肘折温泉の三本の源泉かけ流しの宿「三春屋旅館」に泊まってきた。
新潟で秘湯を守る会の会員宿にに3つ泊まる旅の後、久しぶりにただただ温泉に入るのが目的の鄙びた温泉にも久しぶりに行きたいなーと思って、旅行サイトを検索してたら、肘折温泉の三春屋旅館に空室を発見し、行ってきました。
こちらは、総合的な口コミはそんなに良くないけど、自家源泉のあるお宿で、お料理も手作りで美味しいらしく、温泉ブロガーさんたちの「湯治宿として最高!」的な口コミが多くて気になっていたお宿です。
当日は奥羽線で新庄駅へ。
ちなみに道中では「七王国の騎士」を読んでた。やっと読み終わりました。
肘折温泉に向かうバスまで時間があったので、駅前を散策。人がいない。。。
バス停に戻ったら、人がいっぱい並んでて、もしや補助席?と思ったけど、無事に普通の席に乗れました。
三春屋旅館に1番近いバス停は第二停留所だけど、15時のチェックインまで時間があるので散歩。
カネヤマ商店で、ビールと日本酒を買って、三春屋旅館へ。
そして、三春屋旅館の向かいは、肘折温泉で初めて泊まった「若松屋村井六助」。
隣は、2回泊まっている「大友屋旅館」です。
ピンポン押してチェックイン。で、宿帳が1枚毎の紙じゃなくて、ノートの名簿欄に追記していく方式で先にチェックインしてる方の個人情報が丸見え。。。つてことは、私の個人情報もこれからチェックインする人たちに丸見えな訳で。ちょっと気になりました。
お部屋への案内がてら、旦那さんがお風呂の入り方や館内の説明をしてくれました。
既に布団が敷いてあります。
浴衣やタオルなど、ドライヤーは脱衣所にもあるけど、部屋にもありました。
上の湯の券もチェックインの時にもらったけど、印刷がぼやけてて、これで入れるの?って感じでした(問題なく入れました)。
チェックインの時に空いていたので、まずは1階の自家源泉のお風呂に入りに来ました。こちらのお宿のお風呂は、男女の区別なく、女性が入る場合は札で示す方式。トラブルもあるのか、旦那さんから「中に人がいないかちゃんと確認して入ってくださいね」と丁寧に説明されました。この札があれば、女性だったら入れるけど、実質貸切ですよね。私が入ってる時に入ってくる方はいなかったし、この札があったら先客いるなーと思って私も入りませんでした。
3人くらいでいっぱいになりそうな大きさなので、ちょっと小さいですね。
熱めだけど、浸かりたくなると言いますか、じわじわくる良いお湯です。じっくり浸かりました。
フロント横にロビー的なスペースがあります。
2階にも3階にも冷蔵庫があります。これは2階のもの。
フロントにCDがいっぱい置いてあるだけあって、音楽雑誌雑誌も置いてありました。
夕方4時半頃に上の湯に。5時までなので、閉店間際なら空いてるんじゃないかと思ったけど、家族連れとバッティング。お父さん「こっち1人だけだよ」娘さん「こっちは他にも他のお客さんもいるから」なんて、壁を挟んで会話するから、居づらくて早めに出たら、出てすぐに、娘さん「うちらだけになったよー」って言われちゃって、寂しかった。公衆浴場なのにね。
カネヤマ商店で生ビール飲もうかなー、と思ったけど、混んでたのでお散歩しました。
夕食は18時から18時半の間に部屋にお持ちします、とのことで、18時20分くらいに届いたかな?
お酒はカネヤマ商店で買ってきた上喜元です。
そして、部屋食なのをいいことに食事中も、この週末に全話配信されたドラマ「三体」の中国版を観てました。
芋煮が具沢山で美味しい。
ご飯はちょっと硬めかな。
夕食の後、落ち着いたら3階にある肘折温泉組合泉の方へ。
こちらの方は5人くらい入れそうなお風呂です。熱過ぎす、ぬるすぎず、ちょうど良い熱さでゆっくり入りました。
あと、こちらにはなんとシャンプーバーがあります。
フロントにCDがいっぱいあるし、やはり音楽好きなんですね。
12月だし、もう朝市やっていないとばっかり思っていたら、この日が最終日だったみたいです。普通に朝ごはんギリギリの時間に起きてしまって、失敗。
朝ごはんは、7時半から8時の間に持っていきます、とのことで7時50分くらいに来たかな?
自分でヒジキの煮物作る時、めんつゆで味付けするんだけど、こちらのヒジキの煮物同じような味がして親近感がありました。
バスの時間に合わせてチェックアウト。チェックアウト時に対応してくれたのはおかみさんでした。この時に「今日はバス2台出ますからねー」って教えてもらったんだけど、初めてですね、これは。
神社に登ってみます。
冬囲されてたけど、一応お参りしました。
後で読もうと思って撮影(やっと読みました)。南山和尚の書は、肘折温泉で初めて泊まった村井六助宅に保存されていると!こんな由緒があったとは!
大倉村営バスがほんとに2台来ました。両方ほぼ満車でした。
もうちょっと雪深くなったらまた来たいなー。そして、肘折温泉のお宿はほんとにハズレがないので、全制覇したくなってきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?