「なごり雪」はイルカじゃない

 ずっとずっと思っていたことだ。イルカのなごり雪で有名だが、なごり雪の本物は伊勢正三さんなのだ。

 そして伊勢正三が歌う「なごり雪」が本物だ。そして感動する声。

 まず、歌い方が違う。私はイルカの「なごり雪」はほとんど聞かない。

 イルカの歌、あまり好きじゃない。「サラダの国から来た娘」とか。

 イルカはイルカの作った曲を歌っていれば良い。


  なぜ、なごり雪をイルカに託したのか?「雨の物語」も。「ささやかなこの人生」すべて彼の作品。許せない。彼の感性は天才だと思う。

伊勢正三のなごり雪、泣けるのだ。詩人で彼の作る詩は本当に感動する。

核に触れずに、でも、気持ちだけがどーんと伝わってきて泣けてくる。

 「22歳の別れ」、そして大感動した歌詞は、

「好きだった人」だ。

 ここに歌詞を引用したい

好きだった人
ブルージーンをはいていた
好きだった人
白いブーツをはいていた

好きだった人
ステテコもはいていた
好きだった人
Tシャツが似合ってた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

好きだった人
金魚すくいがうまかった
好きだった人
ヤクザ映画に誘ってくれた

好きだった人
アベレージが 102 だった
好きだった人
ハンバーグを食べていた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

好きだった人
つよがりをいっていた
好きだった人
一度だけキスしてくれた

好きだった人
レモンをかじってた
好きだった人
海を見つめて泣いていた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど

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ね?失恋という言葉は知ってたけれど、で終わりなのよ。

失恋して悲しかった、でもない。

今の歌のくどい。答えを全部見せるから嫌い。「君の名は」も、電車ですれ違ったところでendでもよかった。しつこいのよ、今は。。想像力の欠如。だから、マンガを読むのかもね。マンガは好きな絵しかまない。小説じゃないと好きなように想像ができないから。

そして泣けるのだ。伊勢正三は天才。
大好きな詩人。第一位。

第二位は スピッツの人 名前は忘れた

好きなフレーズはたくさんあるけれど、ドキッとしたのが

「ずるしても真面目にも生きていける気がしたよ」です。

 伊勢正三さんの話はまたたくさん書いていきたい。

南こうせつでもなきゃ、イルカでもない。

私は伊勢正三さんの歌い方で「なごり雪」「雨の物語」をカラオケで歌う。

 伊勢正三さんのような人と結婚したかった。 静かな人。時代が会えば。いつもかなり年上がずっと好きだった。

初恋が、林隆三さんだった。かなり年上でしょ。

年上しか考えられず、年下は辞書になかった。

 しかし、人生は不思議。赤い糸は5つ下の人だった。人生ってなにがあるかわからないね。初対面で「あ?この人と結婚するかも」と思った。やっぱりそういうのがあるんだ。人間って。

 詩人ではない。理系で文系ではないのでまったくわかってくれない。そんなものだ。

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