人生1,000年を生きる、分人時代
越境incを立ち上げて初めての4月越えです。早いものです。
世の中の年度の多くは4月なので、なんだか新しい年が始まったなあという気もします。そんな中、このほぼ一年で感じていることを書きます。
「色んな人生を生きるようになった」
これが大きな変化であり実感です。
前提になるのは「分人主義」という考え方。
平野啓一郎さんの著書「私とは何か(個人から分人へ)」に激しく感銘を受けてQOL爆上がりなので軽くご紹介すると、個人の中には様々な分人がいて、裏表などではなく、親である自分、子である自分、仕事人である自分、仕事人の中でもAという役職の自分、Bという役職の自分、それぞれが本当の自分であるという考え方で、それぞれの自分の中に矛盾あってもいいんじゃない?というものです。名著なので、端折ったこんなご紹介だけでなくぜひ原著をご覧ください。
で、その観点から見ると、私のお仕事エージェンシー家業は、ありがたいことだらけです。分人性があり溢れています。様々な方とお仕事をご一緒することが多く、またその方々が矜持を持って生きていることがまた多い大変恵まれたお仕事。様々なドメインのクライアント然り、あらゆる専門性を持ったパートナー然り、ぶっ飛んだ生き方をされている方々然り、多くの場合でご一緒することで、今、生きてるなぁと感じることが多いお仕事です。ありがたい。
そしてそんな人たちと何かを乗り越える、新しい目的地までご一緒するといった人生の一部をご一緒することもできます。なんてありがたい。
とすると、1日24時間のうちに、1習慣7日間に、
様々な人生を生きてる実感が湧いてきます。
「多様性のインクルージョンの機会」
偉そうな単語を並べてみました。
でもまあですね、そういうことなのでこのまま書きます。
そんな毎日(どんな毎日?)を送っていると、(語弊なくそのままをかくと)変わった幸せな人との出会いが多数あります。それはそれは幸せそうに生きている人たちです。話をしているだけで幸せな気分になってきます。
そういう人たちとの出会いが、自分の人生に新しい100年を搭載してくれるのだと信じています。人生に、+1の可能性を足してくれる人との出会い。いつしか自分がそんな役割を担えたらなぁと思う憧れすらあります。そして、そんな場にビールがあったら世界が平和になるに違いない。
ヤッホーブルーイングさんが、ビールで世界平和をつくる活動「よなよなビアファンド」をされていますが、僕も本気でビールは世界平和に繋がるし、何なら今日この時間もビールは世界を平和にしていると確信しています。
「目指せ、人生1,000年(分くらいの熱狂した多重人生)」
楽しく生きる。
これからも、色んな生き方の楽しさに出会っていきたいと思います。
そのためには、
自分自身が熱狂していると、
そんな場に出会いやすくもなるなぁと感じております。
そしてまた、誰かの+1になる人生はかなり楽しかろうです。頑張ろ。
最後に。
一つの価値観を押し付けずに、上下つけずに、色んなことをインクルージョンするといいよ、そうしないと悲しいよってことはSADE様が歌い上げておりますので、SADE様の曲を聞いていただければと存じます。
SADE / Why can't we live Together ?
ああ、いい曲。最高。
そしていつか描くぞ。
どんな分人を獲得して楽しませてもらってるかはそのうち。
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