第14回 真っ当な9時間とは

2019/12/14日記

 noteのいいところは、行頭のスペースが普通に反映されるところ。もちろんnote特有の機能じゃないけどね、もちろん、もちろん。でも行頭スペースが反映されないサービス、意外に多いんだよ。

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 一日中、9時から18時まで、コワーキングスペースの店番。今日は9時間が真っ当な9時間に感じた。

 真っ当な9時間、ってなんだろうね。自分で言っといてなんですが。
 真っ当じゃない9時間なんてありますかね。
 うん、でも、それが、あるような気もするよ。
 あると思っているから真っ当な9時間とか言っているのだ。
 まぁ要するに充実してたってことだーな。

 インタビュー記事の草稿やっと書き終わる。まず手書きで書いた。本当は半月前に書き終わっていなければならなかったもの。(えー、はい、すみません、原稿遅れていて、本当に。いやはや。)腰をあげたのがそもそも遅かったし、これは旅行中に仕上げられるような代物ではなかった。かなりの時間と、かなりの集中を要した。英語のインタビューなので、まず英語で文字起こしし、それをざっくり和訳し、並べ替えたりして編集する。1時間半の内容だが、6ページくらいの想定で作る。

 村上春樹のロングインタビューみたいなのは別だけど、基本的にインタビュー記事は、あんまり長くてもしょうがない。読みたくなくなっちゃうから。
 読んで、ふふ、と読む人の表情が変わったら、それでいい。総合的な雑誌に載せる場合、ひととなりを伝えるのが一番だと思う。
 でも塩梅が難しい。
 情報としてなるべく多くのことを入れて、アーカイブとして機能するようにもしたい一方で、読み物として面白くないとなとも思う。
 どちらかの態度に振るのが良いだろう。
 僕は今回記事を書きながら、「読んで面白い」方向へ完全に振った。そのために、切るべきはバッサリ切り、言い回しもインタビュイーの若い感じが出るように、少しフランクな感じに。細い調整はまだ残っている。
 この内容は、Shall We Juggle? という日本ジャグリング協会の協会誌に載りますので、いつになるか僕は知らないんですが、協会員の皆さんはそのうち読めます。

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