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012土から食卓まで器を通じて魅力を再発見する複合施設


店舗デザインラボです。日本中にある店舗のデザインを収集しご紹介します。
今回ご紹介するのは koyo base です。


店舗デザインラボ
建築家白井の趣味でも生業でもある店舗デザイン設計の過程で見つけた「いいな!このデザイン!」と思ったものをご紹介します。写真などの著作人格権のある資料は各ホームページのリンクを用意するので検索してみてください!


koyo baseは半世紀以上陶器製造事業を営んできた光洋陶器が器と料理の新たな出会いとして企画された器を主題とした複合施設です。デザインはATELIER WRITE+Zeltさん。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築しました。また、内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一されています。土岐市は良質な陶土により発展した日本有数のやきものの産地で、その陶磁器生産量は国内の過半数を占めます。土岐市を含む岐阜県南部東濃地方のやきもの「美濃焼」は、時々のニーズに応えて変化してきたため、その様式は多岐にわたり「特徴がないこと」が特徴ともいわれています。その特徴を逆に昇華することで空間のコンセプトに転換されました。

一階に商品倉庫、二階に商品体験施設の計画

LESSON

商材を分析して空間に転換させる


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