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ミレーナと仲良くなれなかった話

ふわふわとしたブロンドの髪、亜麻色の瞳とツンと上を向いた鼻がチャーミングなあの娘――の話ではまったくない。



女性はご存じかもしれませんが、ミレーナとは避妊リングとも呼ばれています。

女性ホルモンを5年間持続的に放出・維持することができる薬剤徐放システムで、子宮内に装着する器具のことです(形は「つるはし」っぽいと思う…リングとは??)

避妊以外のメリットとしては、月経量が減る(なくなる)という点があり、私の場合はこれが魅力的だと思って入れたかったのですが・・・


結論、入りませんでした!

事前に医師から説明された話では、経腟分娩をしていないと子宮内が狭いから入りにくいとのことでしたが、「まあいけるっしょ」と思っていました。

メリット、デメリットの説明を受け、ちょうど当日に入れられるタイミングだったので入れてもらうことにしました。

子宮内をチェックしてもらい問題なさそうとのことだったので、いざ!と思いきや・・・

婦人科でよくある例の椅子に座っていて、カーテンがかかっているので何をしているのかは見えないのですが、何かが入ってくる感覚がしばらく続きました。

だんだんお腹が痛くなる。

なんともいえない不快感。

「大丈夫ですか~?」と声をかけてもらったけど、素直に「お、お腹いたいです・・・」と答えるやり取り×2回。

さすがに時間かかりすぎでは?と痛みでもうろうとしながら思っていたら、入らないので中止します、と。


椅子から降りてふらふらしながら医師の前に座ると、やはり子宮が狭いことと、ミレーナを通す子宮内の通路のカーブがきついため所定の位置まで入れられなかったと説明されました。

が、そんな話いいから寝かせてくれや・・・と思うくらいに気持ちが悪い。重い生理痛のような感じ。

30分くらいベッドで横にならせてもらい、家路についたのでした。


うまく入れば生理来なくなるし経済的~♪と思っていたけど、私にはピル!あなたしかいないのね。浮気してごめんよ!



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