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土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.42

全国の土木技術者のみなさん、こんにちは!土木学会教育小委員会の宮田です。

連日暑い日が続きますねー、ここまで暑いと溶けてしまいそうです。都心部でも最高気温が35度以上の日が続いています。7月12日には東京・八王子で39.1℃と、2023年の国内最高気温を記録しました!?体温で考えると寝込むレベルの高温ですね・・・。

ちなみに少し調べてみましたが、日本国内の過去最高気温は2007年8月16日、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9℃を記録したのが最高だそうです。これは1933年7月25日に山形で記録した40.8℃を74年ぶりに更新したとのこと。まさに酷暑!!ニュースでもコメントされていましたが、『命にかかわる暑さ』、ですね。

建設業の現場で考えるとこの時期に注意しなければならないのはやはり『熱中症』ですね。報道でもありますが、現場の作業員が熱中症で亡くなるという痛ましい事例も発生しています。作業環境に対する工夫、個人レベルでの対策・工夫で熱中症にかからないよう、気を付けて作業しましょう!(日常生活でも注意!)こまめな水分・塩分補給は基本です。

さて、8月に入りお盆休みも近くなってきましたが、若手技術者の皆さんは他にも気になることがあるのではないでしょうか。
そう、一級土木施工管理技術検定試験!一次試験の合格発表が8月9日ですね!受験された方、手ごたえはいかがでしょうか?一次試験をパスすれば、今度は二次試験が10月1日です。資格試験の勉強に、まとまった時間が取れる長期休暇の使い方は重要だと思います。リフレッシュのための遊びの予定を立てるのも大事ですし、試験スケジュールを考慮し、計画的に勉強してぜひ合格を勝ち取ってください!

そんな若手技術者のみなさんの勉強の助けになるよう、教育小委員会ではクイズ動画を作成しています。第7弾は『図形の断面性能の式』です!

「若手土木技術者に贈る動画クイズ No.7 ~私たちがよく使う形状の図形の断面性能について~」

いかがでしたか?今回はH型鋼の断面性能の算出式についての出題でした。現場の仮設工、例えば切梁腹起し、仮設桟橋等で良く使われる材料であり、それらの構造計算で断面性能の算出は必須となります。断面性能の算出式の詳しい解説については、土木学会の「構造力学公式集」に記載があります。H型鋼の形状以外にも各種形状の断面性能の公式が載っていますので設計計算の実施時、設計成果の確認時には必需品です。また、土留め工や仮設桟橋の設計等については、土木学会の「仮設構造物の計画と施工」や、「土木施工なんでも相談室[仮設工編]」が参考になります。ぜひ確認してみてください。

教育小委員会では、若手技術者育成に役立つ簡潔な動画の作成や、既存のコンテンツの紹介などを広く公開する活動をしています。
引き続きよろしくお願いします!

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