「授業の導入を語る!」に参加して
こんにちは。実習生のさちです。
私は、9月19日に開かれた「授業の導入を語る!」に参加しました。
3名の先生方の授業を見ての気づきと、自分なりの授業の導入へこめる思いを書いていきたいと思います。
TAKAさん(国語)
パンフの見比べをテーマに扱い、表現や構成の違いを楽しむことが目標として設定されていました。
・子どもたちの間で、自然と「こっちの方がいい」という声が上がる。
→自由に言える雰囲気が素敵。
・今と昔の比較を行う
→内容には大きな変化はなくともレイアウトやコンセプトが異なってくる。構成の違いをとらえる上では、扱う内容の違いを楽しむような他社比較ではなく、時代での比較が有効
・児童「違う県の人に伝える」
→そこから「その視点ならどっちがいいかな」と自然な形で焦点を絞り、注目すべきところを整理する
サトシさん(算数)
・板書時に机間指導
→全員が授業に向かう姿勢を整える。問題もゆっくりと書いていくことで、ノートがゆっくりな子を待ち、児童も「まさか?」という期待感をもって臨んでいる
・問題を書いた後に「状況はわかっている?」
→具体的に解法に入る前に、状況が理解できているかの整理を行う
・「あなたはどこに並ぶ?」
→主体的に参加しやすい場面を作り、自己視点で考えることができる上、他者の状況もイメージしやすくなる
ケンタロウさん(社会)
・写真+〇分後
→インパクトのあるもので興味を引き、指差しを行うことでその状況を共有している
・子どもの「うわー」に対しての「どうして?」
→児童の反応をのがさず、それに理由をつけることで気づきを生む。価値づける
・写真からの動画
→写真を見ることで、細かいところ(消火栓につなぐなど)に気づき、動画にすることで時間の流れや音に気づく
授業の導入をどうするか
3名の授業を見て、雰囲気の違いに驚いた。教員自身がワクワク楽しそうに展開するも良し、反対にしっとりとした雰囲気を作り児童に考えさせるも良し、違いがありつつもそれぞれに良さがあると感じました。
私は導入にあたり ①抵抗感をうまない ②印象に残る ということを大切にしたいです。
①についてははじめに状況が理解できなかったり、結局なにをやるんだろうという不信感のある疑問がのこってしまうとこれからの学習にスムーズに入っていけないと思うからです。写真であったり身近なことであったりなにか探求心を刺激できる導入をしたいと考えています。
②については、単元を通してはじめにもった感情や問いを覚えてほしいというのがあるからです。視野をひろげながらも自分の興味との関連やいかし方を考えることでかなり主体的に参加できるようになると思います。また、印象に残ることで1回の授業で終わらずつながりをもって学べるような導入をしたいです
これから先いろいろなやり方で経験を積み、児童の実態に応じて単元ごとの適した導入をできるようになりたいと思いました。
てらす実習生 さち
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