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#この仕事を目指すまでの私【学校での実習がきっかけになり…】〜広報チーム 福井誠也 編〜

みなさんはじめまして!
職員6年目の福井と申します。(協会の数少ない男性職員3名のうちの1人です)

初めの3年間は訓練部で飼育管理を担当し、その後管理部広報Gに異動、現在は広報担当として介助犬について、日本介助犬協会の取り組みについて多くの方へ伝える仕事をしています。

今回は私がなぜこの仕事に就いたのか、歩みを書いていきたいと思います。
文章を書くのが苦手なので読みにくいところもあると思いますが、良ければ最後までお付き合いください。

私は生まれた時からずっと側に犬がいる生活でした。
正確にいうと生まれた同時期にゴールデン・レトリバーの「ゲント」を保護したところから犬との生活が始まります。
同い年でもあるゲントは私の一番の親友と言えるほど、ずっと一緒にいました。
親に怒られた日、友達とケンカをした日、そんな時にいつも側にいてくれたのがゲントでした。
他動物や人が大好き、元気いっぱいのゲントは“止まることを知らない犬”というのが幼心の記憶ですが、私が落ち込んでいるときにはなぜかいつも側にいて寄り添ってくれました。
今思うと、ここで働いている最初のきっかけをくれたのはゲントだな、と感謝しています。

そんなある日、ゲントが12歳で他界しました。最初に見つけたのは私でした。身近ではじめての“死”を12歳の私には受け止め切れず人目も知れず泣きわめいたのを今でも覚えています。
その時に側にいてくれたのは数年前から共に生活している柴犬のコロでした。

その頃くらいから犬の素晴らしさ、犬にしかない特別な力を感じ、犬と共に人を笑顔にできる仕事がしたいと思い、色々と調べはじめました。
先ずはもっと犬のことを知る必要があると思い、トレーニングを学べる神戸の専門学校へ進学しました。片道2時間以上かかる道のりでしたが、先生方や仲間、そして犬達に囲まれた充実した学生生活でした。

私が通っていた専門学校は日本介助犬協会の法人会員にもなっており、毎年1年生の頃には実習として施設見学にくるプログラムがありました。(現在も毎年来てくれています。)
学生の頃は正直、介助犬??なにそれ?犬の訓練所??臭いし汚いし犬が可愛そうじゃね?!とただ“実習だから行く”くらいの気持ちでした。

が!!!!!!
施設に着いた時から目から鱗でした。
施設はとってもきれいですし、臭いも全くない、犬はすっごい楽しそうだし、、、
何より職員の皆さんが楽しそうに犬と話しているように接している姿に惹かれたのを鮮明に覚えています。今までの気持ちが一新されました。
そこからどんどんどんどん介助犬について、そして日本介助犬協会について興味が湧き、2度長期間の泊まりこみでインターン実習もさせていただきました。

研修生になったとしても職員への道が確約されていないことに心配と不安もありましたが、最後まで日本介助犬協会の職員のみなさんと犬との関係性が頭から離れず当会の研修制度の門をたたき、今に至ります。

研修生入学当時、社会常識を全く知らない私に対し、優しく、そして時に厳しく接して下さった協会職員の皆さん、いつも笑顔で見守って支えてくださるボランティアのみなさん、そしてたくさんの支援者のみなさんとの繋がりと感謝を忘れず、これからも頑張っていきます!
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
最後まで読んで下さりありがとうございましたー♪

本日より研修生募集も始まりましたのでぜひご覧ください!

介助犬1組の育成には240万円~300万円ほど費用がかかります。 みなさまのご支援をよろしくお願いします!