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1人じゃなくて一緒に




こんばんは、SILK/micahのmicahです。

来春2022年3月に開催する個展『UNTITLED』

撮影秘話だったり、私たちの中にある気持ちをほんの少しお見せするnoteになればいいなと思っています。


前回のダイエット話から一変、ちょっぴり真面目な個展の話に戻したいと思います◎
SILKのダイエットについては1年間隣で見てきたからわかるけど本当続けるって大切なんだなって思います。目に見えて体型がどんどん変わる!体が軽そう!実はわたしちょっとサボり期間入っちゃって体脂肪が増え始めているのでまたタンパク質多め、脂質を抑えた食事に戻さなくちゃなぁと思いつつ、先日SILKとの撮影終わりに揚げたてほやほやの唐揚げ定食をバクバク食していましたw

さて、話を戻しましょう。笑

個展の意味を考え文字に綴ってみましたのでよければ最後までお付き合いくださいませ。

2人なのに個展


・2人で写真展するのに個展なのなんで?
・W個展とか2人展とかじゃないの?

個展情報を解禁して約1ヶ月たち、よく聞かれた質問です。

私たちのなかでは初めから個展というワードしかありませんでした。むしろ写真展を開催する話が出た時から疑問にすら思わなかったのです。逆に何故って聞かれた時に気がついたくらいなので!笑


答えは明確なんですけどね。
『個展』と言い切ってしまってる意味。

ふたりで一つの表現をしているからです
どちらが欠けても意味がない
欠けてしまったらそれはただの抜け殻

この感覚ってなかなか伝わらないと思うんですが
私たちってお互いがお互いの半身であり
やりたいことを全て共有しているんです

SILK/micahを一つの形、一つのユニットとして捉えてもらえればわかりやすいかな。1つのアカウントに中の人ふたりいる、って解釈でもいいとおもう。

どちらかだけの表現ではない
作品には2人の好きが詰まってます
SILKだけのものでもないし
micahだけのものでもない

だから個展なのかなって。

カメラマンSILKの作品にmicahが登場してるわけでもなく
モデルmicahの表現をSILKに撮らせてるわけでもなく
ふたりで1つの作品を創ってるのだからそれは個展なのかなと

音楽だって1つのユニットがライブするなら単独ライブ、ワンマンライブっていう。1人じゃないけどそのユニットで1つの音楽作ってるから。それと同じ感覚です。写真になるとなぜ片方だけになっちゃうのかなって逆に疑問をなげたい。

リアルポートレート2021に関連したこちらのnoteでも記載しましたが出展者名を共同出展者(SILK/micah)にした理由もそこにあります。
二人で一つのものを作り上げている、そんな感覚をあの展示で感じていただけた方がいらっしゃったらとてもうれしいなって思います。

モデルとカメラマンじゃない

そもそも私たち
【モデルとカメラマン】
という表現を使いません。

上記にもさらっと書いてありますが、
SILKの前でmicahはモデルをしている感覚はありません。
一緒に撮っている(創っている)感覚が1番近いです。
micahの前でSILKはカメラマンをしていません。
一緒に写っている(表現している)感覚が1番近いのです。

矛盾しているかもしれません。
ポージングもするし、シャッターを切ってるし、それってモデルとカメラマンじゃんって思う方もいるかもしれません。

でもお互いそういう感覚があるんです。

例えばmicahのTwitterにも投稿したこちらの写真

画像1

私、間違いなくここに写っているんですけど、今見返しても写ってる記憶が全くありません。
みなさんと同じカメラ側、写真を見たまんまの景色が脳内にこびりついています。
なので撮っている感覚が一番近い感覚なんです。
特にシャッターを切りたい瞬間は第二者(カメラ側)第三者(それ以外)の目線でいる事が多い。
自分がどう写っていて、どう見えているのかがハッキリと分かる瞬間があるんです。

でも代理でSILKがシャッターを押しているわけではない。そうなっちゃったらセルフポートレートと一緒だから、三脚でいいじゃんってなりません?
SILKもmicahもいいと思った瞬間だから形として、こうやって写真として残っているんです。

撮り手と写り手

あえて私たちの形に名前を付けるのであれば
【撮り手と写り手】だねって話をよくします。

たまたま撮るのが得意な人で
たまたま写ることが得意な人なだけ。
お互いの長所を生かしてこの活動しているだけなんです。

SILKが言ってたけど、表現をする上でmicahが撮る側になってSILKが写る側になるかもしれない、それくらい私たちの境界線は曖昧で今現状できることをお互いやってるだけなんですよね。


そしてなにより同じ目線で、同じ世界線で私たちは活動している

だから” 個展 “なのかなって。

1人じゃなくて一緒に


ポートレートは一人じゃできない表現です。 
撮り手がいて写り手がいてやっと成立する。
かれこれ6年くらいポートレートというものをやってきていますが、いろんな活動を通して今の形がいちばん私の中でしっくりきています。
お互いいろんな人とやってきた結果、一人と向き合うことを私たちは選びました。

SILKとひたすら向き合って好きと嫌いと、素敵なこといいなと思うこと、嫌だなって思うこと、これは苦手。とか基本全部共有してます。

一人でできない表現を、一緒に、寄り道せずやりたいことだけをやっている。

わたしたちはそれだけで十分なんです。
むしろお互いが長年心の隅に隠していた、望んでいた形でした。

もちろん衝突することもあります、だって他人ですもん。全部理解することなんてできません。
でも自分達の作品を愛している。
喜怒哀楽を共有して、それが全部作品の糧になり積み上がって、全部が宝物になっていくのです。

きっと個展を見にきていただけたらわかると思います。

最後に

つらつらと綴りましたが私の思い伝わったでしょうか。
自分の胸の内を曝け出すのって勇気がいるけど、本当に伝えたい人がいるのであれば一歩を踏み出してみてください。
1人じゃなくて一緒に活動できると、出来なかったことができるようになって、やりたいことや出来ることがどんどん増えていきます。幸せの連鎖しかないです。

私たちの形が
誰かの心に少しでも届いたら
嬉しいです。

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UNTITLED
SILK / micah PhotoExihibition
2022.3.17(木)-2022.3.20(日)
Gallary White Cube Nagoya 
〒460-0002 
名古屋市中区丸の内2-15-28
ビッグベン丸の内4階
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