シェア
shi-mayu*
2021年12月25日 18:31
澤田瞳子さん『輝山』(徳間書店)地元石見銀山が舞台のお話。そして澤田瞳子さん、直木賞受賞後第一作。石見銀山大森代官所の中間という役職の金吾を中心に話が進んでいくけれど、ずっと金吾視点というわけでもなく。群像。人にはそれぞれ事情がある。そんな当たり前のことを、私たちはうっかり忘れがちではないかしら。というか、銀山で働く人たちがこんな短命だと知らなかった。気絶(けだえ)というものも知