episode#23-25を振り返る

embossRadioは2020年の9月に開設しまして,そろそろ10ヶ月が経とうとしています.


もともと,僕は音声メディアが好きで,リスナーとして馴染みがありました.
よく聴くプログラムとしては,#backspaceや#Rebuildがあります.この2つのプログラムは今も聞いていますし,大いにインスパイアを受けながら,embossRadioを作成しています.

このプログラムを始めた当初,僕たちは29歳で,ゆずではないですけど,「もうすぐ30歳」という状況でした.

30歳というと,みなさんはどのような印象を持たれるかわかりませんが,私たちとしては,一度立ち止まってこれまでのあゆみを振り返り,これからの人生を考える・・・そういう時期でした.

そんな中で,ダラダラ駄弁るよりも,録音して配信することで,誰かと悩みや考え方を共有したいと考えるようになりました.それがembossRadioを始めたきっかけです.

当初は,録音こそすれど,だらだら垂れ流している感じがありましたが,それでもepisodeの蓄積に伴い,聴いてもらうことを意識した構成に変化させてきました.episode#23-25はちょうどその過渡期にありました.

この回では,”最後のSPD”としてストラスブールで活躍している櫛田創博士(以下,「くっしー」とします)に出演してもらいました.くっしーは春日・小山の部活の同期です.川戸とも大学4年次のころからつるむようになりました.

くっしーは,一時期”筑波のロナウジーニョ”として一世を風靡したプレイヤーです(あえてリンクは貼りませんwググってみてくださいw)


そんな彼ですが,SPD,つまり,日本の若手研究者の中でも特に優秀な人物として国から援助を受けて研究を行っています.
私も同業者として,そして同期として大きな憧れと,リスペクトを持っています.

そんな彼の研究はいったいどんなものなのか?非常に興味があり,春日を説得して#23-25のゲストとして呼びました.

内容は以下のリンクからぜひ聞いてみてください!

くっしーの熱意や人柄がよく伝わってくると思います.

そしてなにより,彼の回を通して,今後のembossRadioの方向性が固まり,ゲストが続々と出演してくれることになりました.

くっしーは修士の頃からドイツで研究をして,早々にPh.Dを取得するなど,まさにエリートとして誰の目にも映ると思います.
しかしその活動の根源/源泉は,非常に身近なところにあるということがよくわかります.

このプログラムを通して私たちが伝えたいことは,「誰でも迷うし,誰でも悩んでいる.だからこそ動くしかない」ということです.くっしーの回はまさにそのメッセージを含んでいて,私たちにとって狙い通りの回となりました.

もちろん彼のお話を聞けたこと,それ自体も大きな価値があると思っています.


さて,くっしーのあと,現時点までで9名のゲストに参加してもらっています.このあともテキストで収録に至るまでにお話などを共有していきたいと思います.

どうぞお付き合いください.



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