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土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.38

 土木技術者のみなさんこんにちは!教育小委員会の和田です。
2023年度を迎え、期首のキックオフ、異動や入社に伴う歓迎会など、対面飲み会が増えてコロナ禍が収束していることを実感します。そして、楽しいお酒を飲みすぎた翌日は、少しウエストがきつくなっているのをベルトで誤魔化しているのを実感する今日この頃です。

そんな状況で今回紹介するリンク集は「国土地理院HP」です!

 国土交通省の特別機関で、我が国唯一の国家地図作成機関である「国土地理院」のホームページです。国土地理院の使命は、正確な位置と新鮮な地図を国民に届けること。国土を測る・描く・守る・伝えるの観点から、サイトが構成されています。
 国土地理院が管理する基準点・測地観測データのダウンロードや地図・空中写真・月面写真等の閲覧が可能な他、ハザードマップ等の防災情報・災害発生時の観測データの発信まで、高精度の情報が詰まっています。

このサイトを紹介してくれた畑委員のコメントです。

BIM/CIMに関わる業務をされている方は国土地理院ホームページを頻繁に利用されているのではないでしょうか?私もBIM/CIMの基礎を学んだときにこんな有用なデータが無料で利用できるのかと驚きました。
国土地理院が提供している基盤地図情報は会員登録が必要ですが、無料で利用できるようになっています。特に数値標高モデルから5mメッシュ標高データをダウンロードすればBIM/CIM上で簡単に現況地形を作成することができます。また、地図・航空写真等は表示した部分を画像として保存ができます。
少し階層が深くてわかりずらいホームページ構成にはなっていますが、ぜひ、一度閲覧してみることをオススメします。

当サイトのコンテンツが多く戸惑う面もありますが、個人的なお勧めサイトを紹介します。

【位置の基準・測量情報】にある「測量計算サイト」

 緯度・経度と地心直交座標の相互換算、距離と方位角・方向角の計算、世界測地系座標変換などの計算ができます。
 土木の現場で日常的に使う計算から、測地系変換までは馴染みがありますが、地殻変動前の座標値変換、重力推定値、地磁気値計算はハードルが高そうでした。
簡易測量計算や、測量成果報告書のチェックにも使えそうですね。


【地図・空中写真・地理調査】にある「月の地形図」

月周回衛星「かぐや(SELENE)」 が取得したデータを用いて作成された「月の地形図」です。
「自由に回転させることができる月球儀のような全球の赤色立体地図」をグルグルしていると、ストレス解消(?)になります。


【防災・災害対応】にある「ハザードマップポータルサイト」

災害リスク情報などを地図に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」と、各市町村が作成したハザードマップを閲覧できる「わがまちハザードマップ」を公開しています。
「地形と自然災害には密接な関係がある」からこそ、地震・台風豪雨・火山・外国の災害についても情報を発信しています。
まさに災害発生時には、自分だけでなく親族の居住地域の災害情報を集めることができ、必要なサイトと感じました。

このように、身近な情報から、仕事に役立つツールまで多くの情報があるホームページです。是非ご利用ください。

 教育小委員会では、若手技術者育成に役立つ簡潔な動画の作成や、既存のコンテンツの紹介などの活動し、広く公開する活動をしています。

引き続きよろしくお願いします!

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