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いつから海外旅行にいけるの?【12月編】

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2020年12月現在、新型コロナウイルスの影響で、まだまだ海外渡航ができる状況ではありません。。一日も早く状況が落ち着いて、安心して楽しく海外旅行を楽しめる日を期待しない日はありません。今回は海外旅行の状況を4つのトピックに分けて説明していきたいと思います。最後にはいつから海外旅行に行けるかの大胆予想もしたいと思います!

12月の今、まず大前提のお話ですが、現在外務省が出している、感染症危険レベルはほとんどの国がレベル3(渡航中止勧告)になっています。ただ9つの国がレベル2(不要不急の渡航はやめてください)に引き下げになっています。その国とは韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国(香港、マカオ含む)、ブルネイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドです。こちらをまず覚えておいてください。

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海外旅行の現状

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まずエリアから見ていきます。

ヨーロッパは一貫して海外からの渡航者を受け入れています。日本の方が観光で行きそうなイギリス、スペイン、スイス、オランダ、デンマーク、オーストリア、フィンランド、ポーランド、ポルトガル、マルタ、チェコ、トルコはなんと事前のPCR検査も必要ありませんし、現地での自主隔離も必要ありません。フランスとモルディブは渡航前のPCR検査は必要ですが、現地での隔離は必要ありません。

続いて、アジアですが、アジアは日本以上に新型コロナウイルスの感染の抑え込みに成功している国が多く、ほとんどの国が海外からの入国を制限しています。少しづづですが、必要なビジネス渡航や、現地に在住している方などの入国に関してはビジネストラック、レジデンストラックというルールを設けて、入国制限の緩和が行われています。

カナダは2021年1月21日まで入国制限をしております。カナダ国籍者、カナダ永住権保持者以外は入国ができません。ただし例外があり、学生ビザの保持者は入国することができます。アメリカは州ごとにルールを決めるのですが、ほとんどの州がPCR検査は必要なく、現地についてからの14日の自主隔離を必要としています。例外でハワイ州が日本を出発する72時間以内に、日本国内の指定医療機関で新型コロナウイルス感染症の検査を受け、ハワイ入国時にハワイ州指定の陰性証明書を提示することで、ハワイ到着後の14日間自己隔離が免除される事前検査プログラムを運用しています。

海外旅行の今後の見通し

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そしてみなさんが一番興味がある今後の見通しですが、航空会社のフライトスケジュールから見ていきますと、皆さんご存じの羽田空港は12月現在1日約100便の国際線がスケジュールとしてはあるのですが、実際に運航されているのは10便程度です。10%程度の運航率になります。愛知県にあります中部国際空港は1日36便の国際線のうち、1便しか運航していません。2021年3月まで運休にしている航空会社が大多数を占めます。海外からの入国制限に関しては、どんな方でも日本に入国する際にはPCR検査を受けて、陰性の場合はそこから14日間の自主隔離が必要となります。陽性の場合は指定の機関で経過を見ることになります。今後この14日間の隔離が緩和されない限り、観光目的での人の往来の復活は難しいです。PCR検査は今後もっと受けやすくする為にも、現状3万円から5万円する料金が海外のスタンダードである5千円から1万円になってくると、ハワイのような事前検査プログラムなども機能しやすくなると予想します。

予約の現状

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現在でも海外挙式、海外留学、海外ハネムーンの半年以上先の予約は入ってきています。海外挙式ですと、人気の2021年7月、8月は今の時点で予約をする方もいらっしゃいます。ハネムーンに関しては、2021年6月~8月ですでに航空券の予約を完了しているお客様もいらっしゃいます。留学に関しては、カナダや、自主隔離、PCR検査などが全く必要ない、マルタ島などが人気で2021年3月、4月の出発の予約も入っております。出発日が先の予約は少しづつですが、入ってきているのが現状です。

航空会社の現状

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次にに航空会社の現状ですが、2020年3月から破綻してしまう航空会社が出てきております。ヴァージンオーストラリア(オーストラリア)、アビアンカ航空(コロンビア)、タイ国際航空(タイ)、LATAM航空(チリ)、アエロメヒコ(メキシコ)、ヴァージン・アトランティック(英国)の6社が破綻しておりますが、国からの支援を得て、運営、運航を継続しながら復活を目指しています。フライビー(英国)、ノックスクート(タイ)、エアアジアジャパン(日本)の3社に関しては、破綻後、事業の継続が困難な為に、事業を清算しております。そして最近大きなニュースとしても報道されました、大韓航空とアシアナ航空の合併です。単体の航空会社では事業の継続が立ち行かなくなり、合併という事は、これからもでてくる話だと思います。大きな機材を何機も保有し、たくさんの従業員を抱える航空会社にとって、運航できない現在の状況は大変厳しいです。旅行会社の人間として、強く事業の継続を願うとともに、応援しております!

いつから海外旅行に行ける?大胆予想

最後にいつから海外旅行に行けるかの大胆予想ですが、2021年4月から観光での旅行が可能になるのではと予想します。理由は航空会社の営業の方や、支店長の話を聞いていても、4月からは通常のフライトスケジュールに戻す予定との声が多く聞けた点です。そして11月末に政府が発表した、2021年のオリンピックに向けて、段階的に観光目的の入国制限を緩和していくとの発表からです。観光目的の往来も国限定にはなると思いますが、4月からは始まるのではないかと予測します!この予想が当たることを切に願っております!

海外いつから12月

後藤 寛

株式会社ジェイエスティ
TEL:052-264-0300

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