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職場の書店が閉店しました。

こんにちは。
9ヶ月ぶりの更新です。

2024年3月31日に職場の書店が閉店しました。
最終日はたくさんのお客様が名残惜しそうにご来店くださいました。

私がずっと推してきた本たちは、最終的に全て売り切れまして、こんな綺麗なラストを迎えられるなんてと驚きました。そして、これ以上このお店で売れないことが寂しくて、ちょっと泣きました。

『しろがねの葉』の販売数1000冊突破から1年経たずに閉店を迎えてしまい、「あんなに売ったのになぜ」という気持ちも強く残っています。

これで、大田市から書店がなくなりました。
無書店地域にしてしまったことに対する悔しさもずっと抱えたままです。
「まちの本屋」の消滅の影響はとても大きく、悲しい。

私はこれから別の書店(他社)での勤務が決まっていますが、大田市で売りたかった本はたくさんあります。
大田市だから売れる本だってたくさんあるのに。

なくなったものにいつまでも思いを寄せても仕方ないのかもしれませんが、私にとって大切で大好きな書店だったので、ずっとこの悔しさや悲しみを抱えていくんだろうと思っています。

閉店後の片付けも先日全て完了し、有休消化に入りました。この休暇中はやることも多いですが、書店員第2章に向けて力を蓄える時期でもあります。
あれこれ予定も入れて楽しみながら、体力精神力ともにパワーチャージの期間です。

悲しいけど、私は生きていかねばならんので次の職場で働きます。次の職場も元々好きな書店だというのもあり、働けるのは嬉しいですし、楽しみでもあります。
しばらくは慣れない運転(しかも長距離)と新たな職場に馴染むこと、仕事を覚えることに必死でいっぱいいっぱいになるはずなので、それまではゆるゆる過ごしておくつもりです。
本読むぞ。

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