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天外者 てんがらもん、三浦春馬の五代友厚に憑依した演技が圧巻過ぎ

前略 三浦翔平さま

きょう、映画「天外者」を観ました。

三浦翔平さんは、メイキングで

「春馬が居なければ、龍馬を演じられなかった」

と口にしました。

翔平さんの坂本龍馬、本当に良かったです。

才助と龍馬の強く深い絆を感じることができた。

二人が朝日を見ながら語り合うシーンは、

役を超えたというより二人が憑依したような印象を受け、

胸がギューッとなりました。


「天外者」あらすじ

江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、
新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が
全速力で駆け抜ける ——

五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。

二人はなぜか、大勢の侍に命を狙われている。
日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、
この瞬間、重なり始める。
攘夷か、開国かー。
五代は激しい内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていた。

そんな折、遊女のはる(森川葵)と出会い
「自由な夢を見たい」という想いに駆られ、
誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬、
岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)らと
志を共にするのであった ——


夢を持った男たちのリアルな物語

坂本龍馬や岩崎弥太郎、伊藤博文など歴史の授業で学んだ
歴史上の人物たちが登場する。

徳川幕府が自分たちの安泰の世の中にするために
長きにわたり武家社会を築いてきたが、
たくさんの志が集結して、明治という新しい国がつくられた。

この時代の物語は、登場する人たちに力がみなぎっていて、
大好きな時代だ。

五代の生涯を通して伝えたかったこと、
それは、「夢を持て」ということだと思う。

江戸から明治に変わり、
国は大きく変わったが、
五代は、明治ではなく、
男も女も夢を持ち、
それに向かって生きることができる社会の実現を
願っていた。

映画のラスト、三浦春馬さん演じる五代の言葉が映し出される。

「地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ」

五代は、命尽きたとき、資産はなく残ったのは借金だったという。
龍馬も、五代も、自分の私腹を肥やすために
経済活動をするのではなく、
目的達成のために、必要なお金を集める換金の方法を
知っていたのだろう。

現代でいう、クラウドファンディングや、
エンジェル投資家だろう。

お金がないから、夢を諦めるのではなく、
夢を実現するために、お金を集める術を学ぶ。
これは、映画「えんとつ町のプペル」をつくった
キングコングの西野亮廣さんの生き方に似ている。

きっと、西野さんは現代の五代友厚なのだろう。

エンタメで世界を獲る。

そう話す西野さんも自分のためではなく、
みんなが楽しめる世の中にするために、
エンタメの部分を担ってくれていると思えてならない。


三浦春馬さん、ありがとう

スクリーンの中にいるあなたを見てしまうと、
やっぱり、信じられない気持ちがあふれてしまう。

三浦春馬さん、あなたが主演した映画は、
多くの人が観ています。

「夢を持て」
「前に進め」
「仲間と共に」

そんなメッセージが役を通して
伝わってきました。

あなたの魂は、永遠に残ります。

https://youtu.be/qN8G6gqVwAw

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