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4年生算数『面積』授業参観の実践

 授業参観で、4年生の算数の授業を行いました。
 面積の単元がまもなく終了。㎠、㎡、a、ha、㎢とさまざまな単位を扱いましたが、面積の量感を掴ませるためにはどうしたら良いか。
 ICTを活用した形で、以下のポイントで授業を行いました。

1.ワークシートを使った要点まとめ

 Canvaで作ったワークシートに書き込ませながら、これまでに習った単位の確認をしました。

スペイン戦当日、試合終了後に作ったので、その余韻がワークシートに…笑

 表の形にして、縦に同じ面積を確認することができるようにしたこと、そして、その下にクイズの形で色々なものの面積に単位をつけることで、楽しく感覚を掴ませる工夫としました。

2.Minecraftを使った『1㎢って大きいね』を実感する活動

 以前の私の記事でも書いた内容なのですが、

 子どもたちにも人気のマイクラを取り入れました。
 実際に、掘ったりオブジェクトを置くことで、仮想空間上にそれぞれの単位の面積を表現して、上空から見たり実際に地上を走ったりすることで、実際の世界上では行いづらい『面積の可視化と大きさのイメージ化』を行うことができました。
 児童たちには、前時までにこのように

 協力して途中までは作らせたのですが、1haや1㎢を掘って完成させるのは時間的に厳しく、プログラムを使ってシステムに自動で書かせた様子や、YouTubeなどで上がっている全国の先生の実践動画を見せることで、実際の面積のイメージを掴ませました。

 大人気のゲームコンテンツと学習が結びつくなんて、と児童は大喜びです。

3.Kahoot!を用いたエンタテイメント化、保護者の参加 〜 割り当て機能での宿題、反復学習

 最後に、こちらも前回の記事で紹介したKahoot!を行うことで授業を締めました。
 クラシックモードで以下の20問の問題を出題し解かせたのですが、今回は授業参観。いらっしゃっていた保護者の方にも案内し、問題を解いてもらいました。
 『○○ちゃんのお母さんが今1位だよ!』みたいなことが起こって盛り上がり、子どもたちも燃えていました。大人気ない(いい意味で、ですよ。笑)保護者の方のご協力のおかげで、笑いのある前向きな力の集まったクイズ大会となりました。

 こちらが今回授業で活用したKahoot!です。もし、授業で活用している先生、いらっしゃいましたらどうぞ。

 そして、割り当て問題として宿題にし、反復練習に使わせている同じ内容の問題がこちら。

 このリンクを皆様方のクラスでも共有して頂くことで、私のクラスの児童含め、使って頂いた先生方の学級がこの問題を通して繋がり、点数で競い合うことができます。(一斉にやらなくても、それぞれのタイミングで解き始めて楽しむことができます✨)
 面白そう、と思っていただけた4年生の先生方、ぜひご活用ください。

 今後の単元でも、さまざまなICT活用を行い皆様に紹介していけたらと思います。チームICTでも、スキルを共有できる機会をさまざまなセミナー、ワークショップで設けていきますので、お楽しみに。

 本日もご覧いただき、ありがとうございました🎶

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