第13回 国会図書館へ

2019/12/13日記

 日記ってのはね、ささっと書き上げるのがいいよね。
 朝はそれなりに早く起きて、10時ごろに公園に行き、少しだけジャグリング。30分ぐらいやったか。最近、ジャグリングにとても適している公園の居場所を発見。テニスコートの隣なので、やたらに見られる。
 コワーキングスペースにバイクをとめ、すぐに東京駅へ向かい、友人に会う。最近身辺で気持ちの変化があり、その上で会ったので、ずいぶん久しぶりに会ったような気がした。ご飯を食べ、ものの流れで一緒に国会図書館に行くことになった。僕は国会図書館というのに行ったことがなかった。小学校で東京見学という行事があり、行く場所を選択できて、国会議事堂を見に行った人もいた記憶がある。そういうのは全く興味がなく、科学館に行った。
 小学生の頃から知ってはいたけど、「そういえば、行ったことがない」場所に、今なら容易に行ける。国会議事堂も、国会図書館も。そういえば裁判の傍聴もしたことがない。もちろんそういう公的機関という意味だけではなくて、広島や岡山に先日行ったこともそうだ。あとはなんだろう、佐渡島、とかも行ったことがないねえ。それに、もっと言えば、岐阜だって行ったことがない。そして、海外によく行くとは言え、たとえばタイやベトナムをきちんと見たこともないし。富士山にも登ったことがないや。今挙げたようなところなら、明日行こうと思えば、行ける。

 さて、国会図書館に行ったはいいが、別に閲覧したい本があるわけでもないので翻訳の仕事。隣では、友人が色々と本を借りて読んでいた。なんだか、いいよね。こういうのは。お互いが好きなことしてられる、っていうのはさ。
 なんとなく周りを眺めていて、国会図書館に来る人というのは、それだけでフィルタリングをされているなぁ、と思った。もちろんベローチェに来る人はベローチェに来そうな人だ。スタバに来る人はスタバに来そうな人だ。コワーキングスペースに来る人はコワーキングスペースに来そうな人だ。
 でも、国会図書館にいて、特にその事実が鮮烈に迫ってきた。明らかにちがう、という空間だったからだろう。ひさしぶりに味わう、「学校」のような空気を持っていた。

 友人と別れ、コワーキングスペースに帰る。1時間ほどソファで寝た。やはり東京まで行くのは、ただ電車で立っているだけなんだけど疲れる。特に僕はいつも荷物が重いので、それだけで体力を使うのだ。一時間半かけて横浜から東京の大学に通っていた頃を思い出した。

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