い三輪車」「泣いていたわたしなの…」
「コスモスのほのかな香り…」
「母さんのあの顔にパラソルが…」という
幼い頃の自分を思い出す内容で…淡い恋心とはかけ離れていますが
中学生の頃はメロディーに心を奪われていて
「高校生になったら、こんな恋をするんだろうなぁ」
と思っていましたし
高校生の頃は「大人になったら、こんな恋をするんだろうなぁ」
と考えていました。
今考えると、まったくの勘違い人間です。
2、秋桜
「秋桜」は私の世代では言わずと知れた山口百恵さんの歌ですが
嫁ぐ日を前にした昭和の母・娘の心の描写が織り込まれた名曲です
さだまさし氏の作詞・作曲ですが
やっぱり山口百恵さんの方がしっとりして好きです。
この歌を「昭和の名曲」として聴いていた頃の私は
こんな奥さんと結婚できればいいなぁ
と思っていましたが…現実はだいぶ異なっています(笑)
まぁ、理想と現実は違うのが当たり前で
昭和(平成もかな)の夫婦たちは互いに隣を見て
「なんか違うなぁ」と思いつつ
結構人生を楽しませてもらったし
百点満点でなくても
充分合格点のベターハーフだと感じている方も多い事でしょう。
3.こすもす
「こすもす」は歌ではなくて姪っ子の話です。
私の姪っ子は、当時、都会(?)に住んでいたので
我が家に来ては自然を満喫していました
特に春はレンゲ畑、秋はコスモス畑が彼女の遊び場でした
そして、彼女が花畑の中で「こしゅもしゅ」といって
「こすもす」の花束を手渡してくれました。
そんな彼女も「秋桜」の歌の季節を過ぎて
一人で人生を謳歌しています
まぁ、人はそれぞれの生き方がありますので
それはそれで良いのでしょう。
4、まとめ
「コスモス」「秋桜」「こすもす」は同じ花ですが
それを表現する人、その言葉を聴く人によって
いろんな表情をした花になります。
また、年齢によって、思い出によって、話し相手によって
さまざまな色にも染まります。
今の私は「コスモス」の気分ですね。
そんなことを思いながら
久々にコスモスを花束にして…今度は
ここまで読んでくださって
ありがとうございます。
またこのブログを訪ねてみてください
ありがとうございました。