渋谷チキン南蛮四天王
チキン南蛮が大好きです。
飲食店に入って「チキン南蛮」の文字があったら必ず頼むくらい好きです。
文字の時点で頼むことが確定します。
それはなぜか?チキン南蛮が無敵の美味しい方程式を複数搭載していて、
すでに文字の時点で美味しい、とんでもないやつだからです。
僕は料理をする時、適当なグルーヴでお届けするか、
企画のフレームで料理を作っています。
その企画フレームの掛け合わせがエグいのが「チキン南蛮」先輩です。
企画のフレームの例をあげます。
焼きたて+塩+わさび=美味しい
であるとか
揚げ物+香味野菜シャキシャキ+酸っぱい=美味しい
とか
複数のアミノ酸+発行調味料=美味しい
とか。それやったら美味しいでしょ。っていう形で料理を捉えています。
料理は科学とはまた違う覚え方というより、
もうちょっとノリな構造で捉える作り方です。
そんな感じのノリで捉えた方程式に置いて、
チキン南蛮は複数の無敵の方程式を搭載しています。
親子食材の掛け合わせ=美味しい:鶏+卵
例:親子丼、サーモンイクラ丼、納豆に醤油、豆腐に味噌
揚げ物+香味野菜シャキシャキ+酸っぱい=美味しい: 揚げ物+タルタル
例:油淋鶏、フィッシュフライにパセリとビネガー
揚げ物+それをタレにつける=美味しい :揚げ物+南蛮タレ
例:あげ浸しの数々、串カツ、ハムカツにウスター
ジューシー+白米=すごい美味しい:定食としての佇まい
例:ヤオロズの定食たち
などなど、複数の無敵の方程式を搭載しているすごいやつです。
そんな中、GW前の気合いを入れる月曜日、
もれなくランチにチキン南蛮を頂戴してきました。
渋谷神南と明治神宮前の間にある、兼子さんです。
俯瞰からどうぞ。
アップにします。
最高ですね。タルタルが雪崩ってますね。
そしてこのタルタルも最高なのですが、その後ろに控えているオレンジのドレッシング様も最高に美味しいのです。ドレッシングドリブンでサラダを食べる僕にとっては無敵の組み合わせです。
このドレッシングドリブンイーティングは後日書きますので、今日のところは本題に戻ります。
兼子さんのチキン南蛮がすごいところは、ムネ肉なのです。
焼き鳥の正肉があるからこその、チキン南蛮。
これまで僕は、赤坂のでんでんでんさんこそ
至高のチキン南蛮と心酔しておりましたが、
チキン南蛮には様々なベクトルがあることを学ばせていただきました。
まさに、究極VS至高の美味しんぼの対決。
一つの美味しいを発見したら、また新しい美味しいが発見される。
修羅の門ですね。この門を一度開けたらなら、
潜り続けるしか道はありません。
しかも、食事中「渋谷チキン南蛮四天王」なる言葉も聞こえてきました。
残りの三天王はどこにあるのか。
その取材から、渋谷エリアのチキン南蛮攻略の道は続きます。
ああ、美味しかった。
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