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海外から帰国後の隔離はいつなくなるの!?【12月編】

2021年12月現在、新型コロナウイルスの影響で、まだまだ海外渡航が自由に制限なくできる状況ではありません。一日も早く状況が落ち着いて、安心して楽しく海外旅行を楽しめる日を期待しない日はありません。まわりを見てみますと、国境をオープンにする国が増えてきました。ワクチン接種が完了している人には、隔離を要求せずに到着日から普通に観光可能にする国も出てきています。そうなってきますと海外旅行の障害になるのは、日本に帰国してからの隔離になります。この隔離が今後いつなくなっていくのかについて、3つのトピックに分けてお伝えしたいと思います。最後には隔離はいつなくなるのかの大胆予想もしたいと思います!

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現状の隔離ルール

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まずは現状の隔離ルールから見ていきましょう。図にあるように、現在日本に入国する方は全て帰国後14日間の隔離期間が必要となります。その中で10月1日から、新型コロナウイルスの有効なワクチン接種証明書を持っている方は、10日目以降に自主検査し、陰性結果を入国者健康確認センターに届け出て、待機終了の知らせをもらえたら、11日目からは隔離終了となり、自由に行動することができます。そして11月5日に「ワクチン接種済みかつビジネス往来」などの条件を満たした上で、入国する人に対して、受入責任者が管理することを条件に、自宅などでの待機期間中に、4日目以降の行動制限を緩和する措置を導入しました。簡潔に言いますと目的がビジネスの往来で、対象となる国からの入国は3日間の隔離をすれば、4日目以降は行動制限が緩和されるという新しいルールです。このルールは11月8日から開始という事で、大きな話題となったのですが、実際に蓋を開けてみると、事前の申請が必要なのですが、その申請先の監督官庁がどこにあたるのかわからずに、たらいまわしにされたり、申請にかかる時間が最短でも3週間など、実際にそこまでの労力をかけて、申請をしても、4日目以降の行動内容は「事前申請」が必要だったり、日々の活動内容や健康状態に報告義務、公共交通機関の利用の制限、 「受入責任者」が空港への出迎えをする必要あり、会食後は、参加者全員の健康観察義務、仕事でも人との接触は最小限、買い物の所要時間は15分以内等々、普通に考えて現実的では無いここまでするなら、あと6日待機しているほうが良いのでは?ということで、いまいち現実的ではない施策となっています。ただ流れとしては、10月にワクチン接種証明書を持っている方で、自主検査をした方は、14日間が⇒10日間に、11月8日からは目的限定、申請が必要ではありますが、10日間⇒3日間にできる施策がなされていることを覚えておいてください。

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しかし!!あいつが突然やってきました!そうですオミクロン株です。この変異株のおかげで、緩和に向かっていた流れが全てストップして、逆に規制の強化に舵を切ることになりました。岸田総理大臣は、外国人の新規入国を原則、停止している水際措置について、少なくとも来年初めまでは継続したうえで、その後の対応を検討する考えを示しました。年始にいつまで新規入国を停止するのかの対応を発表するとのことです。上記の表が現在オミクロン株の影響で規制が強化され、入国後、検疫所の指定する施設での隔離が必要な国と日数の表です。ハワイやニューヨークなどメジャーな観光地からの帰国後6日間施設での隔離が必要なので注意が必要です。

海外旅行再開に向けたロードマップ

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つづいて、海外旅行再開に向けたロードマップを見ていきましょう。こちらはJATA(日本旅行業協会)が11月初めに発表した海外旅行再開に向けたロードマップです。JATAは旅行代理店の業界団体です。こちらの予想も残念ながら、オミクロン株の影響でハズレてしまっています。ワクチンパスポートのデジタル化は12/20にアプリがリリースされて果たせましたが、1.~3は年内はとてもではないですが、難しくなってしまいました。

隔離はいつなくなるの!

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最後にいつから隔離はなくなるの!というところですが、私は2022年4月までにはレジャー目的での隔離も大幅な緩和、もしくは撤廃されるのではないかと予想します。1月~3月にかけては国内外の感染再拡大により、需要はほぼ見込めません。この時期に海外渡航に関する規制を緩和するのは難しいと思います。しかし4月以降環境要因としては、ワクチンのブースト接種率が向上して、カウントダウンの状況になっている治療薬実用化などついにコロナも収束局面にはいってきます。その段階になりますと日本人の出入国規制が緩和・撤廃され、コロナ収束フェーズの国や地域への需要が一部回復することによって、海外渡航の道筋が見えてくると思います。日本の繊細な国民感情を加味しても、2022年の4月には観光目的での隔離緩和、撤廃も、十分考えられると思います!この予想が当たることを切に願っております!

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