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【ここに行ったら犬の勉強できるんじゃね?】~訓練部 橋本友樹 編~

こんにちは。訓練部で主に繁殖を担当しています橋本友樹です。
今回は私が介助犬協会と関わるまでのお話ができたらと思います。
文章を書くのが苦手なので読みにくかったらすいません!
(小さい頃は茹でだこのようになってしまう程、人前に出るのも苦手でした…汗)

私は幼少期の頃から動物が大好きでした。
(確か小学校の卒業アルバムには動物園の飼育員、中学校では獣医さんと書いていたような気がします。)
そして動物の中でも特に犬が大好きでした!小学校からの帰りはいろんな所へ寄り道していましたが、当時自分の家では犬は飼っていなかったこともあり犬を飼っているお宅に寄って犬と触れ合ってから帰るなんて日々を過ごしていました。

高校に入ると部活に明け暮れる日々を過ごします。ほぼ、部活の思い出しかないかもしれません。学校は文武両道を掲げていましたが…私はそんなことはできず…
部活はラグビーをやってました!今の私からは想像できないですよね(笑)

そんな感じで高校生活を過ごしていましたし、頭もついていけなくなり「獣医さん」という夢は早々にあきらめていた気がします。
そんな私の進路に影響を与えたのはテレビでやっていた盲導犬の特集です。番組はいくつかあったと思いますが、きっかけは〇〇〇〇奇想天外ですね。
高校卒業後は盲導犬の道に進もうと進路相談票にもそのように書きましたが、担任の先生と親からは大学には行きなさいと言われ大学進学を選択します。とは言え、どこに行ったら盲導犬の道に進めるんだろうという事ばかり考えていました。そんな時に通学で使っていた駅の柱に犬が大きく写っている大学の看板を見つけます。単純な私はここに行ったら犬の勉強できるんじゃね?くらいの感じで進学を決めました。

私が通い始めた大学はサークル活動が盛んでした。動物福祉を考えるサークル、野生動物を研究するサークル、環境教育を考えるサークルなどいろんな活動をしていました。その中で私は犬のトレーニングを勉強するサークルとボランティアサークルを最後まで続けていました。トレーニングを勉強するサークルも名前だけでたまに顔を出すくらいでしたが…(最初は他にもいろいろ入りましたが最終的にはほぼこの2つしかやってなかったです。)

サークルの活動で当時高尾に事務所があった協会の見学会に参加して、恥ずかしながらそこで初めて介助犬という存在を知りました。
その時はそれで終わってしまったのですが、3年の時にアルバイト募集のチラシが大学に掲示されていました。私としては犬に関われるアルバイトなんてこんないい話はないと思い、すぐに応募し雇って頂きその後、研修生、職員になることができました。

あの時、テレビを見ていなかったら、担任と親に大学進学と言われていなかったら、自分が通った大学に行っていなかったら、あのサークルに入っていなかったら、バイトをしてなかったら、大事な仲間に出会っていなかったら今の自分はいなかったかもしれません。
あの時大学進学を勧めてくれた高校の先生、親に感謝ですね。
全てがそろったからこそ日本介助犬協会にたどり着いたのだと思う今日この頃です。

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