「日本サステナブルツーリズムイニシアティブ(JSTI)」が2024年4月1日より本格稼働
UN Tourism(旧UNWTO)、WTTC、JICA、PATA、GSTC、STGCが提案するグローバルなサステナブルツーリズムの基準を踏まえ、日本の観光セクターにおいて、日本が大切にしてきた考え方を踏まえた実践的なサステナブルツーリズムを日本に広げていきます。
この機会を捉えて、各分野のリーダーたちとつながり、次世代につなげる新しいサステナブルな旅や観光経営について一緒に考えていきませんか?
代表理事・会長には一社)日本エコツーリズム協会会長・東京商工会議所副会頭の田川博己さんが、副会長を担うアジア太平洋観光交流センター理事長の本保芳明さんと共にサステナブルな観光のイニシアティブをとって進めていきます。
また、実践的な側面においては一般社団法人 日本旅行業協会の理事・事務局長の池畑孝治さんが観光の現場の視点から実践かつ持続可能なサステナブルツーリズムの枠組みやガイドラインについても指導・提案を、日本における持続可能な観光・サステナブルツーリズムの研究においては先駆けて取り組んでいる株式会社JTB総合研究所の代表取締役兼社長執行役員の風間欣人さんとそのチームの支援を得ながら実践的に推進・支援をしていきます。
このように、日本のサステナブルツーリズムを熱心に推進しようとする観光セクターの4人が代表発起人となり、日本のツーリズムをよりサステナブルなものへと変革していく団体として、一般社団法人日本サステナブルツーリズムイニシアティブの設立を観光セクターの枠を超えて想いを持つ仲間に呼びかけました。
それに応えて、設立時の理事に、観光セクターにおける国際協力要請が増加する国際協力機構(JICA)より、理事長補佐である中村俊之さんが、観光者行動の視点にたった観光現象の理解や観光地づくりへの応用、さらには観光現象の社会的・文化的効果に関する研究に造詣の深い立教大学観光学部教授の橋本俊哉さんや、複雑で多様な地球環境問題を解決していくために、コミュニティが主体となって実践していく環境保全施策の効果や課題について研究をし、環境と観光の関係性の研究において第一人者である東京女子大学の藤稿亜矢子教授らが参加を表明しています。
また観光セクター外、特に金融セクターとの連携を見据え、JTBとJCBが共同出資し設立した戦略的事業開発会社で、 両社の経営資源を活かした先鋭的な新規事業の企画開発および事業推進に取り組む㈱J&J事業創造からは代表取締役副社長である野元功一さんにも参加を頂いています。くわえて持続可能な観光の実践をエコツーリズムへの取り組みを通じて地方部を軸に活動を進めてこられたし一社)日本エコツーリズム協会からは、国内外でのコンサルティング実績の高い山田桂一朗さんと武藤修一さんにも参画を頂けました。
また、訪日インバウンド観光旅行の企画や営業、訪日オンライン販売サイトであるJAPANiCAN.comの起業やUN Tourismの初めての日本人職員でもある熊田順一さんが参画をしています。
これら多様な分野で経験を有するリーダーたちと共に、新しいサステナブルな旅のあり方を一緒に考えていきませんか?
その設立を記念して2024年3月13日 14時から日本サステナブルツーリズムイニシアティブの設立記念イベントを以下のとおり開催します。
日本の観光のサステナビリティ推進に関心の高い地方自治体、観光協会、DMO、事業者、学術機関、個人事業主の皆さんだけでなく、
観光地域に対して具体的かつ実践的なサステナビリティ推進の取り組みを提供している観光セクター外の事業パートナーの皆様の参加を心よりお待ちしております。
日時:2024年3月13日 14時~16時
場所:全日通霞が関ビルディング
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目3−3
募集予定:50名
会費:一般:1,000円 学生:500円