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【漫画】兄嫁と結婚します 41

大正時代の東京・上野を舞台にしたマンガを描いています。
寿と千代の小話3話とおまけ色々。


動物の絵


渡航の夢


華枝ロス


おまけ

【蛇足】靖と千代の関係を描くためには、千代と寿の関係をある程度描いた方がいいのではないかと思いつき、描き始めたら面白すぎて止まらなくなったという経緯があります。
当時としては「男らしくない」「女々しい」「弱い」と言われるタイプで、本人もそれを気にしているのですが、寿には寿の信念があるし、立派な大人になりたいと思っているし、生きるための模索をしています。
彼の特性として、長期的な計画はしない(遠い将来の約束はしない、重要な問題を先延ばしにしない)、(特に千代に対して)痛みや不安に強く共感する、という面があります。意外と世話好きな面もあり、「千代ちゃんをお嫁さんにもらったんだから、ちゃんとお世話しないと!」と意欲満々ですが、ほとんど千代にお世話されています(笑)。

寿は家と学校の往復、千代は家(店)の周りという狭い範囲で生活していました。結婚することになってお互いの話をしたり、新しい出会いや発見もあったりして、二人ともどんどん世界が広がっているのだろうと思います。
私は一人暮らしを愛していますが、寿と千代を見ていると「パートナーとともに生きるという道もあるんだな」と思います。侯爵と華枝もですね。一人では難しいことが、二人以上になると解決できることもある。もちろん、二人以上でも解決が難しい問題もあるし、ケンカになることもありますが、おそらく選択肢が増えるのだろうと思います。
それでもやっぱり、私は一人暮らしがいいです!(笑)

蒸しパンを食べた日に思いついて描きました。
千代にとって寿の健康は最重要任務。
同人誌即売会用のチラシより。洋館めぐりに行きました。
本物が目の前に存在するという感動を味わいました。
同人誌「兄嫁と結婚します 自由帳」より

作品についてみっちり語った「兄嫁と結婚します 自由帳」。
シャーペン描きの原稿をスキャンして画像を調整しつつデジタルの原稿にした思い出。画像調整後に誤字を見つけたら、デジタル(CLIP STUDIO&液晶ペンタブレット)でシャーペンの線っぽく修正しました。他の字となじむように試行錯誤を続けた結果、かなり上手に修正できるようになりました(笑)。
十五堂の通販サイトはこちら。

結婚前、父親に「千代の声を毎日聞きたい」と言っていた寿は、寝起きの、頭も視界もぼんやりしている時、「寿さん、お目覚めですか?」という千代の優しい声を聞いては幸せを嚙みしめているのだと思います。幸せ者め!

オリジナルLINEスタンプも作成。「着物で愉快なご挨拶」(40個 120円)

12色のペンや、クレヨンのセットみたいなカラフルな配色を目指しました。つよつよ女子会に始まり、つよつよ女子会に終わる。
みんなかわいく描けましたが、「てつだいます!!」が特に気に入っています。気持ちは嬉しいけれど、寿さん、リボン結べてないですよ。
あと荒ぶる七緒の「いいね!!!」。絵もいい感じに描けましたが、字が上手に描けました! 大満足の出来!

これまでは、過去のデータを再編集する形で投稿していましたが、今後は新作を投稿するので毎日の更新はできないと思います。
腱鞘炎等があるので毎日たくさん描くことはできず、無理するとしばらく寝込むことになるので、頭の中のイメージをすぐにマンガにできないのはもどかしいのですが、細く長くを目指します。気長にお付き合いいただけたら嬉しいです。

作品がお気に召したら、十五堂への寄付的にサポート(投げ銭、100円~)してくださると嬉しいです。創作活動等の費用にさせていただきます。