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電気には種類がある

初めまして、電気工事士の発信をしている橋口光輝と申します。
今回は、電気には種類がある事について、お話ししたいと思います。
早速ですが、電気には2つ種類があります。
直流と交流という2つの種類があります。
それぞれ、説明していきたいのですが
その前に、電圧と電流について先にお話をしておきますね。


電圧とは

電気は高い所から、低い所に流れるものです。
そして、高い所と、低い所の高低差分の電圧がかかるものです。
乾電池の1.5Vとというのは、高い+の電気と、低いーの電気との高低差が1.5V分あるという事です。
電圧とは、電圧の数値分、電気を流す可能性がある状態といえます。
単位はV(ボルト)です。

電流とは

電流とは、実際に流れた電気の量のことを言います。
単位はA(アンペア)です。

直流とは

直流とは、電気を流そうとする力(電圧)と流れる電流が一定の電気のことを言います。
少しピンと来ないと思いますが、
身近な物でいうと乾電池です。
乾電池は、+とーとの間で、常に一定の1.5Vの小さな電気を流す物です。
直流は、電圧と電流が一定というイメージを持つと良いでしょう。

交流とは

交流とは、電気を流そうとする力(電圧)と流れる電流が周期的に変化する電気のことを言います。
身近な物だと家庭用100Vコンセントになります。
周期的に変化?と思いますが、これには、周波数が関係しています。
家電製品を見ると、50Hz/60Hzという表記を見たことは、ありませんか?
あれは、専門的な話にはなりますが、
1秒間に50回または60回電気の周期が変化している電源に対応しているということです。
同じ日本でも、電源が50Hz/60Hzの2つに分かれてしまっているのです。
東日本は、50Hz(新潟、群馬、埼玉、山梨、静岡東側)
西日本は、60Hz(富山、長野、静岡西側)に分かれています。
これは、日本で電気事業が始まった明治時代に、関東では、ドイツの50Hzの発電機。関西では、60Hzの発電機を輸入した事が原因のようです。
交流は、+(プラス)、ー(マイナス)という表現ではなく、L(ライン)N(ニュートラル)という表現をします。
L(ライン)は電圧が周波数に応じて、変化する方です。
N(ライン)は変化せず0Vのままです。
50Hzの場合、L側は最大141Vから0Vから-141Vの電圧を、1秒間に50回繰り返しているという事です。
一瞬一瞬を見てみると、交流というのは、141Vだったり、100vだったり、50Vだったり、0Vだったりしますが、主に家庭用コンセントに100vがかかる用になっています。


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