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学び溢れるフォーマンセル ~算数Cチーム~

授業てらす3期生のきゃわです!今回は、算数フォーマンセルについての活動内容と成果をご報告させていただきます。非常に濃い2か月間でした。最後まで読んでいただけると嬉しいです。


参加したきっかけ

 そもそも授業てらすに参加したきっかけが「フォーマンセルに参加したい!」という思いからでした。
 教師という仕事を始めて3年目。なんとなく1年間の流れがわかるようになり、授業もそれとなくこなせてしまうようになってきた毎日。これではよくないとわかりつつも、「忙しいから」「時間がないから」と言い訳を自分にし続けていました。
 (忙しいとか言いながら)Instagramをダラダラ眺めていると、【授業てらす】の文字が。「これだ!!」と思い、すぐに入会しました。そして算数フォーマンセルに参加して、充実した2か月間を過ごすスタートになりました。

活動内容

 初めてのZOOMは緊張していました。顔出すし、部屋片づいていないし、何話せばいいかわからないし、、で不安でいっぱいでした。ですが、メンバーの皆さんが温かく優しく、すぐに安心することができました。
 まず個人の課題の共有を行いました。「効果的なICTの活用方法」や「算数に苦手意識のある児童への配慮方法」など様々な課題が挙げられましたが、「児童の興味を引き付ける導入の工夫」というテーマに決定。
 その後は、授業の板書を定期的にSlackに投稿して話し合ったり、実際に行った板書をメンバーで共有して課題や成果を共有する時間を取りました。

実際の授業実践

私は、4年生の『直方体と立方体』を行いました。毎日の板書を投稿し、「子どもの言葉に寄り添う」ことを自分のテーマにして、本時へ授業を展開していきました。

導入の箱積み重ねリレー


立体図形は子どもにとっても大きくつまずきやすい単元。頭の中でどれだけイメージすることができるようになるか、そのためにどれだけ実物を触る時間を確保できるかを意識して行いました。同じチームのよう先生には、ICTを活用して立体図と展開図を行き来できるアイデアもいただきました。同じ単元を扱っても、授業者によって様々な展開があり、それらを共有できるのもフォーマンセルの良さだなと感じました。

フォーマンセルを通して学んだこと

 多くの学びを得たフォーマンセルでしたが、最も私の心に残っていることは「子どもの言葉に寄り添う」です。これは、リーダーのさるっち先生から教わった言葉です。子どもの発言を拾ってキーワードを導き出し、問題を解決していく。それこそが、子どもが主役の授業であり、楽しい算数の授業と言えるのではないか。子どもの言葉を聴くというのは、簡単そうに思えてとても難しい。私の教員人生の指針にしようと心に決めました。この言葉に出合えたことに感謝です。
 2か月間を経て、授業に対する意識が大きく変化しました。授業をこなして満足しているようでは話にならない。未熟な私はもっともっと学び続けなければいけないと強く感じました。

終わりに

 2か月間本当に充実した日々でした。授業について話し合うと、授業準備が充実します。すると、毎日の授業が楽しくなります。毎日の授業を振り返る場があると、授業力が向上していきます。もっともっと授業が楽しくなります。自分が最高にhappyになります。そんなサイクルが実現できる授業てらすは最高の場だと思います。これからも学び続けて、授業で勝負できる教師になれるように精進してまいります。
 リーダーの「さるっち先生」、「よう先生」、「むぎ先生」、本当にありがとうございました。


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